さてさて、この風籟(FURAI)をどう搭載したものか。
FURAIは2008年にマツダがデトロイトショーに出品した実走できるコンセプトモデルで、ネットをググると画像、動画が多数見つかると思いますがクラージュC65のシャーシをベースに米国という土地柄、3ローターエンジンをエタノール専用として搭載。実に450psを叩き出したとあります。
笑えるのはどう見ても速そうなポルシェにカメラを搭載してサーキット撮影するのですが、その速度差が歴然でカメラが全く追いついていない事(笑。
音も独特で鳥肌が立つような感じ。大気の流れをテーマにしたデザインコンセプトカーは伊達じゃなく見えます。
RC用ボディを見てもソレは随所に見られ、いかに効率良く空気を切り裂くか、そしてダウンフォースに繋げるかを追求したようです。
リア周りを見るとシャーシ搭載を難関にしてるボディ中央部のガクッと落ち込んだ「溝」は直進性に寄与してると思います。
逆にタイヤハウスはフォードのGT40を彷彿とするグラマラスさを持ちながら、ボディ後端は全てダックテール化されており、EPの速度域ではメインウィング無しでも十分なダウンフォースが得られそうに見える位です。
「大気の中を流れる」事を目指したこのボディ、何とかして搭載に漕ぎ付けたい!