先日のアクセラ・ディーゼル(MT)に試乗してからインパクトにあてられっぱなし。
そんな中、ニュースで災害時の燃料補給の話しが。
先の東日本大震災の時、我が家の周りもガソリンスタンドへの補給が滞りました。
殆どのガソリンスタンドは販売終了で閉まり、空いてる店も数百台もの列が(凄かった)。
でも購入できるのは1台10Lの制限、待ってる間に燃費の悪い車はヤバかったと思います。
幸い、当時は出向先で聞いた僻地のガソリンスタンドが辛うじて営業してたので、行く度に満タンで難を逃れました(街中のGSはほぼ壊滅でしたね)。
当時は電気もギリギリ、計画停電で多いと日に二度も消えました。
少ない電気、最近流行りのプラグイン車(電気)は普及すれば発電所への負担もバカにならないかな。
そんな中、実はガソリンスタンドに軽油って結構残ってたんですよね。
「軽油のみ」のプラカード掲げて対応するの見掛けました。
そう考えたダケでもディーゼルエンジンの経済性と入手性の良さは、災害時でも心強いものに感じます。
さすがに昔と違って電子制御ゴテゴテのため、バッテリーが無くても押し掛けで動くとは行かないでしょうが...。
ニュースでは、先の震災のようにタンクローリーがガソリンスタンドに輸送できなくなった時のため、自衛隊が「軽油」を運ぶ緊急インフラの整備に取り掛かったというもの。
ピクっと反応したのは、ガソリンではなく軽油だという事。
非平常時を考えると、軽油で動けるパワーソースって魅力が俄然増して来ます。
何度も当blogで書いた親戚は新潟県中越地震で約2週間、十日町(新潟県)で自宅半壊のために小雪舞う中を車内で家族が暖を取りました。
この時は一切の燃料が入手不可だったとの事。
当然、家にも入れず電気も得られなかった。
インフラが復旧するまで、どれだけ長く車を活かせるかと考えると軽油って魅力的に感じます。
過去、オイルショック時に日本の芽吹いたモータリゼーションを守るためディーゼル規制の緩和で多くの人が救われた。
その後、一転して悪者(国の規制操作が悪かったと感じます)化されましたが、この自然災害の多い国にディーゼル車は多くの可能性を残してる気が。
そんなディーゼル悪説を引っくり返すようなSKYACTIVE-Dの登場は素晴らしいと感じずにはいられません。