日本では初めてでしょうか。
自動車事故対策機構のHPに「衝突軽減テスト」の結果が出ましたね。
先日、某TV番組でこうした実験を行ったと話題にしたばかりだったのでビックリ。
でも試験結果を見て更にビックリ、というか恐怖感だらけに(怖。
詳細結果も出てますが、各項目の「動画」も車種別に見れる。
これが結構「怖い」!!!
ざっと見た印象ですが、衝突を回避できるのは概ね20km/h辺りまで!
30km/hで静止障害物を除けられる車は本当に限られてくるんですね。
軽自動車はこの段階で全車アウト(突っ込んでます…)。
軽以外では重量のあるSUV系がほぼ同じように衝突してますねぇ。
比較的優秀なアイサイト搭載車(スバル)達ですが、フォレスターが微妙に当たってる位だから重さがあると難しいって事なのかなぁ。
動画的に迫力なのはNXとアウトランダー、巨体が豪快に…(汗。
意外に早々にアウトしちゃう感が強いのが日産勢(スカイラインを除く)。
個人的に「ぶつからない」を大々的にアピールしてる感が強いメーカーだけに「う~ん」です。
これまた個人的に注目してるマツダ勢は、謳い文句通り(4~30km/h)に30km/hを超えるとアウトで残念。
さらに、相手も動いてると回避するのはかなり難しいらしい。
殆どの車が衝突を回避できていない。
先日のTV番組に出てたボルボのV40がいかに優秀かに頭が下がります。
こうした機能を搭載した全ての車が網羅されてるワケではありませんが、これだけの台数をテストしたというのは意味が深いと思いますね。
やはり「ぶつからない」という表現は過信し過ぎ、ほとんどの場合はダメージが減る事はあっても「回避」はできないと考えるべきか、と。
今後もこうした試験が重ねられれば、車を作るメーカー側の熟成度も加速するのではと期待しちゃいます。
でなければ各社がアピール始めてる「自動運転」なんて怖くて信用できない。
う~ん、やっぱり車を止めるのは運転者のブレーキだけって事なのね。