スズキの 「エスクード」 に新エンジンが搭載された。
海外では既に 「VITARA S」 のネーミングで販売中の 1.4L ターボエンジンモデルが、やっと日本にも入ってきた形ですね。
以前試乗した 「エスクード」 は1.6Lの旧スイフト・スポーツ と同じエンジンで、軽快感はあったものの、トルクフル(力強い)という印象は薄かった。
今度はターボなので、常用回転域からの扱い易さが期待できそう。
海外仕様と異なるのは ハイオク仕様から レギュラー仕様へと燃料が変わってる事。
燃費は16.8km/L(JC08) だそうです。
1.6Lより僅かに悪い数値ですが、僅差ですね。
1.4Lターボ仕様は海外とほぼ同じ。
ライト周りや、室内の各部に 「赤」 のアクセントが多用されてるのも特徴です。
フロントグリルが横基調だった1.6Lに対し、立体感ある枠型に変わって精かんな顔つきになってます。
室内はオーディオがワンランク上になってるそうです。
走行システムは、1.4Lターボに 6速AT が組み合わされる 流行に沿ったもの。
実際この6速ATは反応が良く、CVTのダルでノイジーなのに抵抗ある方には朗報になりそう。
勿論、スズキ独特の 「ALL GRIP」 が標準装備。
舗装路から雪道まで、様々な路面を楽しくカバーしてくれるソレは 得した気分になれるフルタイムAWDシステムです。
スズキというメーカーのイメージからそんなに売れないかもしれませんが、「エクストレイル」 や 「フォレスター」 「CX-3」 辺りなら比べてみると面白いかもしれませんね。
荷室も結構広いし。
ちょっと気になるのはお値段。
260万弱ってのは、1.6Lモデルと比べてもちょっと高い気が…。