先日、「急に CX-30 が入りましたー」とディーラーから電話を頂いた。
「MAZDA 3」も速攻で試乗車が配備されたオートザム愛川さん、「CX-30」も早い!
3の時に 「噂の CX-30 が多分本命になるかと」 と連呼してたのを覚えていてくれたらしい。
「CX-30」はソウルレッド で雨汚れは付いてたけど、美しく鎮座してましたw
まだ登録できてないので試乗は不可でしたが、30℃を超える気温に 「車内暑いですよね。自由にエンジン掛けて結構です」と。
走れませんが、エンジン回せるだけで 車内の音とかもチェックできるので良かったです。
BOSE装着車(私はノーマルが好み)でしたが、やはり既存車種と比べてもかなり満足度が高い。
運転中にBGMが欠かせない当方としては、かなり高得点。
車内の仕立ては、大概の同クラスを軽く凌駕する作り込みに驚かされます。
兄弟車の 「CX-3」 や、兄貴分の 「CX-5」 と比較しても全く見劣りしない印象です。
気合い入ってますね、第二世代商品群!
今回入庫したのは 「CX-30 18XD AWD Lパッケージ」。
私が欲しい条件とする、「クリーンディーゼル」 「AWD」 「SUV」 という全ての要素が偶然にも満たされた「理想形」でしたw
「CX-3」 で残念だった後席は、背もたれがやや立ち気味なのと、着座位置から天井の横が少し顔に近い感じが微妙ですが、明らかに快適性向上が判ります。
既存車種で何故か国内モデルでは省略される事が多かった、後席足元ベンチレーターもしっかり装備して快適性に寄与。
勿論、3より高くなった室内高で、前席も開放感が高まってます。
横幅があるので、感じとしては「CX-3」 が広がったというよりも、「CX-5」 をスポーティーにしたって印象かなぁ。
メーター類やセンターモニタ、ヘッドアップディスプレイは 「MAZDA 3」 に準じますが、その圧倒的なクゥオリティは最上位の 「CX-8」 も凌ぎますね、いやはや(汗
実車を目の前にすると、ともかく圧倒されるのが「タイヤ部の大きさ」。
実際にタイヤサイズも大きいのですが、例の極太のフェンダーモールと相まって圧倒感がハンパ無いです!!
この見た事無いほど大きなモール類には相当懐疑的でしたが、実車を見て180度印象がひっくり返されました。
「う~む、いやいやコレはコレで アリだなぁ」ってww
最近のマツダ車は、ネット等での画像や動画と、実車を目の当たりにした印象ギャップが大きい傾向を感じます。
なので、やはり間近で見て欲しい 「美しさ、存在感」 に意味がある気が。
恰好がイイ、ワルイのベクトルで語るなら、それぞれ印象は異なるのは当然。
ただ、「美しいか否か」 という、元来 車には語られることが少なかったベクトルで言うなら、これは多分「美しい」 となるのかな。
何というか、車というより 「美術品」みたいなw
否定的な表現するなら、実用車(室内が広いとか荷物が多く詰めるとかの生活臭の強い要素)としては、近年のマツダ車は二流だと思う。
持つ事の喜びとか、運転する事の楽しさ(速さとかではない)に気付いた人に向けての、ちょっと変わったアプローチこそが、恐らく今のマツダが目指す方向。
万人ウケする車じゃないけど、ちょっとクセのある方が愛着湧いたり、楽しいのは車も一緒。。。。多分w
小さな会社だけに、頑張った成果を逐次投入する牛歩展開も好印象。
大企業のようにバーン!と凄い事をやる事はできないけど、恐らく国内で数少ない技術屋が生み出す車の一つであり、飽きにくい車にもなってるかも。
自動車って工業製品 だから「コレが正解」ってのが無いのでイイと思う。
そんな沢山の選択肢の一つにマツダが残ってくれれば、楽しいかなって改めて思った次第。
「CX-30」 、販売が振るうか否かは判らないです。
でも、マツダにまた魅力的な選択肢が増えた事を、実感伴い嬉しくなった日になりましたww
以下、ぶら下げていった古いデジイチで気まぐれに落としたシャッターを羅列。
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