今朝、のそのそと起き出しTVをつけると カーグラフィックTV再放送枠で 第534回が!
あの 小林 彰太郎 さんの、DATSUN 研究をまとめた貴重な放送ですよね。
初回放送は約20年前。
恐らく、日本最初の自動車生産の、いわば 現「日産」 のルーツを紐解く貴重な資料番組です。
DATSUN の名前の由来とか、日産に携わってる人のどの位が知ってるのか想像すると面白い。
かなり前に見た番組なハズなのに、改めて見直すと気付く事が多い。
先の 「ヘリテージコレクション」 で、所蔵車の中で最古と紹介された 「フェートン」。
なんと番組中にちゃんと登場してたんですね(汗。
当時は日産本社にあった「フェートン」、今は 日産座間 で 後の後輩達と一緒に休んでる。
このところ、DATSUN漬け(笑)な自分なだけに、余計にこの 志高いブランド に想いが巡ってしまう。
今は新興国向けのベーシックグレード群に使われるのみになった 「DATSUN」。
「ダッツン」 と呼ばれ、大ヒットした北米でも 多分もうこのブランド名は使って無いと思う。
「それでいいの?」
ある意味、日本の自動車産業の草分け的な意味を持つ 「ブランド」。
何かしらの形で、日本国内に残ってて欲しいなんて思ってしまうのです♪
中途半端に存在感無い 「インフィニティ」 の国内状況を考えると、今の日産(国内向け)にそんな余裕は無いだろう事は容易に想像できるけど。
それでも、「見てるのは未来だけじゃない。伝統を守る先にある日産!」 みたいにアピールできれば、メーカーの印象も変わるかも。
少なくとも、今の 「何となく売れる層にだけ注力」 的な 「誠意」 がなんとも感じられない 「日産ブランド」 の 「諦め的」 なものよりは、もっと輝いてくる気がするのです。
「軽自動車」 は素晴らしい。
「ミニバン」だって立派だし。
でもそれ以外はどれも インパクト 、「訴えるものが何となく微妙」 ってのは 如何なものか。
フランス政府の介入により、ゴーンさんも頭が痛い 「日産」。
今後は、より自立する必要に迫られると思う。
「日産」 と 「DATSUN」、ダブルネーム の住み分けは より強いブランドイメージを持てそうな気がするのです。
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