草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

明日はPTA問題オフ会♪ →参加しました☆

2019年07月26日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

明日は、PTA問題をわいわいがやがや呟いている、ツイッター仲間のオフ会です。

超楽しみ!

久しぶりに、夜の会合です。
今日はアルコールを抜いておきました☆

*** 190726 追記です ***

時間がたってしまったけど、簡単にレポートします。

都心のビルにあるお洒落なレストランで、オフ会は開かれました。小ぢんまりとした半個室に入れる最大人数を予約したら、なんとまぁギュウギュウに!

オフ会なので、顔とハンドルネームを一致させるよう、全員が揃ったところで自己紹介。PTA問題にかける思いなども語っていただきました。

本当、PTA改革に頑張っている方、頑張った方、成果は出せなかったけどあがいた方、色々いて思いや情報の交換をしました。途中で三々五々席を移動したりもしました。

ただ、私は気持ちよく酔っぱらってしまったので、話の内容までは余りよく覚えていません。てへ。

だめだめ幹事で申し訳ないです。一緒に幹事をしてくださった方、ほんとにありがとうございました。


第3回PTAカフェに参加してきました

2019年07月15日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

今日は、練馬区の有志がおこなった第3回PTAカフェにお邪魔してきました!主催は、練馬区議の高口ようこ(こうぐち・ようこ)さん達です。

こちらのリンクからは、過去のPTAカフェの開催報告が読めます。

地域の会議室で開かれたカフェの参加者は、高口さん含め17人。お子様連れOKの空間でワイワイと話しました。この熱気は、5月18日のPTAフォーラム並み!!現役PTA会長や元PTA会長が、何人も出席されていました。

今日の目的は、練馬区に良いPTAガイドラインを制定してほしいから、話し合ってたたき台を作ることです。

最初に、高口さんから練馬区の動きについて報告をはさみつつ、PTAに詳しい方・問題解決のため活動してきた方ら3人のお話やプレゼンテーションがありました。

  • 大津文書など、各地のガイドライン事例
  • 高口さんの話
  • 練馬区議会に陳情した方の話
  • PTAの歴史、理念、ガイドラインの目的

プレゼンの最後の一枚を、発表者の許可を得て掲載します。斜めで見づらくて申し訳ありません。

高口さんと同じ会派の「市民の声ねりま」の議員が区議会でPTAのガイドラインについて質問したところ、「やりません」と答弁があったそうです。練馬区小P連から要望があれば考えるとのことです(これは、社会教育法 第十一条と第十二条を見れば、理解できます)。では、小P連を変えるにはどうすればよいか?という命題が残ります。議員の立場からすれば、本当は政治が教育に介入するのはよくありません。でも、PTAは今変えたい。

ここから、喧々諤々の議論で盛り上がりました!

  • 町会の話
  • 地域の人はいい人なんだけどね、口を出さないで
  • PTAパワハラの話
  • 会長は孤独な話
  • 町会を変えると政治もPTAも変わる
  • 各クラスからPTAが意見を吸い上げ、クーラー設置が実現した
  • 声を上げることが、"荒らしている"になっちゃう
  • 総会の委任状は民主主義的ではなく、「議決権行使書」がよい

ノートからちゃちゃっと拾うだけで、こんな感じです。

PTAが変わる大きなカギは、学校長が握っているのが現実です。ですから、ガイドラインは学校長あてにします。そして、PTA会員向けには、別に小P連からガイドブックを発行するのはどうかというアイデアが出ました。私、世田谷区の「みんなで学ぶPTA」の話をしました。

ガイドライン自体は、5月18日のPTAフォーラムで、木村草太先生がおっしゃったPTA運営の2大必須要素を核にすることが合意されました。というのも、シンプルな方が皆に伝わりやすいという意見が出たからです。核になるのは…

  1. PTAは任意、を徹底すること
  2. 非会員差別をPTAからなくすこと

です。

高口さんが板書をしてくださって、最後にまとめてくださいました。これも許可を得たので貼り付けます。

高口さんの経験から、区役所は、お母さんは軽視するけど、PTAは重視するそうです。なのでPTAはあった方がよいとのこと。

う~む。PTAの意見集約機能と民主主義、試されるなあ。PTA会長がどこかの会議で発する意見は、はたして会員全体の意見だろうか?という問題は、付いて回ると思うからです。

今日の感想は、PTAを適正化するムーブメントが確実に起こってる!!数年前と比べてもだいぶ違います。嬉しいです。今日お会いしたみなさま、ありがとうございました。


ミニオフ会@荻窪キーマオキッチン

2019年06月22日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

今日は、東京は荻窪にあるタイ料理のお店、キーマオキッチンでミニオフ会がありました。東京オフ会はたいていここ。というのも、店主のキーママさんは、PTA問題に関心のある方なんです。

キーマオとは、タイ語で「のんべえ」という意味だそうです。今日はガパオライスを食べたのですが、写真を撮り忘れたので、別の日に食べた「トムヤムつけ麺」の写真をアップしま~す♪

女子7人で、しゃべるしゃべる。お題はフリーで、気軽です。

改革に頑張っている会長さんから、PTAを中から変えるため頑張っている方から、無理解な地域にお悩み中の方まで。また、PTAはやめて、放課後の子どもの居場所を作る準備をしている方もいらっしゃいました!

参加者のお話から、いわゆる「世間」というものに絡めとられているPTAや学校にもどかしさを感じつつも、確実に風は吹いていることを実感しました。

コンプライアンスをPTAにもたらすべく奮闘していらっしゃる方が、増えています。心強いです。


190518:PTAフォーラム~取り戻そう、自分たちの手に~

2019年05月18日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

PTAフォーラムを終えて、帰宅するところです。
写真は、やっと撮れた木村草太先生の質問タイム。肖像権に配慮して、パワーポイント画面のみで、会場の雰囲気がわからずすみません。

今日は、各新聞社のほか、東海テレビの取材まで入りました。
追って記事になるはずですから、ご参加できなかった皆様はそちらをお楽しみに!

第一部で、私は、パワーポイントを使った講演というものを初めてしました。ノートPCを持っていないので、実行委員の方にパワーポイントを操作していただきながら発表しました。
言葉、たどたどしかったと思います。

第二部のワークショップでは、いつもの感じで場を回せました。
参加者の関心が高く、スッゴク盛り上がりましたー!!あんなに充実した議論になったのは初めてかも。
PTA会長をしている方が、親が動くことで子どもに良い影響を与え、意見をあげれば政治が動く原動力にPTAをしたいとおっしゃっていたのが、めちゃくちゃ嬉しいです。これぞPTAの本懐!
もちろん、子どもの育ちを整えるのも本懐のひとつではありますが…

次の予定があるため、延長タイムに残らずに失礼しました。懇親会も、行きたかったな。

*** 190519追記です ***

東海テレビの放送予定がわかりました!

5月20日(月)東海テレビ「ニュースOne」(16:49~19:00内)

です。東海テレビ放送圏内のみなさま、どうぞお楽しみに。


家庭教育学級「PTAってなんだろう?」に参加してきました!

2018年10月18日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

今日は、友達の中学校までバスと電車で2時間かけて、家庭教育学級「PTAってなんだろう?」に参加してきました!

いやー、いつかパルシステムのワークショップでやりたいと仲間と話していたテーマなんです。これは価値がある!

PTA室で話し、参加者はぜんぶで7人でした。その中には拙ブログの読者がいらして、びっくりするやら嬉しいやら。「当日気が向いたら参加して」とプリントにありまして、飛び入りの方もいらしたようです。こういう良い意味での気楽さが、PTAにもっと増えるといいのにな。

自己紹介したあとに、フリートークでいろんなことを話しました。

部活の悩みや、教育現場の不思議、「なにかあったときPTAが学校との間に入ってくれる」というけど実際のところどうなの?で実例がでたり、学校は不都合を隠したがるけど変な噂のもとになるよね、支援学級児の運動会の参加のさせかたは疑問、本部で勘違いした人が威張って困る、などなど。

こういう話をPTA運営委員会でできたらいいよね、という意見にはみなさん頷いておられました。


NHKのニュース シブ5時「PTA女子会」に出ます。放送予定日は4/11(水)

2018年04月09日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

この間、NHKのニュース シブ5時「PTA女子会」の収録に行ってきました!PTAワークショップが新聞に載った関係で、生協pal*system東京の広報室を通じて、依頼があったのです。

三宅民夫アナウンサーの進行で、私を含む女性4人が、PTAについてあれこれしゃべってきました!待ち時間から盛り上がり、収録の1時間半、とっても充実しました。あと3時間はイケる!と笑いながら収録を終えました。

台本なしの進行とはいえ、三宅アナウンサーのするどい質問力のおかげで、PTA問題について深堀りされたんじゃないかなと感じています。

内容の濃い収録を、15分に編集するそうです!

放送予定日は、2018年4月11日、今週の水曜日。
ニュース シブ5時の放送枠は、16:50~18:10です。

やらかしてしまった、あんな失敗、こんな失敗はきっとカットしてくださると思うので…放送を楽しみにしています(^^)


コーラスフェスタ実行委員会で、世田谷区小P連の方から、個人情報の扱いについて言及がありました!

2017年05月17日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

先日、拙ブログにて下記の報告をいたしました。

これの影響に違いない!と思えることが、おとといのコーラスフェスタ実行委員でありました。

世田谷PTAコーラスフェスタは、参加小学校たちの自主開催なんですけれども、共催が、世田谷区立小学校PTA連合協議会(世小P)と世田谷区教育委員会です。あと、後援が世田谷区立小学校長会です。

そんな関係で、世小Pの書記の方が、いつもフェスタ実行委員会に出席しています。

来たる5月30日に、改正個人情報保護法が施行されます。そこで、個人情報の扱いを注意するよう、世小Pの方からお話がありました。…具体的なこまかな注意は、メモを取り損ねてしまいました…

おおっ!個人情報対応、きてるなきてるな、と思った次第です。


教育委員会に電話してみました

2015年04月14日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

ふと思い立って、教育委員会のPTAセクションに電話しました。

名乗り一発、
「区民の猫紫紺と申します。いつもお世話になっております」
これで、相手方の空気はだいぶやわらぎます。

PTA担当にかわってもらって再び名乗り、一昨年教育委員会を訪れて対話したことを話しました。(これ、ブログでは報告しなかったけれど)

その時お願いした、P連サイト(世小P)の改定が実現して、議事録が掲載されるようになったことを、感謝。一昨年に話をして半年後には、意味のないトップページが追加されていて要点は伝わっていなかったとがっかりしたのだけれど、最近確認したら、件のトップページは外されていた上に、しっかり意見が反映されていたのです。もう、うれしいんだから。

電話した主な用件は、世小P・世田谷区教育委員会合同発行のPTAのしおり『みんなで学ぶPTA(みんP)』に、もし改定があったら、送って欲しいというもの。

『みんP』に関する拙ブログ過去記事は下記リンクをどうぞ。

再発見!!世田谷区発行『PTAのしおり―みんなで学ぶPTA―』に、「自由加入が原則です」の記述が!追記有

改定はなかったそうなので、送ってもらうのは無しにしました。

雑談と称して個人的な事情や体験談を交えつつ、木村草太先生のご見解を紹介しつつ、以下の3点をお願いしました。

  1. PTAの法的位置づけを、『みんP』の冒頭に載せてほしい
  2. PTAの法的位置づけを、P連・教委合同開催のPTA研修会で紹介してほしい
  3. 『みんP』をPDFでいいから、世小Pのサイトに載せてほしい。透明性が高まる。

よくあるお役所答弁「貴重なご意見として承ります」ではなく、「個人の判断では対応できないので、検討させていただきますが、それでよろしいでしょうか」とのこと。これもよくある回答ですけれど、一個人としては「もちろんです」と答えるしかありません。「どうぞよろしくお願いいたします」とワンモアプッシュ(笑) 所要時間は5分ちょっと。

「運用でうまくいっていたとしても、明文化しておかないと、次代には継いでいけない」という点には賛同していただけました。

この時期、教育委員会にもPTAの苦情が寄せられるみたいです。
ご担当者からは(話せないけど、いろいろあるんだよね)的なニュアンスを受け取りました。


PTAの役員は、ついうっかり議案を「上に上げて」「学級に下ろして」とかいうけれど

2012年12月13日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

先日思うところがあり、現役役員の知人に電話して20分ほど
井戸端会議 レベルの議論をしました。

議論、といっても、固くなく、友好的な話し合いベースです。
意見は違っても、ひとって、共感しあうことはできるのだな~、と
不思議な体験をしました。 

テーマはやはり、自分が引っかかっている「入退会自由」の件。

これは、今年5月の総会で、わたしが提議した議案に
まつわる、しっぽの部分です。

 

  報告遅れましたが、規約細則の改定案は
  廃案となりました。決定事項です。

  昨日配布された、運営委員会だよりという
  書面での報告がさらっとありました。

でも、文書だけだと、細かいニュアンスが伝わらなくて。

いろいろ聞きたかったのもあって電話しました。

先日たまたまPTA室を訪れた際、役員書記が
次年度の自校版PTAのしおり「なるほどPTA」の
編集会議をしている風景を目にしたからです。 

去年、わたしが、この「なるほどPTA」の編集会議の時に
ちょっと遅れ(自分が悪いのですが)
PTAの理念と目的を説明するページに 参加できず
意見表明できなかったことに、悔いが残っていました。

今年、自校の単P内部で揉んで、PTAの入会届整備や
任意団体だということを周知しない、という
決定をしたことを知っていたので、ここにも載せることはないだろう、
とわかりつつ、電話せずにはいられませんでした。

だって、教育委員会+区PTA連合会の共同発行の
「PTAのしおり」 で、きっぱりと
PTAは自由加入の団体です、というようなことが書いてありました。 
(これ、別エントリ立てます)
この部分を、今年度役員にお知らせしたかったのです。 

 

ですが、電話の相手の話によると、
ことしの、役員会および役員+各委員長の会議において
議案を揉んだ過程で、上記の「PTAのしおり」は参照したそうです。

そして、わたしの意図は汲んでくれたそうです。

でも、学級PTAにはその議案は「下りて」こなかったんですよね~・・。

  理由?
  「PTAは任意団体/入退会自由」ということを 
  周知させたくないから、ですって。 

という背景がありつつも。

 

電話の相手の言い分。

(1)
「なるほどPTA」に「PTAは任意団体」という事実を載せるには
役員会および役員+各委員長の会議で意見をもんで、
学級PTAに下して意見を吸い上げなければならない。
だけど、もう年末で、「なるほどPTA」発行は目前である。
間に合わない、との由。

(2)
直で電話していること自体、変だ。
私は個人としてこれを受け入れて行動することはできない。
意見があるなら「ご意見箱」に一筆入れてほしい。
ご意見箱は、立ち寄りやすい1階に場所を移したから…、との由。


(1)、事情はわかります。
(2)、民主主義の手続き論として、これももっともです。


電話の相手は、なぜか、
組織の上下関係には神経を使うタイプのようです。
まぁいいんだけどね。わたしよりは硬いタイプ だなぁ。

 

前置きがながくなりましたね。

教委+P連が発行している「PTAのしおり」6ページ目の
PTAの組織図を見ると、横になっています。

(『PTA再活用論』川端裕人、2008、p36)にもこのこと紹介されています。

なおかつ、日Pの木村理事に3年近く前電話したところ
「上も下もない」と力強くおっしゃっていました。 

 

ですが、現実は。
PTAを運営している役員にとって、上下意識は芽生えてくるようです。

 

  「自分と相手は対等である。
   たとえ、知識や経験の差はあっても。」

 

というスタンスで民主的なPTAを運営していってほしいものです。


フォーラム・PTAは「新しい公共」を切り拓けるかTwitterまとめ

2010年08月14日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて
ネットで知りました、

1週間前に、東大・福武ホールで行われた
フォーラム・PTAは「新しい公共」を切り拓けるか
に関連して、Twitterで発信されたつぶやきをまとめたサイト


Togetterの
フォーラム・PTAは「新しい公共」を切り拓けるか

がありました。

本番当日4日前からのつぶやきが載っています。



tomate_heijouさんというかたがまとめて
下さったそうです。
つぶやきを整理してくださったお手数に感謝!です。

PTAフォーラム帰り

2010年08月07日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて
東大赤門。

PTAフォーラムの帰りです。


撮影直前に、登壇者の

岸さん、寺脇さん、早川さんが
お通りになりました。
長丁場ありがとうございました。


急いで駅に向かう途中、お3人を
追い越したので
気さくな人柄とお見受けした岸さんに、
「今日はありがとうございました」
と、思い切って声かけしました♪


岸さんは

「いや~!、やってよかった」

とおっしゃっていました(^O^)/

紙の署名用紙を印刷しました。

2010年08月05日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて
キャンプから帰って2日目の今日、
印刷をお願いしていた
「PTAの入退会自由に関する請願書」の
署名用紙 兼 署名TV案内チラシが刷り上がって来ました。

これを、許可をいただいて
フォーラム
「PTAは「新しい公共」を切り拓けるか」


に置かせていただけることになりました!


モノクロ両面印刷の地味な用紙ですが、

もしも、会場へいらっしゃるかた、お目に留まりましたら
お手にとってご一読下さると幸いです。

ごそっと持って行って頂いても構いません。


なお、このPTA署名のチラシは、
PTA問題に関する署名活動のページにも
PDFでアップロードされています。

フォーラム「PTAは「新しい公共」を切り拓けるか」に行ってきます

2010年08月05日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて
フォーラム
PTAは「新しい公共」を切り拓けるか
大人の元気が子どもの元気!


の開催が、いよいよ明後日です。

8/7(土)10:00~16:00
東大本郷キャンパス内 情報学園・福武ホールにて


PTA、地域、コミュニティ、教育、新しい公共・・。

難しそうなテーマですが
国の方向性を決める立場の方が参画されることも有り
深い議論が聴けることを楽しみにしております。

ただでさえPTAの負担であえいでいるPTA保護者が、
本当に新しい公共を担えるか、という疑問は残ります。

ですが、そこは、『PTA再活用論』で、PTAは「任意団体」であることを
世に知らしめてくださった川端裕人氏が、
しっかりと説明して下さることと期待しております。



      


フォーラムの趣旨

かねてより、PTAは学校・家庭・地域の接点として、学校教育、地域の活性化に大きな役割を期待されてきました。
今回、円卓会議より「新しい公共」が宣言され、「PTAの活性化によるコミュニティ・スクール(「学校運営協議会」制度)への道」が提唱されました。保護者や生徒だけではなく、地域住民が参画し、学校運営から教職員の人事にまで意見を述べることが可能なコミュニティ・スクールを日本各地で導入、発展させていくために、PTAはさらに大きな役割を担うことが期待されています。一方、PTA活動に参加しにくい保護者、役員の選出など組織維持に苦労するPTAも少なくありません。そんな中、PTAが「新しい公共」をみずから体現し、地域とともに子どもの育ちと学びによりそう豊かなコミュニティを培うためには何が必要でしょうか。PTAが秘めた大きな可能性を引き出すための方策は?教職員にとっての望ましいPTAのあり方は?
「新しい公共」の地平を切り拓くPTA像を議論します。

      


趣旨はなんだか固いのですが、

下記の「提言」は趣旨より具体的になっています。

そしてより砕けた文言になっています。

「趣旨」よりも、より現実を見ている印象です。
そして、未来への希望・・。

こちらも、貼り付けします。

      


提言:「新しい公共」の中でのPTAのあり方。そして、学校運営協議会との関係について


◎保護者と教職員は――
PTAが、保護者と教職員が相互に資質を向上するための社会教育関係団体であり、入退会自由の任意の団体であるとの自覚を、まずしっかりともち、会員であることのメリットを最大限活かしましょう。


学校主催の保護者会をPTAの会合と混同する場合が多いようです(特に保護者会員は)。たしかに、年度初めの役決めや、PTAの各種連絡が、保護者会の時に一緒に行われることが多いので、混同するのも無理はないんですけどね。でも、区別しておくのは意外と大事。


◎各学校のPTAは──
加入を義務ではなく機会と捉え「やりたい人がやりたい時」にできる仕組みにしたいなあ。入退会の自由は当然のこととして、できない人ややりたくない人の意向も尊重し、同時にやりたい人の参画機会を拡大したいなあ。


会員である保護者や教職員に元気とやりがいをもたらす団体になれるなら最高。結果として「子どもの元気」に還元できるからね。


まずは自分の子の学校関連の活動を大事にしよう! 悩みや問題は常に現場にあるからね。P連や地域、行政などとの連携は、その後で検討。「連携」にばかり労力を吸い取られ、自分の子らのことがお留守になってしまったら本末転倒ですから。それゆえ、PTAがかかわる「連携」は、会長や役員以外の代理出席を認めたり、ゆるやかなネットワークであってほしいな。


PTA会長が学校運営協議会への参加を要請されたら、「PTA会員を含む保護者全員から募ってください」と言ってみよう。その上で、学校のガバナンスに自信があったり、興味のある会長さんなら、自分も立候補しよう!


◎PTCAへの展開は──
地域の人たちにも門戸を開きPTC(Community)Aを目指す事例が増えているようですね。保護者会員、教職員会員の他に地域会員がいて、お互いに学びあい、成長しあえるのは素晴らしいです。この場合も、入退会の自由を当然のこととして、意欲ある人の参画機会として発展すれば、その地域には学校を中心にした新しい公共の花が咲くにちがいありません。


PTCAにも、PTA同様、「肌に合わず」参画したくない人がきっといます。PTCAとは別のルートで、子どもの学びと育ちに寄り添い自らも学びたい人も。既存のPTAもPTCAも、そういった人たちとお互いに尊敬しあえる関係を樹立する努力をしたいなあ。


◎市区町村・都道府県のPTA連合、および日Pは──
個々の学校のPTA支援を第一にしてほしいなあ。PTAの正常な運営のために、ヘルプデスクなどを設置して、運営に悩む役員だけではなく、PTAを重荷に感じる人、PTAに悲鳴をあげている保護者の援助も行ってくれたら素敵! きっとできるはず!


いろいろな信条の人が入っている会なのだから、政治的なことは会員すべてにはかってほしいなあ。


◎各学校・教育委員会・教育委員会事務局・文科省、その他の行政当局は──
保護者代表というと、すぐにPTAと連想するのをやめましょう。PTAには、非会員の保護者が含まれないし、教職員会員もいるのだから。PTAを苗床にして「人材」は育つかもしれないけれど、PTA自体を保護者代表というのには無理があるからです。


学校運営協議会の保護者枠もPTAの充て職にするのではなく、広く保護者全体になげかけてもらえたらいいなあ。PTAが上部団体に加盟している場合は、特に忙しすぎますし。PTA会長や役員に学校ガバナンスへの参画を要請しても、それに応えられるのは少数で、出された意見を追認するだけで終わってしまうかもしれませんよ。それでは、ガバナンス、とは言えませんよね? それに、保護者全体に門戸を開けば、学校運営協議会への参画感が増すのもうけあいです。


学校運営協議会の規則をつくる教育委員会は、協議会委員に、法律上は可能な「生徒(中学以上の場合)」を加えてほしいなあ。我が国は、「子どもの権利条約」を批准しているのだから「子どもの意見表明権」が、学校ガバナンスの現場でも保障されると素晴らしいです!


2010年8月7日 フォーラム PTAは「新しい公共」を切り拓けるかに寄せて
首謀者一同(呼びかけ人代表):川端裕人・岸裕司・寺脇研・吉田博彦

      


ひよっこのわたしですが、ご縁があり、ちゃっかり
呼びかけ人のはしっこに加えさせて頂いております(照)。

シンポジウム「これからのPTAのあり方」:紹介ブログ

2010年02月15日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて
先日2/11(木)に横浜市教育会館ホール
で行われた
シンポジウム「これからのPTAのあり方」

を紹介しているブログが、いくつかありますので
リンクします。

      


文部科学省生涯学習政策局・社会教育課長さんが、教育委員会や校長に(PTAは)任意であるとの意識を広めたいと述べる(シンポジウム「これからのPTAのあり方」より)

アンケートの図表の一部と、
当日、川端さんが中継されたTwitterを
内容が捕逸・整理されています。


      



シンポジウム「これからのPTAのあり方」に参加した
SHEBA・シーバ さんのブログ
ルーム ブログ 学校のこと!しゃべりすぎちゃいかん? PTAって?
PTA会長をされている男性のようです。

当日の感想と、内容のまとめがご覧になれます。


      



[PTA] シンポジウム「これからのPTAのあり方」
cryptwell さんのブログ
モータースポーツ、ときどき、日常

シンポジウムの流れを、的確に整理されて
いらっしゃいます。


      



わたし、中座しましたが
知人に頼んでシンポジウムの様子を録音しました。
音声データが欲しい方、コメント欄にて
メールアドレスと共にご連絡下さいませ。

 ※ コメントは承認制にしてありますので、
 アドレスがありましたら公開いたしません。