ついに大学生になった娘、いまはコロナ禍のためオンライン授業で通学がなく、大学生になった気がしないそうです。
今日、娘は独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学生になることが確定しました!嬉しいです。給付型奨学金は令和元年に法整備ができた制度で、貸与型と違って返済の必要がありません。その代わり、家庭の所得制限と本人が勉学に真面目に取り組む必要があります。
私立大学に自宅から通学する場合、月額約25,000円が支給されます。
このほか、振込済みの入学金および前期授業料の一部返金も決定しました。ありがたい!
後期以降の授業料に関してはお知らせがないためどうなるか分かりませんけれど、奨学金分減額しての授業料が口座から引き落とされるのではと期待しています。
奨学金申込の流れは下記の通りです。
子ども主体で手続きするよう、大学から指導がありました。おそらく、自覚をもたせ勉学を主体的にさせることが目的だと思われます。
1.高校在学中(確か高3の秋)に、学校から奨学金手続きの意向確認書類が来る。
2.1.を申し込むと、JASSOの奨学金手続書類一式が高校から届く。給付型か貸与型か両方併用か選べる。
※我が家は借金を娘に背負わせたくなかったので、ダメ元で給付型のみ選択。
3.書類を高校に提出する。
※書類は世帯貯蓄残高や年収、マイナンバーまで記入する。
※貸与型の場合、保証人が必要。具体的な数字は忘れたけれど利息が結構高い!返済を延滞するとブラックリストに載るリスクがある。
4.3.の審査結果と手続書類がJASSOから届く。同じ頃、入学のしおり等で大学から奨学金手続の案内あり。
5.書類を進学先に提出する。
6.書類が進学先から戻ってくる。
7.4.と6.を見ながら、JASSOのホームページにアクセスして手続をする。
8.給付型奨学金の認定証と誓約書や説明書類が進学先から届く。←今ここ
9.誓約書等を進学先に提出する。
実は4.~7.の細かい手続きの記憶ががあやふやだったりするのですが、だいたいこんな手順です。たぶん初回の奨学金が、そろそろ登録口座に振り込まれるはず。入学金等の一部返金については、9.の後に振り込まれます。
8.を書くに当たり、関係法令を娘と一緒に検索してみました。誓約書に◯◯法第◯条に基づき、とあるので調べられました。なんと芋づる式に見るところが出て来て笑っちゃいました。
給付型奨学生の要件が法律に出てきて、表現は違うけど、成績優秀で家庭の経済的事情で勉学の継続が困難な者、とありました。
そして、誓約書には場合によっては返金してもらいます、とも書いてありました。しかも返金額は、支給額のなんと1.4倍!べらぼーめ!!
ちょっと心配になるじゃありませんか。
書類をよく読んでみたら、返金になるのは、所定の年月で卒業できないほど単位を落っことしたとか出席日数が半分以下だったりとかする場合みたいです。
成績のほうも、特別優秀でなくても平気みたい。
よかった、安心しました。
ただし、資格審査は毎年あるようです。
結論から言うと、娘はちょこっと真面目に勉学を楽しんでいれば大丈夫そうです。出席日数も、風邪で休む程度ならへっちゃらです。
以上の情報、ご参考になりますでしょうか?せっかく出来た給付型奨学金制度、みなさまもご活用ください。
奨学金のおかげで、娘はアルバイトをがつがつやらなくて済みそうです。携帯代とお小遣い程度はバイト代で賄ってほしいとは思っていますけれど、ね。