草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

卒業した中学校PTA、今年度は学校から生徒名簿をもらっていない、かもしれない

2017年05月11日 | 足元記 - 中学校PTA

改正個人情報保護法が、この5月30日に施行されるのに合わせて、世田谷区から学校長に向けて依頼文書がこの4月に出されました。

今日、返却し忘れた広報の腕章を戻しに、卒業した中学校PTA室に立ち寄りました。

PTA室、使用中。

会長と、副会長もしくは書記の方が、総会の委任状を集計しておられました。委任数を確認、です。

私、気が付いたのですが、机の上に、生徒名簿が載っていませんでした!!

例年だったら、きっと生徒名簿と委任状を突き合わせていたと思うのです。なのに、今年は、名簿がありません。これは、きっと、世田谷区の依頼文のおかげで改善がみられたからに違いないと思います。

私はもうPTAに関係ないのですから、用だけはたして、会長にはなぜPTA室を訪れたか説明して、余計な話はせずに立ち去りました。


4月下旬に引継ぎをして、中学PTAは終了!

2017年05月04日 | 足元記 - 中学校PTA

4月下旬に、中学PTAの広報委員会で、次期委員長などの役決めと、引継ぎをしました。朝10時から、2時間ほど。

PTAの「合同委員会」というものがあり、6つの委員会に決まった人がなるべく集められます。校長・会長・旧委員長があいさつをして、次の委員長、副委員長などの役を決める場です。そのあと、引継ぎ。

私、自分が手を挙げて何かの役になるのは構いません。けれど、長になると、次期の長を決めなければならない立場になるのを忘れていました。…これはツラい…

だんまり大会、できない理由大会になっちゃうのが、PTAってなんの罰ゲーム?って感じです。

用があるから何時には失礼します、私は何時です、という方々がいらっしゃいました。PTAへのスタンスがだいたい一致している委員長とともに「どうぞどうぞ!PTAは強制じゃありませんから」とはいったものの、その時刻までにはなかなか長が決まりません。また、広報委員会は決める役がたくさんあるので、大変でした。

なんとかくじにはならず、話し合いで決めることができました。でも、保護者会で委員を決める段階において、くじがけっこう行われたようです。

委員長決めをするときに、前委員長が「くじにします?」とか言って脅すので、私はひやひやしました。フルタイムで働いている方が、会社に一方的な電話がかかってきて「くじに当たりましたから」と役を押し付けられた、委員長なんてできないのにまたくじで決めようとするの?と、怒っておられました。(わかります、私、PTA問題をなんとかしようとしてました、とその方に説明しました)

こういうの聞いちゃうと、うちの中学PTA、入会届はできたものの、まだまだホワイトじゃないよな~と思います。

なんとか副委員長が決まり、委員長も決まりました。新委員長の時間がないので、あわただしく引継ぎが行われました。ほぼ、ファイルを渡して終了です。必要な方とはメール交換しました。

この日までに、引継ぎファイルを念を入れてつくっておきました。マニュアルを、ちくちくと書きためて修正していき、データはできるだけわかりやすく整理しておいたつもりです。

午後に用事があるため、私は12時には失礼しました。残ったメンバーは、引継ぎなんだかんだで13時半ごろまでかかったようです。でも、前々年の委員長経験者がメンバーにいるので、安心です。

新年度の方と電話やメールのやりとりを何回かして、不安が減るようにつとめました。引継ぎから2週間くらいたちますから、もう大丈夫かな、と思っています。

これにて中学PTA、終了!

…と思ったら、「広報」の字が入った撮影用の腕章を返し忘れていました。近いうちに、返しにいこうっと。しまりませんねぇ(笑)


残念なおしらせ。任意加入の規約化は、できませんでした。代わりに規約案を、運営委員会で提出しました。

2017年02月04日 | 足元記 - 中学校PTA

昨年初夏のYahoo!NEWSに取材を受けたとき、「今後は、規約に入退会規定を盛り込みたい」と大見得を切った私ですけれど、残念ながら、失敗しました。やっとこさ、気持ちが整理できました。

今日の話は、以下のエントリの続きになります。

失敗した原因はいくつかあります。

  1. 多勢に無勢だったこと
  2. 立場が足りなかったこと
  3. PTA本部側に、任意加入反対派の因縁の副会長がいること
  4. その副会長は、私が今年担当した広報委員の担当役員だったこと
  5. いちおう根回し的に、入退会規定の発議についてその副会長に相談したら、「あなたは広報の代表として運営委員会に出ているのだから、広報委員に諮ってください」といわれたこと
  6. 広報の委員長に相談したら、最初は肩を持ってくれそうだったのに、のらりくらりと意見を出さずに逃げ回り、しまいに反対だったこと
  7. 広報委員長の意思確認ができたのが、11月ごろだったこと
  8. 一人っ子の我が子が中学3年生で、冬から発議しても間に合いそうもないこと

なので、12月初旬の第5回運営委員会で、発議する代わりに、規約案を「資料として保存しておいてください」と、皆の面前で堂々と発言し、会長に手渡してきました。書類は何部か用意し、学校長宛、副校長(T副会長)宛、会長宛、予備としました。

その書類が、以下の3つです。

私、忘れません。
規約案を渡した時、くすくすと嘲笑った人たちのことを。

それから、後になって良く考えてみたら、副会長が言った7.の「あなたは広報の代表としてでているのだから」ほいほいと議案を提出してはいけない、広報に諮らなければいけない、という理屈はおかしいです。

なぜなら、会員の発議権を阻止しているからです。

発議権のあるのは、役員だけでしょうか?
委員会の意見をまとめた場合だけでしょうか?

いいえ、一会員からだって、発議できるのが筋というものです。

7.の意見が副会長からでたとき、「コイツと議論しても無駄だ」とあきらめてしまったのが現状です。そして、物事はゴリ押ししてもうまくいかない、とも思っています。 私、ヘタレかな。

*** 191001 追記 ***

貼り付けた画像がぼやけていて見えないとご指摘があったので、高解像度の画像と差し替えました。ご迷惑をおかけして、失礼しました。


PTA広報誌第2号発行しました!

2017年01月19日 | 足元記 - 中学校PTA

先週の土曜日、無事に刷り上がったPTA広報誌第2号を発行しました!

一斉メールで「来られる方集まってください」とゆるーく委員に募集をかけたら、なんと12人も集まってくれました!\(^-^)/
これだけいると、作業が速い速い。1時間かからずに、あらかた片付きました。そして、私の段取りミスのカバーに30分くらいかかりました(しょぼん)。

その後は、通信補助費2000円を元に買ってきたお茶菓子をつまみながら、振り返りをしました。30分そこそこに切り上げて、「これで終わりにします。ご用のある方はご遠慮なくどうぞ」とやり、話したい方は残れるようにしました。

この時期ですから、受験話が盛り上がりました!
でもそれも、30分程度で終わりました。

でもね、私、計算ミスをやらかして、部数が100足りなかったんです( ;∀;)アホや~
なんとかなったと思ったら、来年度の広報委員さんの参考用がまったくなくなる事態に。結局、後期のデザイン担当者に、増刷をお願いしました。
今年、予算が増えていてよかった。


PTA広報誌の今年度第2号、デザインが出来上がりました!

2016年12月04日 | 足元記 - 中学校PTA

今年度取り組んでいるPTA広報ですが、第2号のデザインがほぼ出来上がり、さっきGoogleドライブで見てきました。第2号は、部活動紹介号で、別の方がデザインしてくださっています。

お見せしたいほど素敵な仕上がりです!

私にはないよいセンスで、明るく、楽しく、親しみのある感じです。

これから皆で手分けして、文字校正、写真校正に入っていきます。当初目標にしていた12月中の発行は難しいかもしれません。無理せず、着実に、ミスなく進めていきたいと思います。

 


学校は、個人情報に気を使っている(卒業証書筆耕に出すと思う、たぶん、の例)

2016年10月19日 | 足元記 - 中学校PTA

これは、PTAとは直接関係がないのだけれど、興味深いと思ったのでアップします。

先日、娘が持ち帰ったプリントの中に、卒業証書の「氏名等確認調査票(卒業証書作成用)」がありました。

プリントにはこう書いてあります。

「卒業証書に記入する氏名をお書きいただき、担任までご提出ください。締め切りは(中略)なお、この書類は、他のことには一切使用いたしません。」

私、ピンときました。
この調査票は、筆耕屋にそのまま渡されるな…と。 理由は下記の2点です。

  • タイトルに「卒業証書作成用」とあること
  • 我が子の氏名を書く欄が縦書きで、大きな文字であること

学校が集めた個人情報は、保護者への事前承諾なく、他へ渡さないのがルールです。そこを、うちの中学校はきちんと守ってるな、と思いました。それに、保護者の肉筆なら、間違いないですものね。

個人情報の学校の扱いについては、こんなことがありました。今年の初め、個人情報(氏名・写真・作品等)を、学校・学年だより・Webサイトに掲載するかしないかのアンケートに、PTA広報誌の欄がありました。どうやら、去年の広報が頼んだようです。

今年になって、私たちが個人情報に気を使わなければならない生徒のことを知りたくても、教えてはもらえませんでした。個人名もクラスも一切駄目で、全体の数だけ教えてもらえました。これは、個人情報保護の観点から、当然の処置だと思います。

そこで、広報の実務上、どんな対策を講じたかは、拙ブログ過去記事をご覧ください。

最後にぼやいていいですか?

そこまで配慮できるくせにうちの中学校、生徒名簿をPTAに渡しちゃってくれてるんだよなぁ…

でも、この間の家庭教育学級の受付名簿は、生徒名簿ではなく、保護者が自分の名前を書く方式でしたから、個人情報への意識は少しずつ高まっているのではないかと思います。というか、そうだといいなぁ。

 


DUETのNOBU先生による、ゴスペルワークショップふたたび@PTA家庭教育学級

2016年10月04日 | 足元記 - 中学校PTA

今日は、中学校PTAの家庭教育学級で、ゴスペルのワークショップがありました♪
エネルギー充填200%!!

タイトルに「ふたたび」、と書いたのは、去年の秋に同じ先生(DUET の NOBUさん)のワークショップを受けたからです。

去年、隣の小学校PTAで家庭教育学級委員の委員長をしておられた方が、今年は中学PTAで家庭教育学級委員長(たしか)をしておられる関係で、NOBU先生のワークショップをふたたび受けることができました!

去年のワークショップがあまりに楽しかったので、近隣小学校PTAコーラスのメンバーにも声をかけ、この日を心待ちにしておりました(^^) NOBU先生は、「今日は、自分が日本人だと思わないで、黒人だと思ってなりきって歌ってください」とおっしゃっていました。なので遠慮せず、自分を思いっきり開放してしまいました~!

今日のメニューは

  1. ゴスペルのイメージヒアリング
  2. 息の練習を少しだけ
  3. 発声練習
  4. Oh happy day のハモりの部分を少し
  5. Roll, Jordan, Rollの練習
  6. NOBU先生の歌2曲を交えたゴスペルのルーツの話
  7. Roll, Jordan, RollのDVD鑑賞(↓コレ)
    1. 12 Years a Slave 2013 Roll Jordan Roll
  8. 背景を知ってから、Roll, Jordan, Rollをもう一度

NOBU先生の素晴らしいところは、spiritが豊かなこと。確かなテクニックに裏打ちされた先生の歌は、テクニックを感じさせず、息遣いと心(メッセージといってもいいかな)が一致していて、歌は魂だと気付かせてくれます。

気になった方、DUETでは体験レッスンをやっているそうですから、ぜひ行ってみてください。

私も通いたくなったけれど、いま、色々かかえすぎているから整理してから考えます(ぺこり)。…蛇足ですが、エネルギーを使って、なんだか痩せた気がします。


規約改正案、運営委員会提出の前に、まずは広報委員会でもんで~という話になりました

2016年09月07日 | 足元記 - 中学校PTA

前回、みなさまにご相談した

の後日談です。

状況はタイトルまんまです。

広報委員長に、1学期のうちに「入退会規定を規約にもりこみたいと考えています」と相談していたところ、広報担当副会長に相談した?とメールをいただきました。じつは広報委員長、近隣小の元PTA会長なんです。だから、PTAの運営や意思決定のこと、よくご存じです。

そっか、それは気づいてなかった!とさっそく副会長に相談したところ、規約案は運営委員会提出の前に、まず広報委員会で、「こういう議題を出したいです」とメンバーに相談して、あなたは広報委員会の代表として運営委員会に出ているのだから、とのことでした。

いわれてみればそりゃそうだ。

ということで、定例会は開かず、ほぼメールのやりとりで済ませている私たち広報委員会、もしかしたら、ミーティングを開くところからはじめないと…?

どういうやり方をするかは、これから委員長と相談して決めます。

なので、今度の運営委員会に、規約案を出すのはとりやめにしました。

***

現段階で、みなさまからいただいたご意見を取り入れて修正した、規約案(改)をアップします。

修正個所には赤線を引いておきました。

コメントで、Chiさんから頂いた案のうち、

a. 入会・継続届け とした場合には、
4-2 の次の項で
4-3 会員には年度の初めに継続の意思を継続届で確認する。届けの様式は細則で定める。
が必要になるかと思います。

につきましては、規約に入れてみたところ、内容がこまかすぎて規約にはそぐわないな、と感じたものですから、細則の方に入れてみました。文言は微修正してあります。

同じく、後藤美信さんから頂いた案、「特定政党に関わる活動」は、修正提案をしております。

***

どう転ぶかまったく読めないので、中間報告でした。

規約案の前の、こういう意図で規約修正を提案します、という部分の文言が反発をくらいそうだなぁと、いまさらながら思いました。


1週間先の運営委員会にむけて、規約改正案(入退会規定)をしこんでみました

2016年09月04日 | 足元記 - 中学校PTA

夏休みが明け、2学期になりました。

来週に、運営委員会があります。このまえの運営委員会で、「規約に入退会の決まりをいれたいので、案を考えてきます。」と予告しました。

規約の入退会規定と、活動方針規定を、仕込んでみました。拙ブログ過去記事「PTA規約【会員】条項について考えてみる」を参照しました。

このタイミングで発表するのは拙速かもしれないけど、できたから嬉しくなったので、アップします。

上記文書から、規約案を抜粋します。

■入会についての規約案

第4条 次の者は、この会の会員資格を得る。
 1. 本校に在籍する生徒の保護者(又はこれにかわる者)
 2. 本校に勤務する教員

第4条の2 この会への入会希望者は、入会届を提出する。入会届の様式は細則で規定する。

第4条の3 この会の退会は、下記の通りとする。

1.(自動退会)子の卒業または勤務校の移動により会員資格を失う者は、会員資格の消滅をもって退会とする。退会届提出の必要はない。
2.(任意退会)転居または自由意思によって退会する者は、退会届を提出する。退会届の様式は細則で規定する。

※  「会員の権利及び義務は平等である」は削除を提案します。平等の義務は、辛い人を追い込むから。

■同細則案

第3条 入会届
 ①入会届は、「様式-1」をもって定める。
 ②入会届は、全学年毎年提出する。
 ③入会届をもとに、この会の名簿を作成する。
第4条 退会届
 ①退会届は、「様式-2」をもって定める。
 ②退会届提出者には、退会届受領書「様式-3」を渡す。

■活動方針についての規約案

7. いかなる場合も、生徒の差別はしない。

または

7. いかなる場合も、生徒は平等に扱う。

これは、下記の第3条に項目を追加する提案です。

うちの中学校PTAは、規約の「活動方針」にりっぱな規定をもっています。

第3条 この会は保護者と教員で自主的・民主的に組織される団体で、この会の目的を達成するために、次の方針にそって活動する。
 1. 学級(学年)、地域での話し合いを盛んにし、会員相互の理解、親睦を深め、会員の総意を集めて活動する。
 2. 学校や地域の教育環境を整備、改善するために努力する。
 3. 会はいかなる個人、団体からも干渉統制を受けず、営利事業や政治的、宗教的活動は行わない。
 4. 学校教育に協力し、学校の管理、教職員の人事には干渉しない。
 5. 国及び地方公共団体の教育予算の充実をはかることに努める。
 6. その他、会の目的を果たすために必要な活動を行う。

***

本部へ文書を送る前に見直して、文言をすこし変えるかもしれません。

ご意見ある方、もしいらっしゃいましたら、どうぞお知恵をお貸しください。


PTA広報誌に載せる生徒写真の肖像権(個人情報)を、こうやって確認・配慮してみた(後編)

2016年08月09日 | 足元記 - 中学校PTA

前編に続きます。

前編の内容をおおざっぱにまとめると、

  1. 去年の広報委員会はPTA広報誌を作るにあたり写真掲載NGの生徒の対応に苦労したこと
  2. 写真チェックする側の副校長先生も大変だったこと
  3. 去年の広報委員会の要望を受けて今年(平成28年度)の「個人情報の掲載について」という学校からのアンケートが下記のように改良されたこと

です。

アンケートはこれです。
(前編に載せたのと同じものです。)

最初に見たときは、「PTA広報誌の欄ができたんだ」とただ漠然と思いました。なんとなく違和感を感じていたので、書類をスキャンしておきました。

このアンケートには、つっこみどころがあります。

「PTAと学校は別団体」ということを念頭に置くと、ついでとはいえ学校がPTAのアンケートを取るのっておかしくないですか?

「そう固く考えなくてもいいじゃない」という人もいそうです。確かにそうです。

しかし、個人情報保護法や条例の運用を前に、上記のアンケートは私達PTA広報委員にとってほぼ意味をなさないことがわかりました。

状況や理由を整理します。

  • 学校が行ったアンケート
  • アンケート結果の個人情報管理は、学校が行う
  • 写真掲載NGの生徒名簿は、PTAに開示できない
  • NG生徒の人数だけ、教えてもらえた
  • その数、40数人。生徒数の10%弱にのぼる
  • 部活名は把握できていない

それに加えて、私達のニーズは下記の通りです。

  • DTP作業の前、できれば写真撮影の段階で、写真NGの生徒はスクリーニングしておきたい
  • 写真NG生徒の氏名と学年・クラスが知りたい
  • 写真NG生徒の部活が知りたい。部活動紹介号で、集合写真を部活ごとに撮るため。
  • 部活動の集合写真を撮るたびに、40数人ぶん確認するのは、非現実的
  • 部活ごとに生徒を把握できれば、確認は数人ずつですむ
このニーズをみたすことは、自分たちで作業をコントロールできるメリットと、副校長先生および自分たちの無駄な労力を省けるメリットがあります。
 
そこで、私は一計を案じました。
私達は写真NGの生徒の部活を知りたいんだから、 PTAでアンケートを取ればいいじゃない、と。ついでに、お子さんによってはアップは嫌だけど部活の集合写真ならPTA広報誌に載ってもいいというケースがあるかもしれないから、それも確認しよう、と。個人情報はそれを必要とする団体が自分たちで集める、がいまどきの鉄則です。
 
さんざん考えて作ったのが、下記のプリントです。
 
 
写真の分類を、A、B、C の3種類にしました。具体的にどんなものかは、上記の画像をごらんください。
 
A : 顔がはっきり見えるもの、個人が容易に特定できるもの
B : 集合写真(部活等)、顔が小さいもの、群像等で目立つ位置
C : 群像(合唱コンクール、体育大会等)、小さめの全身像、顔が見えないもの
 
写真掲載の条件を、下記のようにしました。
 
A : 掲載有無は、ご希望に沿います
B : 掲載有無は、ご希望に沿います
C : どの生徒も掲載します
 
これで、「アップ(A)は嫌だけど集合写真(B)ならいいよ」という生徒に対応できます。もちろん、「AもBも嫌」という生徒にも対応できます。いる確率はひくいけれど「AはいいけれどBは嫌」という生徒にも、対応可能です。「AもBもいいよ」という生徒は、希望表を提出しなくてよいようにしました。
 
そして、C分類の写真に関しては、全員掲載の方針を明確にしました。「これくらいの小さな写真は、全員載せるからよろしくね」と言外に念押ししているところが味噌です。
 
だって、去年、広報誌の印刷前のカラー原稿(プリントアウト)を保護者がチェックしたケースがあるんだとか!!
 
副校長先生いわく、写真は「親なら自分の子だとわかる」ものだそうで、それは我が身を振り返っても納得。去年の広報誌に載った娘は、どんなに小さな写真でも、わかります。でも、そんな小さな写真、他人の子ならまずわかりません。そんなものまでチェックされたらたまらない、できれば未然にふせぎたい、というのが正直なところです。
 
なので、プリントでは
  • わかりやすさ
  • 明快な説明
  • 希望が何通りかだせること
を心がけました。透明性を高くして、信用してもらうこと、を目指したのです。
 
その結果、生徒写真掲載NGの希望者は、たった10名でした。しかも、10名全員が、「アップ(A)は嫌だけど集合写真(B)ならいいよ」というパターンでした。
 
学校アンケートの40数名から、ずっと減ったことに安堵しました。もちろん該当者の部活も把握しています。
 
部活動紹介号に載せる集合写真を撮るとき、アップNGの生徒には声をかけ、目立たない位置がよければそこに行ってもらうなどの配慮をしています。
 
合理化、成功です。 ご参考になれば幸いです。
 
大塚さんの「Pコワ本」で、てぃーこさんのインタビューにあった、「合理化を目指すけれど必要なところには手をかける」、ということの例になるかとも思います。

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PTA広報誌に載せる生徒写真の肖像権(個人情報)を、こうやって確認・配慮してみた(前編)

2016年08月08日 | 足元記 - 中学校PTA

昨今では、児童生徒といえども肖像権等(個人情報)に配慮し、学校から、学級だよりやホームページ等へ子どもの写真を載せるか否かのアンケートが配られます。

そんな事情を受けてか、学校紹介のホームページでよくみかける「学校日記」などの写真に子どものアップはなく、小さく写っているものばかりです。それは、個人が特定できないように配慮しているからだと思います。とあるPTAでは、広報誌は白黒印刷で作り、写真は小さく載せ、写真データは全部消去して次の年度に引き継ぐのだとか。

さて本題。去年、娘の中学校で、個人情報の扱いについてこんなアンケートが配られました。

簡単なフォーマットです。
「学校だより、学年・ 学級だより、ホームページ等への、生徒の氏名・作品・作文・写真などの掲載について

【承諾します  お断りします】

(該当するものに〇を付けてください)

掲載不可の場合、具体的に(下の欄に)お書きください。
(例 名前の掲載は〇ですが、写真の掲載は×です)」

とあります。

それが、今年はこんなアンケートに変わりました。

表組になっていて、
横軸が、学年だより・学級だより、学校だより、PTA広報誌、学校ホームページ
縦軸が、 写真、氏名、作文・作品
となっていました。 

掲載不可の部分についてのみ、表中に×を記入する形式です。

***

なぜこのような形に、「個人情報の掲載について」というアンケートが変わったのでしょうか?

それは、去年のPTA広報誌を出す時に、写真掲載不可の生徒の対応が大変だったため、広報委員会が、学校側に申し入れたからだそうです。

学校が回収したアンケートは、個人情報保護の関係で、当然、学校だけが閲覧できます。PTAに情報の開示はされません。(そのくせPTAに生徒名簿(学年・クラスと氏名のみ)を渡しちゃうんですから、学校として個人情報の対応はどうなっているんだと疑問に思いますが、ここでは考察しません。)

そうするとどうなるか。

去年のPTA広報誌には、体育大会と合唱コンクール、部活動の写真がたくさん載っていました。おおむね群像で、個々人の生徒は小さく載っていますが、なかには写真の中で目立つ位置にいる生徒もいます。

そんな生徒の中に写真掲載NGな生徒がまじっているかをチェックする作業を、なんと、副校長先生が一手に担っておられたようです!!

チェックする写真点数は、体育大会の人物写真だけで、なんと147点!!ほとんどが群像です。(私、これを見てくらくら来て、「今年は体育大会の写真は載せないぞっ」と密かに決心したのでした)

いやぁ~こりゃあ大変だわ~~

チェックする側も、差し替え指示受けて写真をいちいち差し替えるPTA広報委員会側も、両方大変です。チェックに時間はかかるわ、差し替え点数はわからないけれど、いい写真を選び直しやっと差し替えた写真にまた掲載NGな生徒が写っているわ、PTAとしてはどの生徒がNGかわからないわ、という状況だったそうです。

学校とPTAのやりとりは何往復したのかわかりませんけれど…確実に言えるのは、去年の最後のPTA運営委員会の引き継ぎ事項で、広報委員長が「写真の差し替えが大変だった」とアピールしていたことです。

長くなったので、後編に続きます

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PTA室に行ったついでに、給食をつまみ食いさせてもらった件

2016年07月14日 | 足元記 - 中学校PTA

この間の月曜日、ちょこっとした用事でPTA室に立ち寄りました。

帰ろうとしたところ、エレベーターのところに給食担当の方が、給食コンテナを上げていらっしゃるのに遭遇しました。ちょうど、給食のサンプルを展示しておられました。

余りにもいい匂いがしたので、つい話しかけてしまいました。

猫 「いい匂いですね~」

給 「今日は、スパゲティーミートソースですよ」

猫 「おお~!おいしそう」

給 「味見します?」

猫 「えっ、いいんですか?」

すでにおばちゃんの猫紫紺、こんなときは遠慮しません(≧∇≦)チャンスの神様がきたら、急いで捕まえなくちゃね。

というわけで、さすがにスパゲティーは無理でしたが、サラダに載っているパリパリの揚げたてポテトを1本頂きました。ホントにパリパリしていて美味しかった。手づくりの味です。

娘が職場体験で給食室に行きました。その話だと、給食は本当に全部手作りなんだそうです。作業は大変で、びっくりしたと。

給 「ポテト、もう少し食べていきます?」

猫 「いえいえ1本で充分です、ありがとうございました」

と、さすがにそれ以上は遠慮して帰ってきました。引き際をこころえるおばちゃんでありたいです。


「情報リテラシーとスマートフォンの使い方」:160629中学校PTA家庭教育学級

2016年07月02日 | 足元記 - 中学校PTA

中学校PTAの家庭教育学級(いわゆる成人教育)は、年間テーマを決めたうえで、講座を年3回開いています。世田谷区からPTAへの委託事業で、年間10万円の予算が下りています。

去年と一昨年は、なんだかとってもライトな講座ばかりだったので、正直、行く気がしませんでした。企画した人には申し訳ないんだけど、だって、税金使って保護者向けにやる講座が、アロママッサージだの、健康体操だのなんですもの。それ、家庭教育でもなんでもなくて、サークルでやればいいことじゃありません?

今年は、家庭教育学級の講座の内容が、共通テーマ「子育ての学びの場」として、3回のうち1回を下記のどれかひとつにするよう教育委員会からお願いされているそうです。 

  • 子どもの心身の健康
  • 親子でとりくむネットリテラシー
  • 子どもの気になるナントカと対応 

ナントカは、ノート取り損ねましたm(__)m

今回の「情報リテラシーとスマートフォンの使い方」は、ちょうど2番目のテーマに当たります。

娘に、4月からスマートフォンを持たせたばかりですので、これはちょうどいい機会だ、それに講師の先生が新聞社の方ですからきっと面白い話が聴けると思い、迷わず申し込みました。

***

講師は毎日新聞社の「教育と新聞」推進本部 こども環境・文化研究所長の須藤 晃さん。

須藤さんは、今回のようなネットリテラシーの講演をよくしていらっしゃるとのこと。わかりやすい内容はさすがでした。ネットリテラシーもさることながら、新聞社の裏話的なもの、情報って何か、という話の方が面白かったです。

講座の枕として、新聞を毎日読む子どもの方が読まない子どもに比べて成績が良い、との統計が出ている話しがありました。

まずはスマホの情勢から。 

  • 出会い系以外のネット被害が、毎年最多を更新している。
  • フィルタリングは大事
  • 盗撮規制はあるが、都道府県によって差がある。 

■新聞とインターネットの違いを、食事に例えると…

  • 新聞 ⇒ バランスのとれた食事(幕の内弁当)
  • テレビ・インターネット ⇒ 好きなものだけ食べている

うん。わかる!
新聞は、社説、政治面、経済面、社会面、教育面、地域面等があり、ひととおりめくっていれば、 社会情勢について行けます。ネットやテレビは、自分の興味のあるものだけを、つまみ食いしがちです。

■ネットの情報と新聞の情報は、どこが違うのか。 

  • プロのジャーナリストの目
    • 国民の知る権利に応える
    • 健全な民主主義社会を守る 

というスタンスを持った記者が、現場を見て感じて、記事を書くことだそうです。

  • 現場には、風が流れている。においがある。これは画像では伝わらない。
  • 記者は風やにおい等を5感をつかって感じ、記事で伝える
  • 災害現場でも、海外の戦争現場でも、どこへでも行く

なんか、かっちょえぇ~!
もちろんネットの情報にも、そういう スタンスで書かれたものはあるでしょう。でも、ネットの文字量は新聞よりけた違いに多いのだから、そんな情報に当たる確率は低くなりそうです。新聞は、社として情報を精査して作っているものだから、信用度が高いと、私は理解しました。

上記の話は、新聞の紙媒体だけではなく、デジタル媒体についても共通する話です。

■ネットへの書き込みとは?

じゃーん!「自宅玄関にメッセージを張るようなもの」、なんだそうです!!

どこの誰がこれを書いたか、ばればれじゃん。こんな感じの図を見せられた時、ショックでした。

ネットの匿名の世界だから、個人が特定されないと思ったら大間違い。普通に特定されてしまうと思う方がよい。例えば、子どもの写真を何枚かソーシャルに投稿するケースで、子どもと一緒に映り込むものに注意、とのことでした。

■デマの話

3.11のとき、コスモ石油の火災に関するデマがありました。これ、私のところにもデマメールが来たことを覚えています。ショッキングな内容が書いてあり、「危ないから、広めて!広めて!!」みたいに女性口調で書かれていました。コスモ石油千葉製油所のLPガスタンクに穴が開いたのは確かだそうで、コスモ石油サイトのお詫び文を講師の方が紹介されていました。

デマが嵩じると、大正12年の関東大震災で、朝鮮人が大虐殺されるような事態に発展するそうです。

  • 情報が、本当か、デマか?

これを判断するのは、どうすればよいんでしょうね。どんな人が、どんなシーンで、どんな口調(文体)で言ったか観察すること。情報の事実関係や背景を自分で調べること。この2つの態度が必要な気がします。

■書き言葉はむずかしい

書き言葉は、解釈がいろいろできるため、誤解を生みやすい。

例えば、部活で失敗した友達に向かって「しっかりしろよ」というケース。これは、励まし、叱責、どちらにもとれる。しかも、強い言葉を、相手は悪い方に受け取りがち。

他にもいろいろ盛りだくさんの講演でした。

須藤さんは、本当にお話上手でいらっしゃり、冗談あり、たとえ話あり、会場への質問ありで、楽しくお話を伺うことができました!いちばん面白いところは、実は何か所も伏せてあります。


広報誌、やっちゃった。先生のふりがなに、誤字。1箇所。

2016年06月30日 | 足元記 - 中学校PTA

昨日、印刷が上がってきた広報誌を、配り終えました。

そうしたら、その日の夜に、役員のお子さんが「先生のふりがなに誤字がある」と気付いたとの指摘がメールで回ってきました。誤字、2ヶ所の指摘。

  • A先生: ふ ⇒ ぶ じゃないか?
  • B先生: 〇けいち ⇒ 〇けち じゃないか?

とのこと。

がーーん!!こんな超々基本事項、先生に失礼があってはならないように、原稿の前の段階で念には念をいれてチェックしていたというのに!!

結論を言うと、A先生は、「ふ」が正解。
B先生は、「〇けち」が正解でした。 

そもそも、先生方へ渡したアンケート用紙に、氏名欄にくわえて「ふりがな」欄を設けるのを忘れたのが、敗因です。「猫紫紺さん、アンケート原稿、これでいいですか?」と聞かれたときに、気付けなかったのが悔しい。

アンケートを配布した後に「ふりがな」欄を忘れたことに気づき、講じた対策は、下記の通り。

  1. 教職員のチェックリスト作成
  2. 氏名(漢字)
  3. 去年の広報誌を見て、ふりがなをつける
  4. 3.の先生は、ふりがな欄をグレーで着色
  5. 新しく来てふりがなが分からない人は、こちらであらかじめ入力して、「これで大丈夫ですか?」副校長先生に確認した

どうして5.にしたかというと、副校長先生の負担を減らすため。これがあだとなりました。副校長先生、さっとご覧になってOKを出されましたから。今から思えば、ふりがなは空欄にしておいて、副校長先生に書き込んでもらえばよかったと思います。

校正だって、頑張ったんだけど。こういうものって、ミス、でますねぇ(凹み)。

  1. 入力されたアンケート原稿は、バッチリ校正。
  2. 原稿と2.のチェックリストも照らし合わせて、Illustrator流し込み用ファイルを作成
印刷に掛ける直前(カンプ)の段階で、他の人にもチェックしてもらって、誤字脱字つぶしたのですが…

今日、学校に出向いて、謝りと確認をしました。
副校長先生、あっさりと「あ。俺、見落としたわ。〇けち先生に謝っておくわ」と。おぉ~!アサーティブでいらっしゃる。

忙しく立ち去る副校長先生の後ろ姿に向かって、「広報が平謝りしてました、とお伝えください」と言いました。先生、片手をさっと上げて、返礼されました。


PTAワークショップの後、中学校PTA室で、役員会計さんと盛り上がる♪

2016年06月28日 | 足元記 - 中学校PTA

今日は、生協pal*system東京の子育て個育てワークショップ「ここが変だよPTA~学校を越えて、率直に話し合おう~」の本番でした。

帰りがけに、学校に寄りました。昨日届いているはずのPTA広報誌が、私の中で迷子になっていたから確認しに行ったのです。いや、しっかりPTA室においてありました。あんな目立つところにあったのに、昨日はどうして気が付かなかったんでしょう。「届いていない」という思い込みのせいでした。

広報誌を確認したら、入れ違いに、本部役員会計の方がPTA室にいらっしゃいました。

小学校はちがうけど、幼稚園が一緒の方です。てきぱきした方で、馬が合うんです。おしゃべりを色々しました。そんな中で、入会届整備その後のことを伺えたので、当たり障りのない範囲で、報告します。

  • 会費は現金徴収のPTA
  • 会費を納めない方が増えたよう
  • 納め忘れか、入会意思がないのか分からないケースあり
  • どうやって確認しよう

私だったらこうする、ということで、今までネットでみたことや自分の考えを話しました。

  • 督促ではなく、確認にする方が良い
  • 確認は一回まで
  • 提出期限を切る
  • 「期限を過ぎたら、入会しないとみなす」という意味のことを書く

そう。うちの入会申込書は、Noのひとも提出する仕組みになっています。

Noを言えずに会費を出さない人もいること、そうか、出るのは可能性として十分あるか、と思いました。
上記で「入会しないと【みなす】」という表現が、我ながらちょっときついなと思うので、なんかうまい表現を見つけてほしいです。 

あとは、入会者が減った場合のこと。

  • うちの中学校PTAは卒業記念品を生徒に配っているので、その内容を見直した方がよい。アンケートを取ってはどうか
  • 加入率を10%~20%刻みに、会費収入と予算のシミュレーションをするとよい

ということも話しました。

そして、一気にやろうとすると失敗するから、少しずつね~!(^^)とも。

何年もやっている会長や副会長がいらっしゃるけど、人柄がいいよね、という話でも盛り上がりました。
とってもいい話ができました。PTA問題が、浸透してきているのを感じます。