先日、日経系のweb調査に参加しました。今話題の配偶者控除を、どう考えるかについてです。
この度、そのアンケート結果が発表されましたのでリンクします。
161022 NIKKEI STYLE
配偶者控除、働く女性「廃止を」8割
日経ウーマノミクス・プロジェクト会員調査
■「ゆがんだ制度、活力奪う」、という見出しで、働く女性、780件のアンケート調査結果がでています。
配偶者控除の見直しに…
- 賛成 : 79.7%
- 反対 : 8.5%
- どちらともいえない : 10.1%
- 制度がよくわからない : 1.7%
他にも、賛成の理由や、年収130万円の壁についてどう思うかの結果があります。キレイな図表がでていますから、詳しい結果と解説は、元サイトをご覧ください。
詩人で社会学者の水無田気流さんのインタビューがあります。抜粋1は、まさにPTA問題にも通じると思います。
*** 抜粋1 ***
「キャリア女性対専業主婦」の構図に落とし込まれ、本質が見えなくなることも問題だ。女性にはそれぞれの立場で、自分の生きづらさの正体と、それをもたらす社会的な構造は何かを考えてほしい。
*** 抜粋2 ***
――これからの社会にはどんな制度が必要と考えますか。
育児や介護で長時間働けない人にケアタイム保障や控除制度を設けるべきだ。独身で介護にあたる男女も増えてくる。性別や既婚・未婚を問わず、個人の働き方・暮らし方の多様性を前提とし、個々の生活実態に即した保障や控除を与える必要がある。
*** ここまで ***
抜粋2は、PTAとは関係なく、うなずいてしまったので転載しました。
***
161030追記します
アンケートの回答者の内訳を転載します(一部編集)
ウーマノミクス・プロジェクトの女性会員を対象にサイト上で9月13~25日まで実施、回答は780件。
- 正社員・公務員 77.4%、
- 契約・派遣社員 6.5%
- パート・アルバイト 6.5%
- 個人事業主 5.0%
世代別では
- 40歳代 39.5%
- 30歳代 39.1%
- 50歳代が 5.8%。