先生から教わったことは、直接間接を問わず数えきれません。文献は背幅にして30cm拝読し、講演会は3回聴きました。2回目のときは、距離1.5m位のところに先生がいらっしゃり、先生の生きざまを、ダイレクトインストールされたような気さえしました。
4回目になるはずの最後の講演会は、先生の体調の関係で欠席なさり、そのまま勇退されていました。お身体を心配していたのですが…
みまかられたこと、さみしいです。
先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
乳がん術後3年目の検査結果が、今日出ました。
マンモも、エコーも、血液検査(腫瘍マーカー含め)も、肺のレントゲンまで、すべて問題なし!\(^-^)/
吉祥寺のヒラタパスタで、贅沢にもスパークリングワインを注文し、ひとりで祝杯を上げようとしています。
パスタは憧れのゴルゴンゾーラ。サラダはグリルした鎌倉野菜です♪
ゴルゴンゾーラパスタの上には、クルミとじゃがいもが乗っています。
都内某所にて、大阪国際大学で教鞭をとっていらっしゃる、谷口真由美さんのお話を聴いてきました!
お題はもちろん、日本の憲法です。
谷口さんのお話は、楽しく、おもしろく、ツッコむ処には容赦なくツッコみ、歯切れよく明快でした\(^-^)/
私、笑いをこらえきれなくて肩を震わせて笑ってしまいました。
谷口さんは、もともと女性の人権を研究しておられたらしく、そちらの視点からも、お話がありました。たとえば、最近話題になった、強姦罪のこととか。
女性は、旧民法では、男の所有物とされていたそうです!知らなかった、腹立つわ~
憲法について、大事なことを、あとで書きたいと思います。ひとまず感想でした。
今日は、pal*system東京の第25回総代会が、新宿の京王プラザホテルで行われ、参加してきました。
総代会とは、PTAでたとえると運営委員会のようなものです。総会ではありません。組合員の代表者(総代)のみが議決権をもって参加します。そして、来年1年間の生協の運営方針を決定してゆきます。
500人ちかくが会場にいる、大々的な会でした!詳しくレポートする時間がないので、印象に残ったところだけ紹介します。
■承認方法について
挙手と、拍手の2通りがありました。
挙手は、大きな会場のためA5サイズのピンク色の紙を記名して掲げます。代理出席者は黄色の紙です。こちらは、重要な議案の議決の場面で採用されていました。もちろん、職員が数をカウントします。議決前に、会場にいる総代の人数をそのつどきちんと確認しているのと会場を閉鎖するのが印象的でした。数をカウントするので、棄権がいても、わかります。
拍手は、議長団等の、だれかが役を担うことがらを承認するのに採用されていました。
きちんと、2つの承認方法を使い分けている!意味がある!
■その他
3時間の予定が、3時間半かかりました。脳みそつかったので、飴をなめたけれど追いつかず、とっても消耗しました。これ、前に座る議長団や理事監事の人たちは、飴はむりだろうな~と、変なところで感心してしまいました。
終わったあと、フロアを変えた部屋で、おべんとうとケーキがでました。いい勉強になりました。
日付は変わってしまったけれど、今日、生協pal*system東京の、議案説明会に行ってきました。
PTAでたとえると、総会前に、総会資料を事前に配ってくれ、資料を説明してくれ、質問をうけつけその場で回答してくれる場です。おまけで、昼食交流がついています。
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思うところあって10か月ほど前、pal*systemの総代に立候補しました。理由は、議案説明書と質疑応答集をファシリテーターの定例会で見せてもらったからです。記憶では、質問と回答をまとめた冊子(質疑応答集)だけで、250ページほどありました!!PTAは、質問のフィードバックをくれることはあまりありませんから、それだけで感激しました!
※「議案説明書」は、PTA総会資料にはあるかないかの内容だと思います。
昔あるブログに「民主主義は、一昔前は、生協やPTAでおぼえたものだ」というどこかの地方議員の声が書いてあるのをみて、ずっと印象に残っていました。
そんなわけで、「総代」というものになると、PTAよりもっと本格的な民主主義を体験できるぞ!よ~し比べてみよう!と思ったのです。
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結論から言うと、期待たがわず、でした。
「PTAよ、pal*system東京を見習ってほしい!!」と思うことしばしばです。えっ規模が違う?いえいえPTA連合体があるでしょ。
生協では「意見大歓迎。多様なご意見をもとに生協の運営方針をつくっていく」、という姿勢が血肉となって、理事や組織スタッフの方々から感じられました。うん。私は、この清潔な空気にふれたくて、お弁当と交通費でこの場に足を運ぶのかも。
つい思い出すのは、先日の高校PTA総会のこと。PTA役員は質問に対し、要領を得ない回答と忖度を求める態度があからさまでした。それにくらべてpal*system東京では、理事やスタッフが誠実に質問に回答してくれました。(ただ、経験の深い総代さんによると、不満におもわれるケースがあるようです。)
議案書自体、最終版になるまで数回の議論をおこなって作り変えていきます。(事務方は、生協本部のスタッフです。)
…な~んて格好つけて書きましたが、議案書などの資料の山に埋もれて、消化しきれずあっぷあっぷしているのが現状です。だって、会議1回で160ページの資料2冊とかあるんですよ?会議、1年で5回あるんですよ?でも、総代会議で議案書の要点を説明してくれるのでなんとかついてゆけます。たぶん。そんな気分。
あと10日ほどで、通常総代会。PTA総会にあたる、全体の意思決定の会議です。
生協活動の流れについていくのがやっとの有様ですが、総代、フレッシュに体験しています。
昨日、娘の通う高校PTAで総会がありました。委任状のあり方について意見をしたとブログに綴ったところ、タイムリーにも同じ日に、自分が提案したかったタイプの委任状が、Twitterにアップされていました!
Tweet主から転載許可をいただきましたので、こちらでご紹介します。画像をクリックすると、書類が拡大表示されます。
この「PTA定期総会 態度表明及び委任状」がいいなと思った点は、下記の通りです。
この委任状から、風通しをよくしよう・会員の意見を吸い上げようという、PTA運営側の意気込みを感じます。
1.と2.って、似ているようで違います。
1.は、 委任状の根本的なありかたが、従来のものと異なります。従来の委任状は、「私は総会に行けないから、よろしく。会長(または議長)に一切を任せたよ」という主旨のものです。
PTA運営にどんなに興味や意見があっても、総会に欠席すれば、それは【ないもの】として処理されてしまいます。どんなに反対意見を持っていても、委任状を提出すれば、あなたの一票はないも同然、PTA運営側にとって【都合のいいもの】として処理されてしまいます。
もしかしたら従来の委任状の仕組みは、無関心層を作り出すもの、と言えるかもしれません。
いっぽうで、紹介している「PTA定期総会 態度表明及び委任状」は、会員の、意見や気持ちを吸い上げてくれ、議決に参加できるのです。PTAに関心はあっても諸般の事情で総会に行けない会員は、この「態度表明及び委任状」をつかうことで、総会つまりPTA全体の意思決定に自分の意見を反映させることができます。従来よりアクティブになれる!
2.について。議案が分類されることで、欠席者でも、より総会の承認手順に近づけます。私が経験した範囲の総会では、出席すると下記の議案それぞれに承認の手順があります。
場合によっては、下記の議案承認が追加されます。
もちろん、議決前には説明や必要に応じて質疑応答が行われます。
従来型の委任状では、自分の意見もへったくれもなく、委任相手(会長や議長)に丸投げです。これでは、「総会には行っても行かなくても同じよね」となっても仕方がありません。
たとえば「活動計画案はいいけれど、予算案が不満」というケースを考えてみてください。欠席の場合でも、書面で該当箇所の【反対】に〇をつければいいのです。もしかしたら、総会で異をとなえるより本音を示しやすいかもしれません。
もっとも、この仕組みを機能させるには、議案をあらかじめ、しっかりと説明しておく必要があります。やりかたはなんでもいいのですけれど、議案を書面にして、委任状や総会の案内とともに会員へ配るのが合理的だと思います。(紹介した小学校PTAは、きっとここをクリアしていることでしょう。)
3.について。議案に対する意見が書ける点も、よいと思います。アンケートを嫌うPTAにいた私にとっては、意見を書けるだけでもうらやましい。会員の意見を聴くことは、民主的運営の基本といってもいいです。そのうえ、PTA本部は、意見を予め把握することができます。準備ができるので、総会本番の時間を短縮することが可能です。
欠席者に対する意見のフィードバックを、ぜひお願いしたいところです。総会報告書の末尾に、資料として「議案に対する意見と、その回答」を載せるのがよさそうです。
4.について。会議出席の際、子どもの氏名を書くのはPTAあるあるです。でも、子どもは会員ではありませんから、会員自身の氏名を書くのが基本です。
よく、子どもの氏名を併記させるパターンがあるのですが、こちらは子ども名もなし。いさぎよいです!きっと、改正個人情報保護法を考慮して、学校から児童生徒名簿をもらわない前提でのやり方だと思われます。会員数さえわかっていれば、総会成立の定足数をわりだすことは可能ですもの。
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以上、この「PTA定期総会 態度表明及び委任状」から読み取れる、学べることをまとめてみました。
このタイプの委任状を導入したら、きっと、無関心層が減ると思うのです。従来の委任状より手間はかかると思いますが、それを補うだけの効果が得られると思います。
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追記します。このエントリを書きあげたら、ひとつ前のエントリに常連のminminさまからコメントを頂いていました。マンションの管理組合での話ですが、議長へ一任から議案ごとの委任状(紹介したタイプの委任状)に変わったとのこと。
貴重な実例が読めて、大変参考になります。下記のリンクからどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/yamyam00/e/ea4369ea5e0b750d55d7fa0a5c3bbcf5?st=0#comment-list