朝日新聞で、改正個人情報保護法とPTAのことについて、大々的に記事がとりあげられました!
170705、朝日新聞デジタル
個人情報保護、PTAは 学校名簿利用、改正法で見直しも
本紙の方には、「旗当番、学校業務に検討」との見出しがおどっています。
PTAの旗当番というのは、通学路の危険箇所等にPTA会員(保護者)が輪番で立ち、交通安全の旗をふって、子どもの安全を確保するというものです。小学校PTAだけでなく、中学校PTAでも行うところがあるようです。PTA事例集で見たことがあります。
旗当番もよしあしで、子ども自身が自分で自動車を見ずに、PTAの旗振りだけに従って道路を渡る習慣がついてしまうことがあるようです。Twitterの情報ですが、旗当番を厳重にやっている地域では、旗当番のいない放課後や休日に、子どもが車を確認せずに交差点に飛び出して死亡事故…という痛ましい事例が発生しているそうです。なんともはや。「大人の言うことだけをききなさい」という旗当番スタイルではなく、「こういう状態なら安全ですよ」と、子どもに覚えさせ考えさせる旗当番スタイルになって欲しいものです。
ちなみに、わが世田谷区では、旗当番は主事さん(用務員さん)の仕事になっています。娘が卒業した小学校PTAでは、特に大きな交差点では、保護者の旗当番があるそうです。隣の杉並区では、旗当番代わりに、シルバー人材センターの方々をお見かけします。
本紙にはなく、朝日新聞デジタルのほうだけにある部分を抜粋します。
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女性の子どもが通う小学校は意思確認がないまま会員扱いされる「自動入会」。保護者会での役員決めは欠席しても代理がくじを引く。「当選者」の連絡先は教員がPTAの担当者に教える。女性は「学校が強制加入を支えているようなもの」と話す。
こうした状況に警鐘を鳴らす教育委員会も出ている。
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さっと目を通した段階での比較ですから、まちがっていたら申し訳ありません。
個人情報の扱いについて、いいとりくみとして、わが世田谷区教育委員会と、千葉市教育委員会の事例が掲載されていました。かなり嬉しい私です。
この企画、あるファシリテーターの定例会で行われた、自己紹介ワークの体験版から生まれました。「私、実はひとりが好きなんだけれど、それでもいいの?」とおっしゃったファシリテーターがいて、そこからスピード実現したのです。
ワークではいろいろな話題がでました。その中から一つ紹介します。
ある方から「お母さんが一人で出かけること、一人で楽しむことに後ろめたさを感じる」という意見が飛び出し、この後ろめたさってどういうことだろう?と掘り下げました。
参加者はそれほど多くはなかったけれど、だからこそ、充実した話ができたと思います。
おまけ。
会場は、リニューアルした豊島区産業振興センター。なんて名前になったのだっけ。
そこの、美術室です。
真新しい内装で、備品も真新しく、気持ちがよかったです。
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