前日の寒ーいお花見とうってかわった
うららかな陽気に誘われ、
また小茄子のリクエストに応えて、久しぶりの芦花公園へ。
芦花公園、家から自転車で20分ほどかかるんだけど
行くと必ず楽しいことがある。
この日も、小さな子供たちで一杯のローラー滑り台を
高校生の男の子3人組がにこにこしながら
滑っていったり、小茄子も本当に楽しそうに遊んだり。
(彼ら、周囲に気を遣っていて、好感持てたな☆)
小茄子がお友達をつかまえて、散々遊んでもらった後
公園の奥の桜をチェックしにぷらぷら行くと
ビョンビョンビョンビョンびょ~~ん(半音上がる)
と、なにやら怪しげな音が・・・。
なんだろう、ミュージカルソー(のこぎりをバイオリンの弦で弾くやつ)の音を
素朴にしたような、共鳴胴を持たない単純な音色。
音階も、ほとんど幅がないみたい。
音のする方を見ると、
弓のようなものを弾いているラテンぽい人。
足元には、ごろごろごろごろ転がっている、つぼのようなもの。
なんだなんだ??
好奇心の強い親子、素通りできずに、近寄ってしまう。
小茄子なんか、思いっきりわくわくしているので
一瞬ためらった後、
「なんの楽器ですか?」と
声をかけた。
「ブラジルの楽器で、
ビリンバウ
というんですよー」
と、その人は、実に気さくに答えてくださった。
しかも、わたし達に、思う存分、ビリンバウを弾かせてくれたのだ。
ビリンバウの構造は、ビリンバというブラジル産の木に
鋼製の弦を張り、下部にひょうたんの共鳴胴を縛り付けたもの。
木は乾燥していてラワンのように軽く、直径は500円玉程度。
木肌は非常に滑らか。
ひょうたんの大きさは、3種類に大別でき、その大きさで
音色も変わるとのこと。
ちなみにひょうたんが小さい方が、音が高いらしい。
ひょうたんを縛るひもは、木と弦の両方に渡してあり
そのひもに左手の小指を引っかけて、
中指と薬指の3本と掌で、ビリンバウを持つ。
弦を、右手に持った木の枝で、叩く。
(同時に木の実入りの小篭を右手に持つ)
そして、親指と人差し指で
直径5cm・厚さ5mmほどのコインをつまみ、
弦に軽く押し当てたり離したりして、倍音の調節をする。
さらに、ひょうたんの口をお腹につけたり離したりして
音色・響き具合の調節をする。
ひょうたんは半音程度しか変わらない。
また弦を叩く場所でも、微妙に音色や響き具合がかわる。
・・・要するに、単純な構造の楽器でも
ちょいとした加減の組み合わせで、けっこう音色が変わるのだ。
演奏して下さった曲を聴くと、こんな具合。
ビョンビョビョビョビョンビョン~ビョンビョビョビョビョビョン
と同時に、シャカシャカと音が聞こえる。
なんだか、気分が高揚してくる感じ。
それもそのはず、ビリンバウは
ブラジルの格闘技
カポエイラ
の伴奏に使う楽器だそう。
「トランス」の音色と聞いたのだけれど、
カポエラの2人をぐるりと囲んで、
ビリンバウ奏者3人、パンデイロ(タンバリン)奏者も加えて歌い、
サークル中の2人は脚をぐるぐる回す踊るような動きで戦うそう。
多分・・・想像ですが・・・サークル全体で
トランス、シャーマニズム的な感覚?神に捧げるもの??
楽器や曲だけにとどまらない精神的なものを感じ、
俄然興味をかき立てられた。
さんざん弦を叩かせてもらってご満悦の小茄子、
木の枝を集め始めてなにやらたくらんでいる様子・・・。
ビリンバウを弓にするなっつーの。
しかも向き逆だし。
最後に、ビリンバウを教えて下さったのは、プロの方でした。
カポエイラやビリンバウ、パンデイロを日本に広めている
小飯田さん。
ワークショップも、月2回、近所で開催されています。
パンデイロのワークショップ、3/31(土)、本日開催。
パンデイロの演奏も見られますよ!
たかがタンバリンとあなどるなかれ!!
興味ある方、お出かけ下さい。
わたしたちも、行ってきます♥
うららかな陽気に誘われ、
また小茄子のリクエストに応えて、久しぶりの芦花公園へ。
芦花公園、家から自転車で20分ほどかかるんだけど
行くと必ず楽しいことがある。
この日も、小さな子供たちで一杯のローラー滑り台を
高校生の男の子3人組がにこにこしながら
滑っていったり、小茄子も本当に楽しそうに遊んだり。
(彼ら、周囲に気を遣っていて、好感持てたな☆)
小茄子がお友達をつかまえて、散々遊んでもらった後
公園の奥の桜をチェックしにぷらぷら行くと
ビョンビョンビョンビョンびょ~~ん(半音上がる)
と、なにやら怪しげな音が・・・。
なんだろう、ミュージカルソー(のこぎりをバイオリンの弦で弾くやつ)の音を
素朴にしたような、共鳴胴を持たない単純な音色。
音階も、ほとんど幅がないみたい。
音のする方を見ると、
弓のようなものを弾いているラテンぽい人。
足元には、ごろごろごろごろ転がっている、つぼのようなもの。
なんだなんだ??
好奇心の強い親子、素通りできずに、近寄ってしまう。
小茄子なんか、思いっきりわくわくしているので
一瞬ためらった後、
「なんの楽器ですか?」と
声をかけた。
「ブラジルの楽器で、
ビリンバウ
というんですよー」
と、その人は、実に気さくに答えてくださった。
しかも、わたし達に、思う存分、ビリンバウを弾かせてくれたのだ。
ビリンバウの構造は、ビリンバというブラジル産の木に
鋼製の弦を張り、下部にひょうたんの共鳴胴を縛り付けたもの。
木は乾燥していてラワンのように軽く、直径は500円玉程度。
木肌は非常に滑らか。
ひょうたんの大きさは、3種類に大別でき、その大きさで
音色も変わるとのこと。
ちなみにひょうたんが小さい方が、音が高いらしい。
ひょうたんを縛るひもは、木と弦の両方に渡してあり
そのひもに左手の小指を引っかけて、
中指と薬指の3本と掌で、ビリンバウを持つ。
弦を、右手に持った木の枝で、叩く。
(同時に木の実入りの小篭を右手に持つ)
そして、親指と人差し指で
直径5cm・厚さ5mmほどのコインをつまみ、
弦に軽く押し当てたり離したりして、倍音の調節をする。
さらに、ひょうたんの口をお腹につけたり離したりして
音色・響き具合の調節をする。
ひょうたんは半音程度しか変わらない。
また弦を叩く場所でも、微妙に音色や響き具合がかわる。
・・・要するに、単純な構造の楽器でも
ちょいとした加減の組み合わせで、けっこう音色が変わるのだ。
演奏して下さった曲を聴くと、こんな具合。
ビョンビョビョビョビョンビョン~ビョンビョビョビョビョビョン
と同時に、シャカシャカと音が聞こえる。
なんだか、気分が高揚してくる感じ。
それもそのはず、ビリンバウは
ブラジルの格闘技
カポエイラ
の伴奏に使う楽器だそう。
「トランス」の音色と聞いたのだけれど、
カポエラの2人をぐるりと囲んで、
ビリンバウ奏者3人、パンデイロ(タンバリン)奏者も加えて歌い、
サークル中の2人は脚をぐるぐる回す踊るような動きで戦うそう。
多分・・・想像ですが・・・サークル全体で
トランス、シャーマニズム的な感覚?神に捧げるもの??
楽器や曲だけにとどまらない精神的なものを感じ、
俄然興味をかき立てられた。
さんざん弦を叩かせてもらってご満悦の小茄子、
木の枝を集め始めてなにやらたくらんでいる様子・・・。
ビリンバウを弓にするなっつーの。
しかも向き逆だし。
最後に、ビリンバウを教えて下さったのは、プロの方でした。
カポエイラやビリンバウ、パンデイロを日本に広めている
小飯田さん。
ワークショップも、月2回、近所で開催されています。
パンデイロのワークショップ、3/31(土)、本日開催。
パンデイロの演奏も見られますよ!
たかがタンバリンとあなどるなかれ!!
興味ある方、お出かけ下さい。
わたしたちも、行ってきます♥