草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

明日はPTA問題オフ会♪ →参加しました☆

2019年07月26日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

明日は、PTA問題をわいわいがやがや呟いている、ツイッター仲間のオフ会です。

超楽しみ!

久しぶりに、夜の会合です。
今日はアルコールを抜いておきました☆

*** 190726 追記です ***

時間がたってしまったけど、簡単にレポートします。

都心のビルにあるお洒落なレストランで、オフ会は開かれました。小ぢんまりとした半個室に入れる最大人数を予約したら、なんとまぁギュウギュウに!

オフ会なので、顔とハンドルネームを一致させるよう、全員が揃ったところで自己紹介。PTA問題にかける思いなども語っていただきました。

本当、PTA改革に頑張っている方、頑張った方、成果は出せなかったけどあがいた方、色々いて思いや情報の交換をしました。途中で三々五々席を移動したりもしました。

ただ、私は気持ちよく酔っぱらってしまったので、話の内容までは余りよく覚えていません。てへ。

だめだめ幹事で申し訳ないです。一緒に幹事をしてくださった方、ほんとにありがとうございました。


第3回PTAカフェに参加してきました

2019年07月15日 | 足元記 - PTA問題解決にむけて

今日は、練馬区の有志がおこなった第3回PTAカフェにお邪魔してきました!主催は、練馬区議の高口ようこ(こうぐち・ようこ)さん達です。

こちらのリンクからは、過去のPTAカフェの開催報告が読めます。

地域の会議室で開かれたカフェの参加者は、高口さん含め17人。お子様連れOKの空間でワイワイと話しました。この熱気は、5月18日のPTAフォーラム並み!!現役PTA会長や元PTA会長が、何人も出席されていました。

今日の目的は、練馬区に良いPTAガイドラインを制定してほしいから、話し合ってたたき台を作ることです。

最初に、高口さんから練馬区の動きについて報告をはさみつつ、PTAに詳しい方・問題解決のため活動してきた方ら3人のお話やプレゼンテーションがありました。

  • 大津文書など、各地のガイドライン事例
  • 高口さんの話
  • 練馬区議会に陳情した方の話
  • PTAの歴史、理念、ガイドラインの目的

プレゼンの最後の一枚を、発表者の許可を得て掲載します。斜めで見づらくて申し訳ありません。

高口さんと同じ会派の「市民の声ねりま」の議員が区議会でPTAのガイドラインについて質問したところ、「やりません」と答弁があったそうです。練馬区小P連から要望があれば考えるとのことです(これは、社会教育法 第十一条と第十二条を見れば、理解できます)。では、小P連を変えるにはどうすればよいか?という命題が残ります。議員の立場からすれば、本当は政治が教育に介入するのはよくありません。でも、PTAは今変えたい。

ここから、喧々諤々の議論で盛り上がりました!

  • 町会の話
  • 地域の人はいい人なんだけどね、口を出さないで
  • PTAパワハラの話
  • 会長は孤独な話
  • 町会を変えると政治もPTAも変わる
  • 各クラスからPTAが意見を吸い上げ、クーラー設置が実現した
  • 声を上げることが、"荒らしている"になっちゃう
  • 総会の委任状は民主主義的ではなく、「議決権行使書」がよい

ノートからちゃちゃっと拾うだけで、こんな感じです。

PTAが変わる大きなカギは、学校長が握っているのが現実です。ですから、ガイドラインは学校長あてにします。そして、PTA会員向けには、別に小P連からガイドブックを発行するのはどうかというアイデアが出ました。私、世田谷区の「みんなで学ぶPTA」の話をしました。

ガイドライン自体は、5月18日のPTAフォーラムで、木村草太先生がおっしゃったPTA運営の2大必須要素を核にすることが合意されました。というのも、シンプルな方が皆に伝わりやすいという意見が出たからです。核になるのは…

  1. PTAは任意、を徹底すること
  2. 非会員差別をPTAからなくすこと

です。

高口さんが板書をしてくださって、最後にまとめてくださいました。これも許可を得たので貼り付けます。

高口さんの経験から、区役所は、お母さんは軽視するけど、PTAは重視するそうです。なのでPTAはあった方がよいとのこと。

う~む。PTAの意見集約機能と民主主義、試されるなあ。PTA会長がどこかの会議で発する意見は、はたして会員全体の意見だろうか?という問題は、付いて回ると思うからです。

今日の感想は、PTAを適正化するムーブメントが確実に起こってる!!数年前と比べてもだいぶ違います。嬉しいです。今日お会いしたみなさま、ありがとうございました。


アートな場、クラフト工房La Manoの夏の染織展に行ってきました

2019年07月07日 | イベント告知・参加報告

昨日は、大切な友人が関わっている、クラフト工房 La Mano(ラ・まの)の夏の染織展に行ってきました。夏の染織展は、2019.7.5(金)~8(月)まであり、最終日はライブをするそうです!

La Manoは、東京・町田市にある、藍染めを主とした草木染とハンドクラフトの工房です。一般就労が困難な方々(障がい者)が作業の中心となり、それを支える方々によって運営される、NPO法人です。小さな里山にある築100年の古民家(母屋)と、セグンダと呼ばれる工房、作業場、畑があります。

染織展では、皆さんが半年かけてコツコツ作りためてきた作品の展示販売のほか、施設と作業の見学が可能です。

もう、何に感動したかといえば、LaManoではあらゆる人が尊重されていること!作業者はメンバーさん、サポートする人はスタッフさんと呼ばれていることから、人に上下はないのだという信念がうかがえます。また、絵を描く方が数人いらっしゃり、アーティストと呼ばれています。

他にも、その人のペースで活動できること。ダイバーシティ(多様性)があり、関わる方それぞれの得意分野が生かせていることがうかがえました。つまり、創造的なんです!創造は、主体性と個人が尊重された自由な空気の中で行われるものです。

LaManoにはアートがあります。空間も活動も作品も、芸術であり技術であると感じました。

では、展示会と作品の数々を写真で紹介します。丁寧な手仕事をご覧ください。

 

手織り一点物のバッグ。
縫製は、有償ボランティアさんが担っています。
壁には建物の歴史あり。

藍染めのストール。手織りと、絞り染めがあります。
一番下の濃い染めは、夏のお天気の良い日だと5回染織でできるそう。でも、お天気が悪いと、15回染織してもここまで濃くはならないとか。

刺繍ポーチ。糸は、LaManoで染めたものです。

気分が上がる、色とりどりのポーチ。
色は濃いのですが、草木染めのため、落ち着いたトーンです。
実はこのポーチ、組み合わせてバッグにすることができます。もちろん単品でもお求めになれます。

三連ポーチ、組み合わせるとこんな感じ。
色選び、めっちゃ楽しい!
ポーチを三連で買うと、ストラップ1本1000円がサービスになります。組み合わせに悩む方には、スタッフさんが相談に乗ってくださいます。

こちらは、アーティストの原画をもとにした文具です。
見づらいですが、窓にかかっている動物の絵もアーティストグッズです。

他にも、Tシャツ、藍の型染めTシャツや手ぬぐい、コースター、草木染の靴下、子ども服など、さまざまなものがありました!

疲れたので一休み。
冷たい麦茶と杏仁豆腐のふるまいがありました。

母屋を出て、セグンダと第三作業所へ向かいます。
正面の建物は、セグンダです。
藤棚が見事で、ロケーションの素敵なこと!

まずは、第三作業所を見学しました。ここでは、縫物と、染色作業が行われているそうです。染織は今日はお休み。中華料理屋にありそうな、大きなコンロがいくつも置いてありました。

絞り染めの、絞り工程です。ぎゅっと、がコツだそう。
メンバーさんが作業されています。

刺繍の、ハチさんです。色選びがカワイイ!
配色はメンバーさんのセンスに任されています。
チェーンステッチが見事にそろっていて、一刺し一刺し丁寧に縫われていることがつたわってきます。

次に、セグンダへ向かいます。セグンダの1階では機織り・手紡ぎ作業が行われていました。2階ではアーティスト原画の展示場、アトリエとなっています。2階では写真は撮りませんでした。

藍染めストールを織っているところ。
1作品2mの仕様で、これから長さを計測するところです。

こちらはバッグの生地です。
メンバーさん一人一人に合う言葉で、作業内容や指示等が織機に掲示されています。

バッグ生地の織機の上部には、工程をスモールステップで記した紙がありました。かなり複雑です。1工程終わるごとに、洗濯ばさみをずらしていくそうです。

山のてっぺんには、畑がありました。野菜や、染色に使う草木、綿花を栽培しています。収穫された野菜で食事を作り、皆で料理を囲むことがあるそうです。豊かだな。暖かいな。

 草木染に使う、マリーゴールドです。黄色系の染色に使います。

綿花も栽培しています。
西洋種の白い綿花と、在来種の茶色い綿花があるそうです。

「手のプロジェクト」といって、
地域住民、福祉施設の人なども一緒に
綿の種まき、栽培、手紡ぎで糸をつくる活動があります。

手紡ぎの綿コースターです。
ざっくりとした風合いがナチュラル。

クラフト工房LaManoは、何から何まで素敵な場所でした。また行きたくなりました。