ドドーン!と打ち上がる花火大会に
まだ行ったことがないムスメ。
今日の隅田川の花火大会が、テレビ東京で
独占中継されるとあって
TVを楽しみにしていました。
けれど、いざTVが始まったら
画面の中の花火にがっかりしたのか
5分も立たないうちに
「もう、あきた」
と、TVを消してしまいましたとさ(笑)
とある掲示板から拾った言葉です。
私は、PTAに入らない自由を誰にでも保障しつつ、なおかつ、そのPTAに加わる利点を堂々とアッピールできるPTAがあればなと思っています。
わたしの気持ちを、的確に代弁して下さっています。
「PTAの入退会自由に関する要望書」も、
上記のようなPTAを目指して書き上げました。
tweetbuzz というサイトで、上記要望書に対して
ご批判の書き込みを見つけました。
地域がしっかりしている学区であれば、PTAも円滑に進む。PTAに助けられているという事実が、この署名活動には抜けている RT PTAの入退会自由に関する要望書 - 署名活動するなら『署名TV』
「PTAの入退会自由に関する要望書」の内容は、
主にPTA単体を、純粋なボランティアで
やっていくために、意識改革と、運営の正常化を訴えております。
また、理念に反して腐ってしまったケースの紹介でもあります。
「地域がしっかりしている学区であれば、PTAも円滑に進む。」
はい、これは、きっとそうなのだと思います。
地域と学校はかなり密接に関係していて、
ムスメの学校は大いに地域の方に
助けられているようなのは、感じておりますが、
地域とPTAの関わりが具体的にどんな姿なのかは、
現在の私には見えていません。
PTA歴が2年4ヶ月と、浅いからです。
「PTAに助けられているという事実が、この署名活動には抜けている」
とのことですが、確かにわたしは、署名を起草したとき
PTAのことは、ほめませんでした。
ですが、否定もしておりませんし、それどころか
親世代のコミュニケーション力を高める、人間力をアップするのに
またとない機会だとすら思っております。
ただし、PTAが正常であれば。
署名中に書いた
「強制があるところに、ボランティアの花は咲かない」
(by 川端 裕人氏) ⇒ (by 吉田博彦氏)
ということが、言いたかったこともあります。
PTA入退会自由は、正常化のスタートラインにすぎません。
つまり、地域とPTAとのかかわりは、
PTAが名実共に自主独立の団体として、
他に支配されない状態になってから
初めて論ぜられるのではないでしょうか。
一口に、地域の方といっても、人格者もいらっしゃれば
「オレの言うことを聞け」的な方もいらっしゃいましょう。
これから、団塊の世代が続々引退されるので、
地域を担う人材として、期待されていることと思います。
少し横道に逸れますが、わたしは主人の両親と同居して、
9年になります。
お年寄りから何かを言われるのは、煙たい物です。
「年寄りの冷や水だ!やりたいようにやらせて!」と
陰で反発したことも数知れません。
でも、人生の先輩からのアドバイスは、たいてい
当たっていることが経験上多いです。
だから、腹が立つのですね。
しかし、世の中を、今の形に設計して温存してきたのも
お年寄りの世代です。
新しい考え方を受け入れられないのも、お年寄りの特徴です。
お年寄りの言うこと全てが、正しいとは限りません。
一方で、私たち子育て世代は、核家族が孤立して
暮らすようになって久しく、気楽さと引き替えに
人と交わる力が弱くなっているそうです(佐々木正美先生の本より)。
ですから、そこは気を引き締めて考えないといけません。
その鍛錬の場に、PTAはもってこいと考えます。
自発意志による加入が条件です。
癒着がないのが条件です。
PTA活動内容の規範の全国整備が欲しいと考えます。
(資金稼ぎ的な事業の是非や、使い道、ルールの整備等)
家庭を壊さないPTAが、必須です。
若い者もお年寄りも、働き盛りも、社会的地位に関係なく
言いたいことが言え、知恵を出し合い、時には
けんかすら出来るほど仲良くなるといいですね。
こころが豊かな社会になる事を願っています。