草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

「こぎつねの家」にて、骨太の民主主義の話を聴く

2016年10月23日 | イベント告知・参加報告

最近、同じ世田谷区内に、「こぎつねの家」という素敵スポットができました♪ ここは、多様な人たちの学び合いの場として、そしてドイツのNPOの支援の場としてしつらえられたそうです。

ちょうど一週間前に、そこでオープン記念のオクトーバーフェストが開催されました。いろんな人とのお話があり、ビール、ドイツ料理ほかでの交流会があったそうです。

「もう遅いかも…」と思いつつ私がお邪魔した時には、関係者の慰労会である第二部が始まろうとしている時でした。でも、管理人のしんさんは、私をハグしてくれ、こころよく迎えてくださいました♪

ビールと焼きたてのチョリソーを受け取って、ガレージの奥に入ったら、素敵な竹林がお出迎え。竹林は塀の向うですが。

庭には、お坊さん(?)の像が置いてあります。これは関係者どなたかの手作りだそうです。建物は普通の家なのですが、洋風の紺色が随所に使われていて、かわいいオレンジ色のきつねの絵がついています。

ボランティアの方々の労作、ガレージポートの屋根です。立派な木材が使われていました。この下で飲食しながらおしゃべりしました。

お料理とビールが出そろって皆さん落ち着いた頃、一人一人順番に自己紹介。感度の高い、様々な方が集まっていらっしゃいました。 上智大学大学院の留学生、若者の就労支援をなさっている方、様々です。立派な方ほど腰が低いなぁ、と実感しました。

ドイツNPOの方だと思われる、ドイツ在住のフックス真理子さんから、ドイツの難民受け入れ事情の話を伺いました。PowerPointを使ってのプレゼンでした。

感銘を受けたこと、印象に残ったことを、いくつか紹介します。

  • メルケル首相の難民受け入れ政策は、日本では彼女の方針と受け入れられているが、そうではない。ドイツ基本法第一条に沿った政策をした。
    • ドイツ基本法
    • 第1条 [人間の尊厳、基本権による国家権力の拘束]
    • (1) 人間の尊厳は不可侵である。これを尊重し、および保護することは、すべての国家権力の義務である。
  • ドイツの歴史教育は、ナチスの出した声明文を生徒に読ませ、どう感じるかを書かせる。
  • ホロコーストの反省から、たとえ皆がJa(Yes)と言っても、Nine(No)と言える可能性をさぐる態度を育てる教育をする。
    • ここは、場がどよめきました!日本ならきっと「空気を読め」で終わるだろうと。
  • イスラムでは家に暴力があるから、その習慣をドイツ国内で出さないようにという課題がある。

民主主義は何のためにあるのか?人道とはなにか?ということを考えさせられました。

 


アドラー心理学に基づく育児コース「passage―パセージ―」@吉祥寺、第一・第二章

2016年10月20日 | イベント告知・参加報告

先日紹介した

ですが、思い切って全4回コースの方に申し込みました。(夫にはナイショ。高いってオコられるから。自分の働いた収入で払っています。)

今日、集中講座の第一章、第二章を受けてきました~!午前午後みっちりです。疲れると思いきや、とってもエンパワーされてきました。

Passegeがかかげる、子育ての二種類の目標を、シェアします。

<子育ての行動面の目標>

  1. 自立する。
  2. 社会と調和して暮らせる。

<子育ての心理面の目標>

  1. 私は能力がある。
  2. 人々は私の仲間だ。

うん。心理面の目標、とってもアドラーらしい!

私たち受講生は、リーダーのもと、この大目標に向かって勉強と実践を重ねていくことになります。Passageはいうなれば作戦会議と情報交換と気付きの場、家庭それぞれが実践の場です。 

Passegeの内容は、以下の要素をとりまぜて構成されていました。

  • テキストを交代で音読
  • グループでのシェアリング
  • グループワーク
  • ペアワーク
  • イメージワーク(自分が子どもの気持ちになって…)
  • ワークシートでの課題

一番印象的だったのは、傾聴のペアワークのひとつで、2~3分間相手の話をさえぎらずに聴くことと、さえぎりまくりで自分の言いたいことをどんどん言いながら相手の話を聞く体験でした。

やっぱり、さえぎられずに相手が話を聴いてくれると、言いたいことがするする出てくる!これはpal*systemのファシリテーター活動でも体験してること。逆に、話をさえぎられる体験が新鮮でした。気持ちがどんどんしぼんでくるし、言いたいことが浮かんでこない…。でも、これって女性同士の会話ではあるあるです。

帰宅して、ふっとこんなことを思いました。

私、会話が苦手でした。
ネットの掲示板で交流する方が、気が楽でした。
その理由が、わかりました。

ネットの掲示板は、書きたいことを書き終わるまで、ひとりで落ち着いて考えをまとめられます。

会話では、自分の言いたいことばかりを考えて、人の話をろくろく聞いていませんでした。そうすると、相手も同じ状態になります。自分の言いたいことがろくろく言えず、考えも浮かんでこず、欲求不満になっていたのです。

ところが、相手の話をさえぎらずにきちんと最後まで聴く習慣をつけると、相手も同じように話しを最後まで聴いてくれます、だいたいは。相手の言いたいことに集中すると、自然と流れに沿った返しができるようになりました。

そのおかげで、今は会話が盛り上がるようになり楽しいです!
会話には即興性があり、難しいけれど、 そこが醍醐味。

さて、次のPassegeまで2週間。
課題シートは最低6枚書かなければいけません。ネタをあつめなくちゃね。親子の会話を記録して分析しますから。 

***

161022に追記します。

リーダーを務めてくださっている、ごまちゃん(GOMALUNAさん)のブログ「ひびごと。」を紹介します。

どんな思いでPassageに取り組んでおられるか、分かります。


さきちゃんち一周年イベント@小石川

2016年09月14日 | イベント告知・参加報告

お友達が運営に携わっていらっしゃる、さきちゃんち

さきちゃんちは、文京区小石川にあるスペースです。

  • 子どもの居場所
  • 子育て中の親御さんがほっとするスペース
  • 子育てサロン

などなど、のようです。

さきちゃんちの一周年イベントへ行って来ました!

幼稚園入園前のお子さんたくさん、若いお母さんたくさん、見守る大人たくさん、社会福祉協議会の方などで、大変賑わっていました!

イベントのプログラムは、

  • セレモニー
  • フラダンス ミニレッスン
  • チャリティー癒しコーナー
  • 紙芝居
  • バルーンアートワーク
  • カラダオーケストラ


でした。

私は、セレモニーの途中から参加して、カラダオーケストラまで体験して帰ってきました。

フラダンスのミニレッスンについて追記します。

子育て中のお母さん方がさきちゃんちで、今年の5月(確か)にフラダンスを始められたそうです。今日、キレイな方々数人と講師の方を前に、ミニレッスンに参加しました。フラ、優雅なイメージがあったけど、中腰の姿勢で踊ることが多く、きっつ~!インナーマッスルへなへなの私は、ほんの少しでへばりました。さきちゃんちのFacebookの動画に、ちょっとだけ写っているのですが、見事にへっぴり腰です((+_+))

カラダオーケストラは、物の名前でリズムを口ずさみながら、体操するものです。今回は、「キウイ、すもも、ぶどう」の三つの果物でした。体操と、口ずさむリズムが一体となって、気分は身体表現アートをしている感じ。身体がポカポカして、終わった後はスカッとしました!



写真は、セレモニーが終わった直後の様子です。さきちゃんちと繋がりのある弁護士さんが、BGMにキーボード演奏を買って出てくださったそうです。こういう関係、ステキ~(≧▽≦)

とてもあたたかい場を、感じました。

***

お友達から伺ったところ、さきちゃんちは、建物は大家さんのご厚意で無料で借りておられ、備品はすべて寄付とのこと!!素晴らしい!

小石川は都会で、東京ドームが見えたりする立地です。子どもが安心して遊べる遊び場などはめったにないでしょうから、地域の人の子どもに対するこころを感じます。


アドラー心理学に基づく育児コース「passage―パセージ―」@吉祥寺、体験と全4回コース

2016年09月13日 | イベント告知・参加報告

この間の7月に参加した下記のイベントに関連するご案内です。

向後先生のもとでアドラー心理学などを学ばれているお友達がいます。彼女たちが、アドラー心理学に基づく育児コース「passage―パセージ―」を開講されます。

お友達によると、パセージは、人間性を育む、という目的のアドラー派の育児プログラムだそうです(≧∇≦)

受講すれば、子育てが、きっとラクになると思います。

■パセージのプログラム

  • 第1章 子育ての目標
  • 第2章 賞罰のない子育て
  • 第3章 課題の分離
  • 第4章 共同の課題 
  • 第5章 目標の一致 
  • 第6章 体験を通じて学ぶ
  • 第7章 新しい家族
  • 第8章 積極的に援助する

■体験版、プチパセージ

  • 日程 :9月29日(木)
  • 時間 :9:30~12:00
  • 場所 :吉祥寺第一ホテル3階 WA MUSE
  • 参加費:1,000円

■パセージ4回講座、平日集中コース

  • 日程 :10月20日(木)、11月4日(金)、11月17日(木)、12月2日(金)
  • 時間 :10:00~16:00 (昼食休憩が入ります)
  • 場所 :吉祥寺第一ホテル3階 WA MUSE
  • 受講料:

    初受講…23,500円(テキスト代 2,000円)
    再受講…19,500円

※いずれも、申し込み方法や詳しい内容は、画像をご覧ください。平日集中コースは、8名以上で開催だそうですから、ご興味のある方、お誘いあわせの上どうぞ!


映画『さとにきたらええやん』

2016年09月05日 | イベント告知・参加報告

Twitter仲間からチケットをいただいたので、映画『さとにきたらええやん』を観に来ています。

ポレポレ東中野という映画館で、リバイバル上映中、9/16(金)までです。

こちらは、ポレポレ東中野の入り口。
上映まであと10分。楽しみです!

***

観ました。

『さとにきたらええやん』は、日雇い労働者の街・釜ヶ崎にある、子ども達の集い場「子どもの里」のドキュメンタリー映画です。里は、38年続いてます。

広くはない建物にひしめく子ども、物、エネルギーに最初は圧倒されました。

沢山の子どもが通っている中から、3人の子がフォーカスされます。みなそれぞれに事情を抱えています。そのうちに、大人側の事情もまた、透けて見えてきます。

里につどう子は、しんどいなかでも、いやしんどいからこそ、一生懸命に泣いたり笑ったり、遊んだり、家事をしています。みな、生きている。

元気、もらえます。
最後の方では、ウルウルしてしまいました。

ああ、こんな上っ面な言葉では、通じません。どうぞ、観に行ってください。

映画にも登場するSHINGO★西成さんの歌から、歌詞を引用します。

「心と懐が 寒いときほど 胸を張れ」

いつでもおいで、と言ってくれる人がいる場所のあたたかさを感じました。


佐々木セミナーfinal

2016年07月24日 | イベント告知・参加報告
今日は、佐々木セミナーのfinalです。
残念なことに、佐々木先生は、体調が思わしくなく、代替プログラムとなります。

それでも、お茶の水大学名誉教授でいらっしゃる、牧野カツ子先生のお話しが伺えます。
佐々木正美先生の言葉です。

皆様へ

相互に依存し合うこと
それが自立です。
孤立し合わないように

佐々木正美

セミナー終わりました。
帰り際、子育て協会所長の杉浦正明先生にごあいさつし、握手をしました。
大きな手で、力強い握手でした。

160703「幸せに生きるための心理学~アドラー心理学入門~」反転学習@早稲田大学、向後千春先生

2016年07月03日 | イベント告知・参加報告

JMOOC Open Learningで、e-ラーニングをうけていたアドラー心理学の講座「幸せに生きるための心理学~アドラー心理学入門」の、反転学習に行って来ました!

場所は、早稲田大学。

講師は、早稲田大学の向後千春先生です。

会場はこんな感じ。休憩時間の様子です。スタッフの許可を得て載せています。定員100名の枠が、すべて埋まったとのことです。

向後先生のお話しは、講義あり、ワークあり、質疑応答ありと、変化に富んだものでした。

講座開始時のあいさつで、向後先生はこうおっしゃいました。「みなさんこんにちは、生(なま)向後です」。e-ラーニングではPC画面の向こう側です。動いてしゃべっているお姿は変わらないように思えるかもしれないけれど、対面では伝わるものが断然違います。

向後先生のお話し、特に質疑応答での、質問に対する反応が愉快!真面目な質問には、真面目に答えて話を発展させてくれる一方で、不真面目な質問には、ツッコミで一蹴。会場は爆笑につつまれました。
100人もいるのに、なんだか一体感を感じました。


「課題の分離」のコーナーでは、子育てにアドラー心理学の考えを適用するとどうなるか、説明がありました。

私が児童精神科医の佐々木正美先生に出会うまで愛読していた、児童精神科医の平井信義先生が提唱されていたことと、同じことを向後先生はおっしゃっていました。

受講者は全員、JMOOCのe-ラーニング講座を終了した人です。だから、アドラー心理学の中身の説明は、がんがんすっ飛ばして、今日、ここで集まったメンバーででしかできないことが集中して行われていました。

対面ならではのグループワーク、ペアワーク、シェアリング。

お友達がこの反転学習の助手を務めていらっしゃったのですが、時間管理がお見事でした!タイマーの音がとってもソフトで、何使ってるんだろう?とファシリテータをしている身として気になりました。 

***

160705追記します。

向後先生が、ご自身のブログにレポートを載せていらっしゃるのでリンクします。

集合写真のどこかに、私も写っています(^^)


MIYAKE ISSEY展

2016年06月13日 | イベント告知・参加報告

国立新美術館に来ています。
MIYAKE ISSEY展は、今日が最終日。昼ごはんを食べている間に、チケット買う列が伸びていました。


美術館外観。

入り口、風避け室。
見上げてます。

吹き抜け。広々とした空間です。

風避け室を見下ろしたところ。

ここのレストランで優雅にランチをしたかったのだけど、高くて断念。それに、このロケーションで、お一人様も寂しいし。

ランチは、地下のカフェテリアで取りました。これで1300円ほど。ちょっと後悔。
六本木駅近くの、しじみラーメンのほうが良かったかな(^^;

肝心のISSEY MIYAKE展は、大満足でした。

このポスターの幾何学模様、どちらも服です!!

青いのはプリーツ、金色のは折り畳んだドレス。

三宅一生さんの、鋭い感性を堪能しました。


萩尾望都SF原画展@武蔵野市立吉祥寺美術館

2016年05月15日 | イベント告知・参加報告

あの著名な漫画家、萩尾望都さんのSF原画展に行ってきました。
行く価値ありますよ~!!

萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく

場所は、武蔵野市立吉祥寺美術館。
会期は、2016年4月9日(土)~5月29日(日)です。(休館日有り) 
入場料は、なんと100円!

冒頭の写真、ビルの入り口の柱を、萩尾さんの絵がジャックしています。
キービジュアルの『スター・レッド』 の主人公、レッド・星(セイ)が鮮烈な印象を放っています。

ビルの7階に、吉祥寺美術館はあります。
チケットを買うと、一緒に写真撮影できるPOPがお出迎え。

こちらは、『百億の昼と千億の夜』より、主人公の阿修羅王。

POPはもう一体あり、こちらはレッド・星。

この垂れ幕の向こうが展示室です。もちろん展示室は撮影禁止です。

第一の感想は、萩尾望都さんの緻密な仕事ぶりに、ただただ圧倒されました!!
絵に、とても説得力があります。
印刷からは伝わってこない、絵筆の捌きぐあいや、原画の息吹がつたわってきました。カラ―・モノクロ問わず、「これはどうやって描いたんだろう?」という目で見てしまいました。いちお、美術系出身なので。

第二の感想は、原画という物の不思議さです。
たとえば、文庫本の表紙や挿絵に使うイラストでも、原画の大きさがA3くらいありました。
ものごっつ縮小すると分かっているのに、 背景の細かい描写にまで手を抜かない萩尾さん。これが、絵の説得力のもとになっていると思われます。
一方で、とても大きく使われているキービジュアルのレッド・星の原画が、意外に小さかったことが驚きでした。これはB4程度。ふつうはあんなに拡大したら、線がどこか荒れたり塗りのはみ出しが見えたりするものだと思うのです。今の時代はデジタル修正が効きますけれど、そんなの必要ないと思えるほど、原画は完璧に美しい!

第三の感想は、うちにある萩尾コミックの原画が見られて嬉しかったこと。あの作品、この作品とあり、親しみが持てました。モノクロのコミック原画は、有効面積A4に、縁(余白)がついている感じです。目見当ですけれど。意外に大きく感じました。うちのコミックは文庫本サイズですから、あの丁寧な仕事ぶりがよく見えません。なんともったいない、残念で、萩尾さんに申し訳ない気持ちになってしまいました。

萩尾望都さんの美しい原画を、堪能して帰ってきました。会期はまだあります。まだの人はぜひどうぞ! 


「未来をこの手に!大討論会〜私たちはあきらめない〜」@参議院議員会館に来ています&感想

2016年04月15日 | イベント告知・参加報告

先日ここで告知したイベント、

未来をこの手に!大討論会〜私たちはあきらめない〜

に来ています。

***

私自身は大したことは話せなかったけれど、ここで話し合ったことを、政策提言していくそうです。
世には凄い女性がたくさんいらっしゃるのだと、大いに刺激を受けて帰ってきました!女性国会議員が数名いらっしゃり、超党派でうごいている生の情報などを聴けたりしました。こういうの、またあったら行きたいです。

最初は、ミニ講演会。

  1. 内田聖子さん「TPPはメリットなのか?世界から見たTPP」
  2. 猿田佐世さん「沖縄米軍基地と日本外交のリアルな実態」

次に、ワールドカフェ形式による大討論会。
6つあるテーブルのうち、奇数か偶数か選んで回る形式でした。各グループの討論時間は、約30分。30分経ったら、別のテーブルに向かいます。

  1. クオータ制・人権
  2. 環境汚染・原発・エネルギー 
  3. 格差・貧困・雇用・子育て・教育 
  4. TPP・医療・食
  5. 安保法案・基地・外交政策 
  6. アベノミクス・経済

私は、奇数のテーブルを選びました。3番が目当てです。

会場には、ファシリテーターの方のほかに、地方議会議員、国会議員の女性も7名ほど参加されました。民進党、共産党、無所属の方でした。

次に、国会議員の方の自己紹介とエール。

次に、各グループの報告。
こちらは、主催者の方が行いました。各テーブルに一人、筆記係をかねて主催の方がおられました。

最後に、落語家の古今亭菊千代師匠と、全日本おばちゃん党代表代行の谷口真由美さんのクロストークがありました。

菊千代師匠とは、最初のテーブルで隣同士になりました。私は存じ上げない方でしたけれど、着物の紋が、大きな「9」の文字でした。はてな?と思っていたら、憲法9条の9の字だとのこと。「芸人9条の会」をお作りになったそうです。

谷口さんのお話の中で、「腹をくくって生きて行こうとする人は、主語を『私』にしてみて」「日本国憲法の前文にある『我々』を『私』に変えて読んでみると、自分自身の覚悟になってくる」「主張したいことがあるなら、疑問形で切ってみて。そうすると対話になる、相手に喋らせると巻き込める」ということが印象に残りました。

口調は、関西系のノリで、もっと面白かったのですけれど。

とても刺激的な会でした!
誘ってくれた友達が、なんと主催がわにいらっしゃいました。これにはびっくり。誘ってくれたことに感謝です。


参議院議員会館の講堂前廊下

2016年04月15日 | イベント告知・参加報告

すてきな空間です。

***

天井が高くて、とても広い!これ、廊下です。

参議院議員会館の、この場所にくるまで、入り口でセキュリティゲートをくぐり、手荷物検査を受け、受付でICチップ入りの入館証を借り、ゲートにチップをピッとかざしてやってきました。

ものものしい~。そして、贅沢な建物でした。


160415(金):【女性限定企画】 「未来をこの手に!大討論会〜私たちはあきらめない〜」

2016年03月29日 | イベント告知・参加報告

Facebookで、友人からこのイベントに招待されました。
そうそうたる方がファシリテーター役になり、ワールドカフェ形式で、討論会を行うそうです。明智カイトさんの『誰でもできるロビイング入門―社会を変える技術』という本で知った、しんぐるまざぁーず・ふぉーらむの赤石千衣子さんもファシリテーターをなさいます。

場所は、なんと参議院議員会館!

概要を、以下転写貼り付けします。 

***

第一回 未来を創るwomen’s project イベント決定!!

【女性限定企画】
「未来をこの手に!大討論会〜私たちはあきらめない〜」


今の政治に対して、女性達が憂いていることをワールドカフェ形式でテーマごとに話し合います。

テーマごとに分かれ、今の政治に対して女性の目線、生活に密着した目線から政治を考えます。
最終的に討論会で出た意見を「私たちのマニフェスト」としてまとめ、参加して下さった超党派の女性議員に国政に反映できるよう働きかけて頂きます。

日時:4月15日 午後2時〜5時
場所:参議院議員会館 講堂
資料代:500円

<討論会テーマ>
1. クオータ制・人権
2. 環境汚染・原発・エネルギー 
3. 格差・貧困・雇用・子育て・教育 
4. TPP・医療・食
5. 安保法案・基地・外交政策 
6. アベノミクス・経済

・赤石千衣子さん(しんぐるまざぁーず・ふぉーらむ理事長)
・池畑博美さん(認定NPO法人エンパワメントかながわ事務局長)
・内田聖子さん(NPO 法人アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長・理事)
・木村結さん(東京電力株主代表訴訟原告団事務局長)
・猿田佐世さん(新外交イニシアティブ(ND)事務局長・弁護士)
・奈須りえさん(大田区議会議員・市民政策アナリスト)

多くの女性の参加をお待ちしております!!

***

テーマや目的、ワールドカフェ形式を体験すること、なにより赤石さんにお目にかかれればうれしい、という気持ちで、参加しようと思っています。

ご一緒にいかがですか?


『繋がる力でいじめに向き合う〜いじめを止めるオトナの役割』に行ってきました

2016年03月06日 | イベント告知・参加報告

昨日、第79回 SVP東京ネットワークミーティング『繋がる力でいじめに向き合う〜いじめを止めるオトナの役割』 に行ってきました。


会場はこちら、日本財団です。都心のいい場所。 

志高い方の集まりでした!
とても刺激をうけて帰ってきました。

開催は、SVP東京NPO法人ストップいじめ!ナビの共催だそうです。

子どもや社会の事を考えて一線で活躍している方々が、登壇なさり、それぞれ持ち時間15分で活動プレゼンしました。その後、いじめを切り口に、登壇者4名とNPO法人ストップいじめ!ナビの代表理事荻上チキさんがリレートークを行いました。荻上さんは、TBSラジオ「Session 22」パーソナリティーや、SYNODOSの副編集長の活動でも知られる方です。

荻上さんは、非常に知的な方でいらっしゃいます。いじめ問題を、理性的・客観的にとらえておられます。荻上さんのプレゼンからは、以下のことをうけとりました。

  • いのちの生徒手帳プロジェクトを行っている。
  • 日本のいじめは、暴力系は少なく、コミュニケーション操作系が多い。
    • コミュニケーション操作系は、刑事罰ができないうえ、いじめの特定がしづらい
  • いじめ対策には、本人の記録が重要。いじめ対策基本法により、記録が提出された時点で、学校は動く義務がある。
  • 根拠に基づいたいじめ対策を行うべき(政治家・官僚の対策は、思いつきレベルが多い)
  • いじめにはホットスポットがあり、日本の場合は、教室。
  • いじめが発生しやすい環境、しにくい環境がある。
    • 極端ないじめは、少しのいじめを軽視した結果おこる。
    • 体罰のおきやすい教室は、いじめもおきやすい。
    • 体罰には、デメリットしかない。
  • 不機嫌な教室から、ご機嫌な教室へ
    • 先生、いきなり怒鳴り出すのやめて。中学になると多くなるケース。
    • 子どもの人権を重視した教室運営を。
  • 「2+α」の制度の提案。1教室に、先生2人とボランティア等の人を入れる。
  • この10年間での教育改革は、先生の仕事を増やす傾向にあった。部活動問題含め、改善を。
  • すでに対策がわかっていることは、かなりある

リレートークからは、いじめは、単純なものでなく、複合的な要因で起こっていることを共有しました。

その後、質疑応答があり、名刺交換会がありました。

登壇者の詳しい紹介等は、上記イベントのリンク先か、拙ブログ過去記事をご覧くださると幸いです。 


160315(土):『繋がる力でいじめに向き合う〜いじめを止めるオトナの役割』

2016年03月01日 | イベント告知・参加報告

Facebookでつながっている方から、このイベントを教えていただきました。今週の土曜日にあります。

第79回 SVP東京ネットワークミーティング『繋がる力でいじめに向き合う〜いじめを止めるオトナの役割』 

  • 2016/03/05 (土) 16:00 - 19:00
  • 会場:日本財団ビル 2階 AB大会議室
  • 参加費 :¥1,000

SVP東京、という団体があって、社会的起業をする団体に、資金提供や目標達成のために協働をするそうです。初めて知りました!

すごい!
SVP東京のサイトをみたら、自分の気になっている分野の先輩団体がたくさんあり、社会問題を解決する方向に動いている人たちが確実に増えているのだと、わかります。 

肝心のイベントです。
拙ブログ過去記事でも紹介した、NPO法人ストップいじめ!ナビが、 今回のミーティングに企画段階からかかわっているそうです。

ゲストは下記のとおり、元サイトから転載させていただきます。

***

●荻上チキさん(代表理事)須永祐慈さん(事務局長)
特定非営利活動法人 ストップいじめ!ナビ
http://stopijime.jp(情報サイト)

●明智カイトさん
いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン 代表
LGBTなど性的マイノリティの子ども、若者に対するいじめ対策、自殺対策(=生きる支援)などについて取り組みをしています。

●朝倉景樹さん(シューレ大学スタッフ)
特定非営利活動法人 東京シューレ 理事
不登校を経験している子どもを中心に、子ども・若者の学びや 成長を「フリースクール」「新しいタイプの私立中学校」「ホームエデュケーション」「親・保護者への活動」といった多様な事業を通して、 総合的に支援しています。

●渡辺由美子さん
特定非営利活動法人 キッズドア 理事長
日本国内の困窮家庭の子ども達に向けて、無償の学習支援・体験活動・キャリア教育を行っている団体です。 すべての子ども達が将来に夢や希望を持てる社会の実現を目指して活動しています。

●綾屋紗月さん
おとえもじて/東京大学先端科学技術研究センター
発達障害を抱える仲間と共に当事者研究を行いながら、発達障害者にとってちょうどよいコミュニケーションスタイル・環境や言葉のデザインについて 探究しています。また当事者研究を行っている他団体や、学術研究との共同研究にも取り組んでいます。

***

興味津々のイベント、申し込みしてきました。