白血病
検査を受けそして試験治療をも受けた患者に、お医者さんは「白血病です。」「治る見込みが今は見受けられません。」「このままだと半年か1年でしょう」と。
「ショックだった」と親しいAさんからの電話。「え、もう一度」と聞き返すことしかできない。時間が少しずつ経過して、冷静さが戻って「治療法についてネットで調べてみよう。現在はガンも治る確率は高くなったと聞くから」と電話を置く。
医師から患者と家族とにこのような病状説明があることは「よほど」だろう。説明もし辛いものだったろう。しかしこのまま医師にまかせておくことはできない。ネットには2015年日本癌学会学術総会で発表された「p53誘導体DBグルコース」食品はマウス試験において白血病と言う癌の成長阻害率が高かったと紹介されていた。
Aさんにこの内容を紹介。そして医師に相談すると「民間治療法を患者さんが採用されることはかまいません」と返事があったと言う。成長阻害率はマウス試験のデータであり、医師にも自分に縁のあった大切な患者だ、しっかり関与して欲しい。そして「少しでも良い方向に――」と祈る。
作業をしていて向う脛を打つ。腫れが出てなかなか治らない。我慢をしていたが、いつもと違うと思うようになって病院に行く。そして白血病と診断された。「半年から1年」との説明。私は今確かにここにいる、しかし明日は、誰も確かではない。