食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

日本の瀬戸内海は世界の閉鎖性海域のひとつ

2024-05-21 22:49:31 | 予算の使い方

 瀬戸内海は大丈夫か?

 地中海や瀬戸内海はそれぞれに「世界の主な閉鎖性海域」の一つとされている。外海との水の交換が行われにくいため汚染物質が蓄積しやすく、水質の改善や維持が難しい性質を備えていると。一方そこは穏やかな自然環境に恵まれ古くから漁場として利用されています。瀬戸内海ではカキの養殖が盛んです。

 2011年に起きた東日本大震災では地震や津波により、福島原子力発電所(原発)は事故を起こしました。(公財)海洋生物環境研究所・研究参与渡辺輝久氏の「福島第一原子力発電所事故と海洋汚染」によると発電所直近の海水中の放射性セシウム濃度の最高値は100,000(Bq/ℓ)を超えており、イカナゴ稚魚は14,000(Bq/kg)であったとある。1ヵ月程度の期間で下がってはいる。

 福島県でのデータだが、瀬戸内海の上関原発に同じレベルの事故が起こると、閉鎖性海域のため1ヵ月の期間で下がると期待できない。近くの養殖カキにも影響が及ぶものと考えられる。

 電力供給そして環境対策のために、日本では原発は必要とされている。しかし事故が起こることがあるとされる原発設備を瀬戸内海に建設することは、事故時の被災状況を重くしない視点からも避けることが必要ではないだろうか。

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子供の将来を考えての工夫

2024-05-12 16:55:06 | 社会・平和

 子供と共に

 少子高齢化の時代だと現在社会が表現されている。戦後に生まれた者たちは私を含めて、社会は民主主義となり、相続制度は諸子均等相続(法定相続)となりました。これは親の財産が分割されることであり、多子な親の子供家族は生活が成り立たなくなる制度です。

 そこで、戦後生まれの子を持つ親たちは成長した子供を仕事のある場所へ出稼ぎに送り出しました。数年が経過すると出稼ぎの収入が親元に残る者の収入より良いことが分かり、子供たちは次々に親元を離れました。その子供たちは現在75才前後の年齢です。残された親は懸命に働いていました。しかし年齢による体力減退に抗しきれず、私の住む地域では田畑が荒れてしまっています。若い内に親元に戻り仕事を跡継ぎしていないことが原因でしょう。

 国策にも原因はあったのではないでしょうか。グローバル化という波に乗って農作物の価格を農業従事者の生活を守るとの方向の選択をしなかった。工業製品の輸出を維持する代償の扱いにした。そのように見えた。この政策は日本の農業従事者が維持していた地域を経済的に追込み、出稼ぎの子供が親元へ戻れる方法を困難にした。

 私が住んでいる地域でも親元に戻っている子供は数戸で、それも定年後、親はすでに他界されている例が多い。すでに田畑は荒れている。相続制度について、現在の制度は諸子均等相続(法定相続)だが、内容の理解を整頓しておくことが大切と知りました。それは「諸子均等相続」と「遺言相続」との取捨選択をする制度、二本立てなのです。

 また、小学生数の減少で来年は会員が2人になる、だから子供会は継続できない。この事情で50年間を超えて継続された子供会は途絶えたが、高齢者が大多数の自治会行事は「たいへんや難しい」を理由に続かなくなる。その意見に抵抗する理由が見つけにくい。「子供のために」となれば若いお父さんも前向きになれる。現在の小学生は9人。子供会の復活は「子供のために、地域の活力のため」役立つものだ、とも思える。

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