女性1人当たりの子供数
女性が自動車を運転することができるようになった。サウジアラビアでのことだ。「運転手を雇わずに、一人で目的の場所まで行けることが嬉しい」こんな発言が紹介されていた。
日本では女性の就業率をアップすることが課題のように取り扱われている。女性が活躍できるように企業の管理職比率を高めようと叫ばれる。女性の就業率をアメリカと比較してみようと思いたった。
日本は70.5、アメリカは67.1㌫。日本の方が高い。ドイツ72.8、ロシア68.9、フランス63.9。日本もすでに十分に高いと言える。調べていて、一人の女性が生む子供の数が、この割合が高くなると少なくなっていることを知った。日本1.41、アメリカ1.88人。ドイツ1.38、ロシア1.59、フランス2.01。移民受け入れなどの特殊事情がありそうな国は数国除外した。しかし上記の傾向は見うけられる。出典:世界ランキング(国際統計格付けセンター)
政治家はすでにこのことを知っているだろう。しかし市民は案外知らない者も多いのではないだろうか。夫婦共稼ぎを当然のように取扱う政策は、不安だ。また、若い夫婦への、共稼ぎと子育てとの両方負担は軽減する政策が必要だと思う。さらに、子供を2人育てるには、親の強い決意が必要となろう。そんなことに気が付いた。