食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

「りいちゃん」というチワワ犬

2018-01-28 10:28:35 | 社会・平和

   ネットよりコピー

 子供に「大人になってどんな仕事をしたいですか」と尋ねる。返事が、しっかりするのは幾歳頃からだろうか。

 私は間もなく70歳になる男性だが、「どんな仕事をしたい」の返事が準備できた時期は遅い。昭和30年代末の中学卒業同窓の同級生も違いは少ないと今感じている。

 あたりまえの大人になるには、子供時に、食べ物がある、暴力を加えられない、愛されていると感じて育つ、社会の中で生きられる自信を持つ、そして大人になってからの目標を持つ、この5つが必要だという。

 「りいちゃん」は小学4年生の、詩の作者と一緒に生活していたチワワ犬。きげんのいい時には「おなかをなでて」とあまえてくる、あまえんぼう。ある日の前日から高熱が続き食欲もなかった。病院でみてもらいかぜの薬をもらって帰った。でも、夜になっても症状はよくならず、苦しそうにハアハアと息をはき、こみあげてくる血のまじっただえきを、苦しそうに何度も飲み込んでいた。私が寝ている間に、おばあちゃんのひざでねむるように息をひきとった。「りいちゃんが今なくなったよ」とおばあちゃんの---。次の日になってもりいは動いていなかった。いつもふつうにすごしていた生活はふつうじゃなかったんだ。---。おそうしきをして、りいの好きだったささみをうめて「大好きだよ」とつぶやいた。そしてその時心に決めた。夜中でも、病気の動物を見るじゅう医になると。---。

 小学4年生のこの子は、この年齢で大人になってからの目標を持った。辛い経験をしたが、目標を「りいちゃん」がプレゼントしてくれた。年齢を重ねると目標は変化することもあるだろう。しかしこの目標は心に大切にされるだろう。

 曖昧にせず、「サラリーマン」が目標の場合でも、どのようなことをする人と、より深い細分化された区分を、早いうちに見つける。そのことはきっと本人をサポートしてくれるだろう。この詩の作者、の将来を知ることが楽しみだ。

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現在に残る家制度

2018-01-25 09:00:55 | 社会・平和

 老親扶養

 明治時代に入ると、工場ができ始め、そこでの労働者が出現する。労働者は家から離れて仕事をする。家制度は綻び始める。

 家制度は支配権と財産権との2方面から見ると理解し易い。家では家長(父)に、家族の支配権があり、妻が補佐する。家長の了解が結婚相手の選定にも及んでおり、男尊女卑という、男性を女性より重んじる、考え方も存在していた。財産権では、家長個人の財産と考えるが、家長が替わる際には、財産は次の家長に引き継がれる。しかし、家長には家族の扶養義務がある。

 第二次大戦後、家制度は廃止された。現在は家長(戸主)などとはせず、戸籍謄本には、氏名と続柄である父母妻長女長男などが書かれる。しかし扶養義務制度は条件を設けて、妻子、父母などに対して残っている。

 さて、子が成人した後の親子の間にはどのような法律的な関係が存在するのだろう。回答は「相互が扶養義務者」(民法730条、877条第1項)。この場合の扶養は自分の生活を壊さない範囲の対応となる。さらに、親扶養の分担は、子が同等に負う。財産相続が子に同等であることと通じていると思われる。

 これらの事から、遺言書により、老親扶養を託し、家やお墓を継ぐ(守る)子に、相続割合を高くすることは道に適っているようだ。

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平成の3つの現実

2018-01-22 16:52:14 | 社会・平和

 格差、原電、アメリカファーストへの対応

 現実の第1、新自由主義経済の進行と、格差社会の出現および非正規雇用者や貧困層の拡大。第2、2つの大きな震災(阪神・淡路大震災)と、それにともなう東京電力福島第1原発の事故。第3、戦後民主主義に逆行するかのようなナショナリズムと歴史修正主義の台頭。

 これは文芸評論家斎藤美奈子さんの中国新聞1月16日オピニオンに掲載された意見の1部だ。私には理解が難しくて、ことばの意味などを調べた。

 新自由主義経済とは、市場に任せるだけで経済は上手くゆくと考えたが、世界恐慌に始まる不況から抜け出せず。そこで需要が足りないから不況になると考え(ケインズ)て、公共投資を行った。然し、1970年代のオイルショックで経済が停滞すると、失業者が増加し、インフレなのに賃金が増えない状態になる。ここで、多くの規制や税の負担が自由な経済活動を妨げているとした、新自由主義経済を、中曾根・小泉政権下で採用した。安倍政権下の「アベノミクス」も同じだ。

 次に戦後民主主義とは、第2次大戦後の日本国憲法にある国民主権・平和主義・基本的人権の尊重を原理とした政治制度。

 現実はさらに、経済は低迷、思想は戦前回帰、大地は揺れて科学技術の安全神話に疑問符がつく。近代にもさすがに限界が来たのか、と続く。

 確かに、現実第1の格差社会を作り出している。第2の原子力発電は、安全ではない。第3のナショナリズムは「アメリカファースト」などの言葉が耳に残る。このような状況の日本は、これからどのような道を選択し進むのか。これからの世代の人たちと共に、考えることが大切だろう。

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親と同居し易い環境づくりを

2018-01-18 09:00:49 | 社会・平和

 先祖に繋がる家を大切にする制度を

 「亥の子」歌がある。「亥の子いのこ 亥の子餅つかんも ---おまけに繁盛どっこいせ」この歌詞は私が小さい頃に歌っていた。「この家の新嫁女、いつか腹はふといぞ」と言い、家の繁盛を願っているとわかる。

 この「亥の子」歌は西日本に多く残っているとか。1月13日新聞に、「日本の世帯数の将来推計」の記事を見付けた。内容に、2040年には39.3%が一人暮らしになるという。また、一人暮らし世帯数割合の推移は、1980年20%、2015年35%と。

 世帯とは住居と生計を共にする者の集団をいう。1980年と比較して2040年が39.3%へと約2倍となる。原因は、分析によると「未婚」や「離婚」の増加。さらにお年寄りの一人暮らしも多いと。

 国や県・市に対策を期待するのだが、どのように考えれば1980年当時の割合に近づくことができるだろうか。未婚率対策には、友人や親などが「背中を押し」て結婚の決心を促すことだろう。離婚率対策には、結婚式をして人に祝って貰い離婚をし難くし、友人や親にも相談できることだろう。そしてお年寄り対策は、親子の関係によるが、亥の子祭りで繁盛を願う家に、同じ世帯に入ることだ。次男は養子になり、時期を選び養家世帯に入る。養子になれない者は、親となり子と同じ世帯に入る。

 つい先日まで、右のような繋がりで家は保たれていた。この繋がりを大切にすることが、一人暮らし割合を1980年当時レベルにする方法だと思う。一世代で成す財産が幾世代かで成したものを超える例は少なかろう。

 為政者には、家を大切にする制度作りと、今の地方状況に、何かを加えて、働く場所があり、地方で生活が可能となるような、環境づくりを期待したい。

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経済3団体

2018-01-16 19:16:11 | 社会・平和

 経済3団体

 企業に就職して、長く過ごした。夢中になって技術を習得し企業の歯車を目指した。そして、数年前に定年退職した。先日新聞に「経済3団体」とあり、その活動内容の説明が掲載された。

 経団連、日本商工会議所(日商)、経済同友会。新年祝賀会を開いたという。この3団体は企業の立場から経済政策や雇用などの政策、の立案や対処方針の策定を担い、政府に実現を働き掛けているとある。

 各団体の特徴は、経団連の会員は大企業が中心で企業と業界団体、地方経済団体で構成されている。日商は全国の商工会議所を会員とし、中小企業の育成や地域振興などに注力している。経済同友会は企業の経営者が個人の資格で参加し、会員数は約1450人で、出身企業や所属業界の利害にとらわれず自由に議論し、多くの提言を発表している。

 政府との対話では経団連が前面に出る場合が多い。経団連会長は「財界総理」とも呼ばれ、政界や官界から一目置かれており、春闘の経営側の交渉方針や、新卒の採用ルールを策定しているという。

 企業の歯車の一つであろうとすると、収集情報に偏りができるようだ。3団体の会員の方々について知る機会に、やっと出会った。

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「ひとの心」がおもしろい

2018-01-14 09:12:00 | 日本・世界・地球

 「ひとの心」

 朝のテレビ小説「笑ろてんか」を見ている。「笑うと福が来る」という内容のようだ。この番組の一シーンだが、おもしろい。

 関東大震災後に巡り合った、元芸者の母と実業家に成長した子。子には小さい頃の、母へのわだかまりがあり、それがなかなか除けない。除くためのきっかけに「へその緒」が今日、登場した。震災で倒れかけた家に入り込み、わざわざ取って来たと、そばにいた人が説明する。さて次回には心が通じ合うのか。

 先日近くの人が集まるサロンで、90才を超えたお年寄りが「あなたのお宅には綿の種を取り出す装置があった。それをもらって私は助けられた」と。60年を超える昔のことのようだ。「そんなことがあったんですか。綿の種を取り出す装置--?ふーん」と。すると今度は「こんな事もあったんよ」と。聞いていると「あなたのお宅のTさんと近所の---」とどうも耳に聞こえの良くないと思える内容を話される。きっと無意識だろう。

 前の例と後の例とどちらも、どこかバランスがまだ悪いと、話し手は感じている。バランスを良くするには、へその緒や聞こえが良くない話材が必要だった。「ひとの心」の微妙をこのように捉えると、おもしろいと納得する。

 自分の行動の場合には、無意識ではなく、バランスの悪さを感じ、そしてその後の発言を制御できるようになりたいものだ。

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2017年のトピックス

2018-01-12 08:58:11 | 予算の使い方

   薪

 「頭の体操」ではなく「頭の整理」に、1年を振り返り次年の目印にしたい。この思いで昨年を振り返る。

 古い項目から。1、民児委員に12月になり、その後右往左往しながら1年が過ぎた。相談を受けることも。2、前年末に倒した大木を半年以上かけて薪に加工。3、お墓を共同の墓地に移す。すぐに、父の33回忌をする。4、籾の乾燥機を板で造る。麦に使用するも、程度を知らず残念。25→15%まで乾燥要。5、農業入門塾合格。入塾、5月より1年間。6、麦刈用にコンバイン使用。販売品質には、倒れていない麦のみ収穫が良いと知る。7、イチゴの苗づくり。愛媛県農家見学が生きる。8、子供が異動で、里帰り日程取れず。孫の7・5・3に東京へ。9、結婚40年写真、皆集まり記念写真。10人だ。

 項目別に見つめると、不完全なものが多いことに気付く。また子供は自慢の子供たちに育っていることに。そして、この作業は、今年すべきことを鮮明にしてくれた。イメージ化できることは有難い。

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年越し準備

2018-01-10 08:55:52 | 社会・平和

   フリスビー(ソフトな)遊び

 朝一の飛行機で家族4人の長男夫婦が帰って来る。数日前にチャイルドシートは準備した。今年は「郷の家を見せる」と知人との2家族だ。お茶でのおもてなしだが、家内は気を遣う。

 羽田を7時発の便に乗る。9時前に到着する。時間に合わせて出迎える。気忙しい年末だが、あれやこれやと頭を働かせることは楽しくもある。孫が一番に現れて走り寄る。いつもの形だ。

 10時半頃に家に。和やかにお茶会ができた。12時前に我々夫婦だけを残して、食事を目的に、お客さんは帰り、長男家族も同行した。「さあ、これから餅つきだ」急ぎ簡易な食事をし、準備中のもち米を蒸す。今日は2升を2臼お餅にする。薪で湯を。湯気で餅米を蒸す。蒸されると、機械に入れる。シャモジで人が手伝う。数分で餅になる。塊を板に乗せ、小さく千切りながら鏡餅などを形良くつくる。16時前には2臼目も終了。そして片付け。

 お腹にも入れた。一休みしその後、玄関飾りなどを。孫たちが戻って来た時にはお正月を迎える準備はほとんどできていた。夕食前には鏡餅も飾ることができた。

 長男に、その様を見せながら一緒に、とならなかったことは心残りではある。が、来年を期待したい。遠くに住む長男家族だが、家を継ぐ者たち。家にそして地域に愛着を持つことが大切だ。親の私はそのことを、心を込めてささやく。超えなければならない障害物が見える時は、超えるための選択肢を私も考える。難問であっても、楽しく考え、解決策をまとめたい。そう思っている。

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対話

2018-01-08 13:28:10 | 予算の使い方

  対話

 戦争・暴力の反対語は、経済学者暉峻淑子さんによると、「対話」という。これは1月3日中国新聞天風緑の記事だが、確かに対話中は戦争にはならない。

 さらに、「対話」とは互いに人格を認め合い、対等な立場で向き合うこと。一方に軍配を上げる「討論」でも、双方の主張を足して2で割る「妥協」でもないと。

 認め合い向き合っても、それだけでは先に進めない。互いの妥協があってこそ身動きができ、前にも進める。北朝鮮と韓国間で9日に会談があるとか。北朝鮮は妥協をして国民が生活できる環境づくりに舵を切って欲しいものだ。

 世界には資本主義や共産主義社会そして民主主義や君主主義国も存在している。自国がどのような政治制度を採用していても、国民が自分の生活を「幸せ」と感じられるレベルであれば良い。

 2国間の対話だが、活かして前進することを期待したい。

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結婚40年記念

2018-01-02 23:49:50 | 日本・世界・地球

  結婚40年

 孫が4人になって2年経過した。その2年目の年末に結婚40年を迎えた。子供達へは昨年末に、「写真を撮りたいので、時期を合わせて里帰りを」と話を出した。

 40年の時の流れは、私にとっての、いろいろな出来事を飲み込んでいる。就職後数年の時期に結婚。2人の子供に恵まれる。下の子が2才の時、父が、次年に母が、他界。年号は昭和から平成に。私は数カ所の転勤を。子供たちは幼稚園小中高校、そして大学、就職して結婚。家内は結婚後すぐの時期には、早起きしてお化粧をした。子供達が大きくなるにつれて影響力は大きくなり、今では退職後の私をも膝の痛さを助けにして、食事中の「おかわり」を、ときに「お願いします」という。

 来年は平成が次の年号に移ることに。昨年末に「結婚40年写真」を10人勢揃いで撮影した。「こんなことがあったなー」とひそかに考えながらシャッターを押した。当然な事だが、子供たちは孫達へ対して強い。

 年次は着実に進み、私たちの「バトン」は子供たちに、すでに渡っているようだ。

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