元乃隅神社
楫取素彦
経済活性化のための山口県発行のプレミアム宿泊券を購入。長門市の元乃隅神社へ、赤い鳥居が連なっている様子の写真を見て、「行きたい」と思っていた。添付写真の場所だ。併せて、GoToトラベルや地域共通クーポンなどの割引もあった。
近くまで来る際には、是非訪問したい場所がもう一つあった。吉田松陰の友人(楫取素彦)とその妻(壽)が数年暮らした長門市の農村だ。訪ねると、住んだ場所のすぐ側を大きな道路が通り当時の農村を想像することは難しかった。しかし住まい場所の野積み石垣と壽(松陰の妹でもある)が仏教の妙好人であったとの説明看板を読むことができた。
楫取素彦は廃藩置県の時まで毛利藩主の希望で側につき、その後農村、そして群馬県令となる。富岡製糸場はこの県にあり県の発展に貢献している。その後山口県防府市に戻り壽他界後の妻文(二人目の妻で、彼女も松陰の妹でもある)と暮らした。楫取素彦は貴族院議員をし、男爵でもあった。
元乃隅神社の各鳥居には寄進者の名前が記されており、願い事が叶った者の寄進だろうと思われた。願いの中の一つに、子宝に恵まれるともあった。
おめでとうございます!そして、寄進のお陰で、このような場所が素晴らしい観光地に変身できて、おめでたいことが重なっている。過疎地だろうと思われる場所だが、観光地としてさらに発展することを応援したい。