食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

日本は恥の文化

2020-06-27 09:41:55 | 日本・世界・地球

 今を大切にする「恥の文化」 おもしろい

 聞いたことのあることば、「日本は恥の文化」と発言するテレビ番組と出会った。はっきり発言して欲しいものだ、との内容だったと記憶している。

 ネットで調べると、アメリカの日本研究者である、人類学者ベネディクト氏の「菊と刀 日本文化の型」に書かれているという。欧米人の「罪の文化」とは違っていると紹介している。

 日本人の心無い登山者がゴミや空き缶を山に捨てて行く。周りに人がいると捨てないけれど、誰もいなくなったことを確かめると、平気でゴミを捨てて行く。これは他人の目が行動を決定する規準となっていることをあらわしている。恥ずかしいかそうでないかという基準が、行動を決定する「恥の文化」だと。「恥をかきたくない」意識から義理を欠きたくないや大義のためなら命も投げる行動へとつながることもある。しかし一方、世間の目が変われば柔軟に新しい環境の判断基準に替わることができる。

 一方欧米では「罪」という基準が人間の行動を決定している。「正しいか、そうでないか」という基準。「神様がいつも私を見ておられる」神との対話の中で行動を決定する。正しさに反すれば罪の意識が生まれる。これが「罪の文化」だと。

 環境が替わると柔軟に溶け込み、意識が替えられて、「今」を規準にできる日本人の「恥の文化」。少し恥ずかしいものかと思いきや、すばらしいものに感じることができた。日本人の未来は明るいものになりそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

料理音痴の修正 3.05新聞

2020-06-20 23:24:22 | 食事メニュー

   

 男性の料理音痴は、犬も歩けば棒に当たるくらい普通であった。そんな時代生まれの私は70才。小さい頃に稲刈りや麦踏み、そして乳牛の餌にと草刈やれんげ刈り。また冬期の餌にと、れんげのサイロ踏みをする。そんな手伝いをしながら育った。しかし料理はインスタントラーメンつくりか卵焼きができる程度。

しかしこの年齢になると、料理音痴のままに一人では材料があっても食事ができないことであり、不安を感じる。夫婦が共に元気で一緒に暮らしているのでまだ不自由はないが、膝に先日、痛みを感じてからは「修正しなければ良くない」と気にかかる。

コロナ禍で休みとなっている小学高学年生にも、自分で作れるレシピとして3月5日付け新聞に紹介があった。そんな料理の「丼」をここにメモしておきたい。⑴、「春キャベツとカニツナ丼」〈材料〉2人分 カニかまぼこ4本、ツナ缶1個、春キャベツ2枚、マヨネーズ大さじ1、しょうゆ小さじ1/2、塩昆布大さじ1、刻みのり適量 〈作り方〉1、カニかまぼこを手で割く2、汁を切ったツナと1をマヨネーズ、しょうゆで和える3、手でちぎった春キャベツ、ごま油、塩昆布(なければ塩でもよい)をポリ袋に入れてよくもむ。4、茶碗に暖かいご飯をよそい、3・2の順に載せて、刻みのりを飾る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒川検事長の辞職 5.26識者評論に

2020-06-13 09:38:39 | 社会・平和

  政権の放埓な人事は

 中国新聞に題記の識者評論が掲載されている。識者はサンデーモーニングにもレギュラー出演の青木理氏。文章がすばらしいと思える。痛烈な内容だが、理由などをさほど力まずに表現して「なるほど」と思わせる。

 さて先ず、黒川氏を直接知る者は検察OBや関係者で、悪く言う者はほとんどいないと紹介する。任官同期のOBは”人たらし”と評したが、とても社交的で人付き合いが良く、検察官らしからぬ”調整能力”や”根回し力”を持った有能な人物、という見方でほぼ一致する。と人物像だ。

だから政権には便利な存在---。---政治との窓口役となる法務省の官房長や事務次官を7年以上も務め、政権が重視した共謀罪法などの準備や成立に当たっては---。政権や与党議員が絡む事件捜査を---が、「政権の守護神」と呼ばれるのもあながち的外れではない。一方法務検察にとっても、黒川氏は「守護神」だったろう。大阪地検特捜部で証拠改ざんという大不祥事が発覚したのは2010年。当時の民主党政権は「検察の在り方検討会議」を立ち上げ、---改善に乗り出した。この際に法務省は黒川氏をこの会議の事務局に投入した。そして取り調べの可視化は一部導入されたものの、司法取引の新設や通信傍受法強化といった検察側に有利な結論を導き出すのに貢献した。つまり、黒川氏は政権にも検察にも使い勝手のいい「能吏」だった。

ただし、それが---検察トップにふさわしいかといえば、---政治からの独立が求められる検察に対し、---それだけで疑念を呼び起こす。また、社交的で人付き合いが良いと言う人物像は今回、緊急事態宣言の最中に新聞記者と賭けマージャンに興じるという、最悪の醜聞として噴き出した。突き詰めれば、現政権の「人を見る目のなさ」に問題は行き着く。本当の意味での適材適所ではなく、政権にとって都合よく、使い勝手のいい人物を要職に据えてきた現政権。---歴代政権が自制した放埓人事を繰り返し、霞が関には忖度病がまん延し、公文書改ざんなどの不祥事が続発した。

ついには検察トップ人事にまで介入を図った末に起きた醜聞と辞任劇の最大の責任も、やはり政権にある。世論の猛反発を受けて今国会での成立を「断念」した検察庁法改定案などと併せ、明確な謝罪と事実関係の説明が求められる。

と同時に今回、大手メディアの姿勢にも---焦点の人物とマージャン卓を囲み、肝心の情報を発信しない新聞記者。---いったい誰のための取材であり、メディアなのか。

情報環境が激変した現在、---かつて通信社記者だった私の自戒も込め、報道や取材のありようを根本から見つめ直さねば、世のメディア不信は底無しに広がる。と結ばれている。

内容を把握して主張のポイントをつかもうとしても、言葉を選び、与える印象を柔らかくするためにポイントを数あるごとくにしている。それでいてきっちりと締まった文章と感じさせる。たくさんな情報を持って、厳選してこの主張にまとめられているのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解封指数(台湾)

2020-06-05 22:39:14 | 社会・平和

 

 新型コロナウィルスの感染拡大を早期に封じ込めた国の一つに台湾が上がっている。対応方法の特徴として以下の指数が用いられたという。

 解封指数。医療の対応能力を評価するという。数式では”(感染者数/(回復者数×(1-死亡率)))-1=”。回復者数が感染者数の5割強を超えていればこの値は1未満となる。この指数は、入院患者数が感染者数の約1割より少なくなると、0.2より小さくなるようだ。そのため、この指数が医療の対応能力と関連していると頷ける。

 日本では6月1日より緊急事態宣言が全県において解除された。これからは感染が再拡大しないように、人と会話する時には互いにマスクをするなどの、新しい日常生活を習慣にすることが求められる。私も「面倒くさい」とか、「このくらいは大丈夫だろう」などと安易に考えることなく実施してゆこうと思う。

 治療薬や予防のためのワクチンが開発されて決定される日が、いつになるかまだ分からないが、その日まで気を緩めずにいたい。第2波の感染拡大時には、この解封指数(台湾)も医療の対応能力評価に役立つことだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする