農業の将来
ことばが面白い。担い手の高齢化は不安だbs農業は生涯現役だ。日本の女性活躍社会、共稼ぎ社会bs国連は「家族農業の(これからの)10年」に力を入れ、飢えや環境破壊に立ち向かう鍵という。規模の拡大を急ぎ儲けに走る農業bs九州の農家たちの小農学会は消費者とつながる場として旗揚げ。
小さな農業は楽しい。大きくすると労働になる。農民作家山下惣一さんは、小農にこそ、未来を見て取ると。2019・5・14中国新聞「天風録」。
将来の社会に、農業をどのように繋ぐのか。繋ぎ方、難しい課題だ。生活することが可能な農業を、目指すことが前提だろう。兼業も一つ。酪農も一つ。果実農家も一つだろう。私は、休祭日は休む条件にして、平均家庭の年間所得金額以上の収入があれば可能と判断して良いと思う。
家族農業は、核家族ではなく親も含めた家族の農業、老親は戦力にもなる。子育ても介護も家族が協力して行う。子供も介護の手伝いができる。
戦後すぐの70年前も、現在も、同じ社会情勢だろう。多くの農家が、専業の農家として暮らすには、収入金額が少ないこと。そのため、農家の子供たちもサラリーマンを目指す。専業農家の収入額を大きくする工夫にこそ、知恵を絞らなければ---。