食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

他出子との比較は

2019-07-20 11:07:56 | 社会・平和

親との上手な同居を!

 子供の大切さをどのように表現できるか。子供に期待する事をどのように表現すると、子供は受入れ易いか。子供は親や先祖をどのように思い、どのような別れを想像するのか。また、子供は自分の子供との別れをどのようにできればと期待するのか。

 「他出子」は7月17日中国新聞オピニオン欄(熊本大名誉教授 徳野貞雄)に、集落から出て行った子供と定義されている。この欄によると、同居者は少ないが、近距離居住者(近場の町)と、中距離居住者(県庁所在地など)とを合わせると全体の7~8割に達するという。多くの子供たちは親の近くに住んでいることを示している。

 さて、子供たち(働き盛りの夫婦)は退社後や休日にはどのように過ごしているのだろうか。サラリーマン主人は帰宅後には「ゆっくり」、休日は子供と公園などに。パート主婦は急ぎ保育園へ子供を迎えに。休日は家族と公園などに行く。マイホームは5~6万円/月の借家や重い残ロ-ンの家だろう。一方、親はどのように毎日を過ごしているのだろうか。多くはマイホームを購入し、定年後の生活を、健康維持を考えながら過ごしているだろう。家庭菜園を楽しみ、年に数度の旅行なども。そして子供からの孫イベント情報にも喜んで対応していることだろう。

 私には疑問に感じていることがある。親が他界後には,マイホームは壊され、土地代だけのお金が相続される。僅かな金額になることだろう。親の一生は子供を育てることだから、「問題なし」。「たしかに」とも思う。しかし、子供は親と同居することが良い、と考えている。良い点は、1、借家料の支払いがない2、孫は幼稚園に通い、家には祖父母が待つ。孫を祖父母が看る3、祖父母は家で孫と過ごし、孫は手伝いを、時にはする。4、祖父母が高齢になると、子と孫との2代で祖父母を看る。勿論施設も利用するだろう。

 配慮の要る点は、1、長子(家の相続者)、特にその嫁は祖父母や小姑に気兼ねする(対応は:週1回程度だけの一緒の食事や多くの旅行は別々もOK など工夫をする)2、長子が通う企業への通勤時間が長い(対応は:就職先選択時にしっかり考えておくこと。)3、相続者は、両親のお世話責任及び家を地域に存続させる事を大切に考えること。他の子は遺言書にて相続内容を明記。又は遺留分のみ。

 親と子、子と孫。先祖そして子孫。どのように繋げてゆくか。無駄を少なくし、繋がって相互依存してゆく。日本の抱える問題への解決策のヒントが潜んでいるように考える。少子化。高齢化。過疎化。親との同居は、子の給与が安価な賃金であっても、子供に繋げる宝物は、「他出子」に比べて大きくなるものと思えるのです。私はすでに定年退職した、他出子を持つ親ですが、反省もしながら、今そう思うのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仁徳天皇陵古墳が世界遺産に

2019-07-16 17:43:41 | 社会・平和

 古墳に

 古墳が世界遺産に登録された。7月7日の新聞にも大きな記事で取り上げられる。私は山口県彦島に「古代アーリア人が書き残した文字の大石があるよ」と紹介され、見て、「言葉では表現しにくい身震い似の感覚」を持ったことがある。その後古代の歴史に興味を持つようになった。仁徳天皇陵古墳にも8年前に訪れる。

 町中の一等地にあることそして、天皇のお墓である理由で調査が出来ずにいることを知る。前方後円墳のこの古墳がなぜ小高い山であり、なぜ周りに水を貯めているのかを疑問に感じた。私は最近、田を畑にして野菜を作ろうとしている。その田は水が湧く。その水のために土は塊を作り易くなり、晴れた天気が長く続いても「さらさら」な畑土にはなかなかならない。土は径の小さい土(田の土)の、かたまり土だ。農業に詳しい方から、「幅広溝にすると畝が高くつくれて、土は乾燥しやすいよ」と教えられた。

 改めて考えると、当然のことだが大きい溝をつくれば畝は高くできる。古墳も同じだ。古墳の山は周りの土を掘り利用することで高くできる。一方、周りは、土を除いた際に自ずとできる窪地に、水を貯めて湖となる。都合の良い構造なのだ。

 この遺産の大きさはエジプトのピラミッド級だという。何を考えてこの大きさを求めたかは不明だが、多くの人が訪れてこの大きさに驚き、興味を惹かれるとすれば、仲間が増えるようで「嬉しいことだな」と思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「多様性の中の統一」あるべき姿

2019-07-05 10:27:52 | 社会・平和

 地球温暖化に、統一された多国の強いブレーキを!

 トランプ大統領の「米国第一」に勝る言葉、あるべき国の姿は「多様性の中の統一」だ。「トランプのアメリカ」では、統一が揺らいでいる。大統領は岩盤支持層に応える一方、民主党を敵視し、国民の間の断層を広げている、と。

 民主党討論会には20人の候補が参加している。年齢、性別、人種、政治思想、性的指向など多彩な顔触れ。おのおのの背景を生かし、それぞれの候補が「多様性の力」の語り部となり、さらなる成長を遂げる伸び代を秘める、という。これは6月30日中国新聞オピニオン欄上智大学教授前嶋和弘さんの意見だ。

 私は読んでいて自分の気持ちが明るくなることが判るようだった。「これは対峙できる」論戦にも応じることができる。「多様性の中の統一」に肉付けして、「確かに」と人々が思うようにできればOKだ。「米国第一」のトランプさんを克服できる。頑張れ民主党である。

 「トランプ的なもの」と入れ替わりに失われたものを言語化し、それを有権者に語り掛け、共鳴しながら政治的うねりへと発展させて行け。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする