戦争の終結は
2月24日がその日にあたる。ロシアのプーチン大統領が決定して行動を起こしたとされた。日本の山口県に住んでいる私には、彼は安倍元首相の招きで長門市の温泉宿会談をしたため親しみを感じていた。
ところがウクライナ侵攻後は市民の命を大切にしない攻撃をし続けている。街の姿はガラクタの山に変わって見える所さえある。そんな街の中で生活せざるを得ない人達も。冬の気温は日本より低くどうして過ごすか想像するだけで生きた心地がしない。
この一年に向かい、どのようにすれば戦争は終わるか、とのテーマ番組に耳をダンボにした。しかしどうもよく理解できない。そんな中、RCCの「おはようラジオ」という番組に分かり易いものがあった。広島の大学先生が過去の戦争を研究したという。それによると、型は二つ。一方が降伏、もう一つは朝鮮半島のように協議して決める。具体的には、1、元の境界線2、新しい共和国の境界線。
1の場合、ロシアは自分の犠牲に対して果実が無い。合意できず。2の場合、ウクライナは国内破壊の犠牲及び人的大犠牲さらに領地減少となる。合意できず。西側諸国(米国等)は力による現状変更となるため。了承できず。従って、一方が消耗し尽くして「戦争は止める」と言い出すまで、終わらない結論となる。
ロシアが消耗し尽くすか、西側諸国のウクライナ応援の結束力が保てなくなるか。結束力が保てなくなれば、力による現状変更が認められることになる。そんなことにはならないと思いたい。