食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

世代交代

2024-06-28 17:01:10 | 社会・平和

 世代交代はどのように?

 後期高齢者となる年齢に近づいている。サプリメントも利用させてもらっている。元気を維持できている理由の一つがそのサプリメントであろうと自己満足もしている。その月刊誌の「ことばの花」を心の糧にと、紹介されたのだがその通りだと感じる。 「おはよう」のひとことでさわやかな一日がはじまる 「ありがとう」のひとことですべてはむくわれる  良いことばには力がある 詩/小藪実英 

 さて、1日が始まり75年となると、世代交代を考えるようになる。会社だと10年だろうかIT化となってさらに短く5年だろうか。AI化となりさらにさらに短くとなっているか。一方国はどうだろうか。ITやAIは影響を及ぼしてはいるだろう。作業の効率化や過去の情報は調べ易くなって、古墳時代や平安時代もより記録が繋がるようだ。戦争道具やそれを作る技術も上がり命中率も良くなっているよう。どんどん進化する。国の舵取りをする指導者は、はてその進化と足並みが合っているだろうか。原爆の取扱いをめぐるニュースは「安心できないぞ」と示しているようだ。

 また日本人、選挙権を持つ人の心の拠所である家庭はどんな世代交代をするのだろうか。どのくらいの年数で交代するのだろうか。戦後すぐ生まれの私は父と年齢差が30才あった。「私は志願兵で若く兵隊になった」と。子供との年齢差もおよそ30年だ。どうも30年くらいで交代ができるようだと想像できる。しかしこの交代は会社や国の世代交代またAI化などによる技術の世代交代とは、なかなかうまく歯車の歯が噛み合いそうにない。

 これまでにないAI化などの技術の進歩に、会社や国や各家庭の各人の歩調は、数年をかけて少しずつ近づける。辛抱強くも必要だろう。「おはよう」や「ありがとう」の良いことばが力を表して活躍し、ゆとりの時間をつくりだして欲しいと願う。

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家庭裁判所の生まれ

2024-06-25 06:18:30 | 社会・平和

  愛の裁判所

 朝のテレビ小説「虎の翼」が放映されている。戦後すぐの敗戦国日本からどのように秩序ある国へと立ち直ったのかが今取り上げられている。GHQの監視を受けながら一つ一つ整えられる戦後の混乱対応だ。たくさんの戦争孤児が東京にはあふれて悲惨にも、また子供の「こそどろ」が多数にもなっていた。

 数人に食事を与える親切な人もいた。そんな時、1949年日本に家庭裁判所制度が米国に真似て生まれた。孤児たちは養子縁組など、浮浪児保護施設などに入れられて国の援助が始まった。家庭裁判所の標語が「家庭に光を、少年に愛を」だという。後に「家庭に平和を、少年に希望を」となったと。

 家庭裁判所には家事部と少年部とがあり、それぞれ家事事件・人事訴訟事件と非行少年の問題に関する少年事件を扱ったという。相続放棄、名の変更許可や対立して争う遺産分割などを。少年は更生しやすいようにと考えられて。

 事務系と技術系のどちらをより深く学びますかとの選択時に、「技術系」と選んだ私には理解が難しい家庭裁判所だったが、この番組が調べるきっかけを作ってくれた。

 

 

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民主主義の表現

2024-06-23 17:04:58 | 社会・平和

 民主主義体制大丈夫⁇

 安倍元首相が初回外遊の際には「同じ民主主義の国すね。お互いに民主主義を大切にいたしましょう」と表現していたように記憶している。組織の重要な意思決定はその組織の構成員(国民)が行う。すなわち構成員が最終決定権(主権)を持つという政治体制である。

 日本は国民が主権を持つ民主主義国家であり、日本国憲法3原則は国民主権、基本的人権の尊重、平和主義です。民主主義国家は、同士間では暴力を使わず話し合いで問題を解決するという規範に基づく政治体制という。

 民主主義とは多数派が少数派を数の力で従わせること。しかし弱肉強食ではいけない、最低限度の生活を営む権利があるので日本国憲法には生存権が明記された(6月9日中国新聞元国会議員発言)。ポピュリズムとは既存の権力構造やエリート層を批判し人民に訴えてその主張の実現を目指す運動で、多数派となる手段でもある。また、今年7月の東京都知事選挙の立候補者ポスター用掲示板の、十を超える数のスペース権利を選挙ビジネスのため、供託金を支払って手に入れている者がいるという。

 民主主義国家を最高の政治体制であると信じている戦後生まれの私には、この体制の弱い点をあまり見たくない。しかし安全保障理事会の方針決定できない国連決議や米国共和党のトランプ大統領候補選択また日本の選挙投票率の低さや「儲かれば良い」との立候補ポスター掲示板による選挙ビジネスなどの実例はこの政治体制を大丈夫かと心配に感じてしまう。

 

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法の認識

2024-06-14 23:06:55 | 社会・平和

  法とは

 NHK番組の「虎に翼」という朝のテレビ小説をできるだけ見るようになっている。日本初の女性判事に焦点が当たっている。弁護士資格を戦前にとって、GHQが指導する時期の戦後に公務員として法づくりに携わっている。

 食料を国が配給している時期だが、食料の違法取扱いを取締まる判事が、法に忠実であったため餓死した。その判事を知る同僚たちは「気の毒だ」「彼は性格が几帳面だからー」と同情する。しかしある先輩判事は「大バカ者だ」と評価する。同僚たちは大ブーイングだが、先輩判事は言い切る。

 「君たちは皆ヤミ米を食べたろう。彼は食べなかった。だから餓死した。」「法は幸せになろうとする人たちのために作られた。それを諦めた人とは違いが生まれる。幸せになろうとしよう」と。

 私にはこのような発言だと聴きとれた。そしてとても驚かされた。憲法と法と。そして条令と。国民にとって人と人とは、自分のわがままに行動すると仲良く暮らせない。仲良く暮らすために作られたルールが法だと認識していた。幸せになろうとすることを諦めた人の視点に思いをはせることはして来なかった。

 法を底で支えるものは、自分夫々が幸せになろうと持つ心である、と気づくことができた。

 

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