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食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

ディーゼル耕運機 YC5

2016-07-30 09:16:42 | 今日の出来事

 農機具買取プレジャー内写真(ヤンマーYC5)

 農地そばの小屋にこの耕運機は保管されていた。農地は父が急な病で他界後、近所の知人に「荒れないように」と使ってもらった。

 その後32年。知人夫妻が介護施設を利用されるようになり、定年退職後の私に「戻したい」と連絡があった。小屋は利用されていたが、雨漏り状態だ。

 小屋の応急処置後、父に車庫入れされて後、私を待っていた状態の耕運機はハンドルのクラッチワイヤーは片側が切れ、切り替えギヤレバーは錆で叩いてやっと動き、タイヤは重量を受けてヘコミ固まっている。私の力では引いても押しても動かない。出せたとしても動くようにするには費用も時間も大きいだろう。

 そこで廃物業者に「こんな耕運機があるのだけれど」と相談。ディーゼル耕運機YC5で理解できるようで「引取りに伺いましょう」と。大きいため重機を待ってからの作業となった。太陽の照り付ける14時に作業が開始された。二人の作業員が力を合わせると、耕運機はやっと小屋から出て来る。

 長い期間太陽を見ずに過ごしていた。やっと私にも顔を見せる。精密な部分の錆は機能不全を起こさせている。しかしエンジンなどはすぐにも動きそうだ。作業は進み、耕運機は重機で吊られてトラックの荷台に。そこでは顔が私の方に向けられている。耕運機は私に何か言いたげにも見えた。作業時間は30分。

 耕運機は去った。「私と居るよりも、機械を知った別の人に可愛がってもらって」それが幸せだよ、と自分にも言い聞かせた。短い対面ではあったが、機械に出会って、寄せる父の愛情にも触れることができた気がしている。

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お中元

2016-07-28 08:59:26 | 社会・平和

  今年の松剪定

 お中元を頂いた方へ、今日「暑中見舞い」としてお返しを贈った。お世話になった方へ贈り物をする「お中元」について調べる。

 会社勤めの頃には、時季が来ると贈ったり贈られたりをしていた。退職後の今年、調べてみたいと思いたった。旧暦の7月15日を「中元」と言い、中国でお盆供養の日とあった。また贖罪(罪滅ぼし)のために品物を贈ったと。日本の関東地方では新暦のこの日から、関西地方では新暦の8月15日から15日間に「お中元(贈り物)」をする。この期間を外れると「暑中見舞い」として贈ると良いとも。また「小暑」とは24節気の一つ。「暑中見舞い」はこの小暑(7月7日)から立秋(8月8日)までの間利用できる。

 深く理解せずにこの「お中元」を交換していた。僅かな知識なのに、なんだか贈り物の価値が上がったような気がしている。また曖昧な知識のままに、行動していることが多そうだと今、気付いている。

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グローバル化政策の最終局面

2016-07-21 13:45:48 | 予算の使い方

 経済のグローバル化政策

 中国が世界の生産工場であった時代があった。今ではアフリカの国までも、その役割を持つようになっている。

 安価な労働力はグローバル化が進み、なくなってきている。そのため安価な物を輸入してそれを自国で組み立てなどして販売する、こんな資本主義社会の商売も最終局面を迎えようとしている。

 これからはGDPの成長は期待できない。グローバル化政策は貧富の格差を国や人にもたらせて、社会不安定やテロを招いた。これからの脱・成長依存な、あるべき社会像あるべき政策とは---。18日プライムニュースのテーマだ。

 成長に頼らず「人間性」を回復できる新しいビジョンが必要。保育園・幼稚園・大学・病院・介護等の費用に充てて「ただ」にするため、消費税を8%から○%に引上げると説明すれば、国民は理解すると。

 疑問点が2つあった。現在の国の借金は配慮しなくて良いというが、成長が期待できない将来、金利を少なくするためにも早めに減らす必要がある。次に日本の成長は人口減少とも重なり期待できないが、「目標」は必要、一人当たりGDPの成長目標設定は必要だ。

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米上院議員 サンダース氏の主張

2016-07-17 19:00:46 | 予算の使い方

 世界の経済政策へ

 大統領候補だったサンダース氏の主張の一部を知ることができた。朝日新聞の「私の視点」欄、この視点は、世界が平和でいられる条件の一つだと同感できた。ここにメモしておく。

 グローバル化の進む経済は、世界中で人々を失望させている。信じられないことに、この地球上で最も裕福な62人が、世界の人口の半分の下層の人たちである約36億人の合計と同じくらいの富を所有している。

 このような世界経済の現状に対し、いまの「自由貿易」政策を根本から否定し、公正な貿易へと移行すべきだ。米国人が、時給何セントかにしかならない低賃金国の労働者と競争させられるのは間違いだ。---。米国の有権者も中間層を破壊しつつある経済的な力に怒りと苛立ちをおぼえている。ほんのひと握りの億万長者だけでなく、すべての人々の役に立つような国家経済と世界経済をつくりださなければならない。

 中間層の人たちを増やす経済政策が必要だとの主張。不満を抱える人を減らすことになるこの経済政策、進む方向を見失いかけた「資本主義」社会の救いの視点となる、と私には思われる。

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幸せの感じ方の違い

2016-07-13 09:27:06 | 社会・平和

 松江市の小泉八雲居宅史跡

 私は2年前だが、ベトナムのハノイに数日旅行滞在した。そのためもあってか、ベトナムよりの留学生の新聞投稿に目が行った。

 ベトナムは社会主義国であり、ベトナム戦争では戦勝国だ。プライドの高い国でもあると思っている。投稿内容は「幸福」について。日本は街の発展ぶりや人々の生活の豊かさを見て、ベトナムとの差は大きく、日本人は国に誇りを持ち幸せだと感じていると思っていた。しかし来日から10か月の今、自殺率が世界でも高い国の一つ、電車では睡眠不足で疲れた顔をよく見る、あまり笑っていない、いつも心配事があるような顔をしている、などのため実は幸せと感じていないと感じる。

日本人は会社や組織への貢献ばかり考え自分の成果を自分が享受することを忘れている。ベトナムは貧乏な国だが困難でも楽観的に暮らし、めったに自殺を考えない。経済的な豊かさは幸福につながるとは限らない。「日本人は何のために頑張っているのか」「幸福とは何なのか」日本人自身で答えを探した方が良いと思うと。

 読んだ後の第1印象は、「痛いポイントを言い当てている」だ。頑張っているのは「家族の生活のため」と私の場合は言える。が、日本人の「幸福とは---」については答えを明言できない。私たちは資本主義の競争社会に住んでいるために、投稿者とは感じ方に違いはあるだろう。が、この忠告には応えて見つけたい。

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他の経済政策

2016-07-11 08:23:15 | 予算の使い方

  他の経済政策

 アベノミクスという経済政策に疑問を感じている人は多い。(サンデーモーニングなど)私もその一人だ。何が不足しているのかを小泉改革と比べてみたい。

 3本の矢は「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」だ。が、国の借金は大きくなるばかりであり、円安はあまり進まず、消費税は8%より僅かな2%のアップを先延ばしにせざるを得なかった。

 先ず改革には、改革の名に値するものとそうでないものがある。経済環境の変化は 1、世界がグローバル化2、国内人口が減ってくる。政府を大きくすると後世の人に負担がかかる、そこでできるだけ政府を大きくならないようにする。公共事業の削減や民営化を実施する。グローバルな競争に勝てるように、規制緩和や民営化をする。失業者が増えないための雇用調整給付金ではなく、東京の都市としての競争力を高めるため羽田空港の強化を図る、など。その他の政策は他国の成功例を参考にして実行する。改革の名に値しない、「100年に1度の危機」などの言い訳のもとに行う「ばらまき」政策はひかえる。(参考 「改革」はどこへ行った 竹中平蔵)

 経済政策はアベノミクスのみが宣伝されている。小泉改革の前記のような政策理論は参考になると思う。

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野見宿祢

2016-07-08 20:11:45 | 社会・平和

 野見宿祢神社

 子供家族と共に島根県を旅行した。出雲大社の神門通りを上ると左手に小さな神社がある。近づいてよく見ると「野見宿祢神社」と。

 案内板には国技大相撲の元祖として崇められているとある。掲示板上の写真には白鳳関と日馬富士関の土俵入りが写されていた。神社の脇には土俵も置かれ、手入れも行き届いている。日本書紀神話に出雲の国の野見宿祢と当麻蹴速とが垂仁天皇の御前で相撲をとり、宿祢が勝ったとある。また、その後天皇に仕えて、殉死を止めさせるために、埴輪を考案したと言う。(PC 相撲の起源)

 思いかけずに野見宿祢神社を見かけ、付近を探索した。今も、お参りする人があり、土俵も利用されているらしい様子を知り、理由はないが安堵してその場を離れた。

 出雲大社を出発すると、私の頭の映像は、いち早く島根ワイナリーに切り替えられていた。

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松の剪定に願いを

2016-07-04 21:32:08 | 社会・平和

 5月の新芽

 買い物などで出かけた際に奇麗な庭を見かけることがある。手入された主木が庭を引立たせている。そんな時はつい足を止めて眺めている。

 昨年の5月のことだが、連休を利用して子供の家族が里帰りした。丁度この時期には庭木の剪定をする。時間を見つけて子供と松のミドリ摘みをした。三脚を利用しながら、木にも取りついて作業をする。方向を替えて木に向き合う。1時間程度かかったろう。

 試みたことのない作業をして、子供は木とも親しくなった。嫁や孫は遠くから時々窺う。作業は一つ終了した。庭木は毎年春を迎えると新芽を出して活動を始める。木により時期は異なるが、木に好ましいよう剪定をする。人にも木にも元気のためにこの手入れ作業は欠かせない。

 今年の連休には子供家族の里帰りはない。私はミドリ摘み前に写真を撮って、「木にも元気に春が来た」とフェイスブックに載せた。「剪定の効果だね」と子供のコメント。「一緒に摘んだ松の芽、もう1年が過ぎます」と返信した。春の訪れのひとこまだ。

 コメントをくれたことが嬉しい。古里ではあっても住んだ期間は短い。いろいろな思い出の絆ができることをと願っている。(5月にメモ)

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