食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

腕力ある大将

2022-02-26 22:20:56 | 社会・平和

  2月26日ニュース

 取り巻きがくっ付いた腕力ある大将がか弱い者を抑え込む。時には気に入らないと、密かに命までとる。これでは取り巻きもか弱い者も怖くて泣き寝入りするだろう。

 そんな大将が、「虐げられているから助けて」と隣国内の一部の人達から求められ、腕力を振るう理由“錦の御旗”を得た。そして、その隣国に侵攻した。一部の人達とは全人口の17%程度のロシア人、そのさらに一部だろう。78%はウクライナ人、残りは別の人種。

 侵攻をした場所は一部の人達が住む近くの境界、ウクライナの首都に近い北境界そして先日ロシアが併合したクリミア半島がある南境界。錦の御旗に応ずるだけなら、2つの侵攻境界は不必要だ。また大将は「ロシアは世界で強力な核保有国の1つだ。我が国を攻撃すれば壊滅し、悲惨な結果になることに間違いない」と演説で発言と。核兵器使用の可能性に言及して、国際社会を威嚇。

 腕力により、か弱い者を傷つける事実を許容すれば、世界各国はこぞって腕力を持つことに努力するだろう。現在ある世界秩序は崩れる。日本も変わる必要性が出て来る。

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冬の五輪が終了した

2022-02-22 23:20:08 | 社会・平和

 テレビより

 2月20日冬の五輪が終了した。日本では第6波のコロナ感染まん延防止が実施中だ。五輪は観客がいない選手だけの競技場となった。

 競技の中で記憶に残っている選手を書き出してみる。実力者なのに、五輪でメダルになかなか手が届かないスキージャンプの高梨沙羅、最後の競技である混合ノーマルヒルで大ジャンプ第一競技者の中で2?位の成績。が競技後すぐのジャンプ服計測で違反とされ「失格」に。2回目は点数が計上されたが、混合総合結果は4位でメダルに届かない。「皆の人生を変えてしまった事には変わりありません」と頭を下げる。誠実な性格の彼女を、私はとても気のどくに感じる。

 高木菜那はスピード競技のパシュート決勝戦最終コーナーで足を滑らせて転びリンク壁まで⋯。立ち上りゴールするも、すでに遅く結果は負けで銀メダル。滑らなければテレビでの私の観戦評価では勝っていた。彼女の瞬発力は抜きんでているのか、スピードスケート・マススタート競技でもトップになってすぐのコーナーでも転んでしまった。惜しい。

 坂本花織はフィギアの最終演者。高得点のロシア選手が2人、すでに4回転ジャンプを含む演技を終了させている中、3回転アクセルジャンプさえ含まない演技を、丁寧にスピード感をしっかり感じさせて失敗なく最後まで演じきった。彼女は日本の今の第一人者。演技の評価は銅メダル者であった。心を乱されずに演技に集中できていると見ていて感じられた。お化粧は少し濃いと見えたが、素晴らしい演技であり演者だと思えた。

 五輪憲章があるという。また北京の開催都市契約には前文に「人種、性別などあらゆる差別の禁止」と明記されていると。ところが中国はウイグル族などへの人権侵害や台湾を自分の一部という。世界の心配に耳を貸さない独善的な姿勢を中国は続けている。またロシアはフィギア選手などにドーピング薬を与えて「勝って」、国威発揚を図ろうとしていると。世界平和のため選手のための五輪憲章を逸脱し始めているのではないかと。これは21日の中国新聞「核心評論」内容を参考にさせて頂いた。

 確かに以前の東西冷戦を思い出させる世界の力関係が、改めて作られているようで心配だ。

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食料自給率

2022-02-11 22:46:36 | 予算の使い方

「結いの心」で

 日本が自立できない理由。3種類以上の原因があるようだ。第1に食料自給率が低い事、第2にエネルギー(エネ)資源がない事、最後に自国を主張できる力(軍)が無い事。

 食料が自国内で生産できないと、不足は輸入することになり、事ある時にはこの調達が困難になる。エネ資源は電気・車等の燃料であり、毎日の生活に必要である。最後に力、中国のウイグル族への弾圧が人権問題になっているが、力がある程度あることがこうした暴力を避けることに繋がる。人は武器を持っている蜂に対して勝つ自信があっても、倒さず多くの機会に巣のある場所を避ける。

 先日の2月9日中国新聞オピニオン欄に「産地と消費者『結』の心で」の日本農業新聞前中国四国支部長鈴木裕子さんに論説委員石丸賢氏が聞いた記事があった。日本の食料自給率が先進他国と比較して低過ぎると。首都圏私立高校生に、授業でニワトリの絵を書かせると、196人中36人が脚の数を3本以上としていた。これは「農と食と」の距離が遠ざかっている表れ。また買物に行くと「食べ物を高い」と言う。安い時には何も言わないのに。産地の出荷量が少なくなると値は上がる、農家が儲けようとしているのではなく、売る物がないのだ。産地に加え、食べる側の消費者にも「産地を守り育てる」感覚を持ってもらいたい。

 「適正な値段」とは、旬な物を食べていれば、災害でもない限りとんだ値段にはならない。心配なのはお米です。ガソリンや輸入穀物などが値上がりしている中で、お米だけが値下がりしています。一時60㌔当たり2万円に上がった取引価格が今や、1万2千円。中山間地域のお米農家には死活問題となっています。

 転作して畑にすればとの考えは、中山間地ではお米以外に選択肢がないケースもあります。相互で助け合い、支え合う「結いの心」がお米作りを通して守られていく。耕作放棄地が増えれば、農業はますます衰退していきます。それは農業だけでなく、地域社会の存亡に直結していますと。

 私は、地域社会では子供達自身だけでなく、親も「生活できない」との理由で子供にサラリーマンとして働くことを応援している現実を知っています。そのため、地域社会の存続は子供が定年退職後又は起業してユーターンするしかないと考えていました。ところが「結いの心」で、お米の価格を60㌔当たり2万円に近い価格となるような日本の食生活が戻ってくれば確かに変わるかもしれないと思えました。しかし今から「結いの心」社会への移行にはキッカケが必要ですね。

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格差是正と経済成長

2022-02-03 09:59:52 | 予算の使い方

 民主主義と資本主義

 民主主義と権威主義。語義を調べると、権威主義国とは権威をふりかざして服従させたり、権威に無批判に従ったりする人たちの国となる。この定義であれば、中国やロシアなどを指しているように私にも思える。

 1月26日の中国新聞は、米のバイデン政策を見つめていた。大規模な財政出動策である公的支援で「平常への復帰」へは近づいた、という。しかし市場主義(経済成長)政策は修正できず富の偏在は続き、格差も拡大した。景気は回復したが、インフレが進んで、お金を使うたびに「くらしむきが悪化した」と実感する。そのため今年11月の中間選挙を不安視すると。

 「民主主義や人権の大切さを守り」ながら、「資本主義に大切な経済成長と格差のむしろ縮小」とをどのように進めることができるか。米国はこれができる国だ。と筆者のみずほリサーチ&テクノロジーズの首席エコノミスト安井明彦氏は結んでいる。

 この期待通りであって欲しいと私は思う。米国前大統領トランプ氏のアメリカファースト方式のやり方は、各国の自国ファーストを煽り出し、相手国と摩擦しあって嫌な記憶を残す。それでは世界平和は維持できない。バイデン大統領の米国が平和維持方向へ活躍できることを期待している。

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