食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

アオギリの木

2024-12-21 06:59:46 | 社会・平和

 被曝樹木アオギリ

 広島の平和公園にアオギリの歌がながれる。被爆樹木アオギリの側のスピーカーからだ。その位置は平和記念資料館の北側、元安川岸から約50m。歌詞は以下。

電車にゆられ 平和公園

やっと会えたね アオギリさん

小学校の校庭の木のお母さん

たくさん たくさん たね生んで

家族がふえたんだね よかったね

遠いむかしの 傷あとを

直してくれる アオギリの風

遠いあの日の かなしいできごと

被曝樹木が移植されてここで生きている。この樹木の前に立ちボタンを押すとこの歌が小学生の声で聞こえてくる。

 先日、私は住んでいる町の里山にアオギリの木があることを知った。通行に妨害となる木だねと近所の2人で話し、その名前は「アオギリ」であった。身近にある木だった。

2024年日本被団協がノーベル平和賞を受賞した。授賞演説で被爆者の田中照巳さんは「1発の原子爆弾は私の身内5人を無残な姿に変え一挙に命を奪ったのです。---。たとえ戦争といえどもこんな殺し方、傷つけ方をしてはいけないと、強く感じました。」と。

アオギリは傷ついたとはいえ人に助けられて今があり、子供ができて幸せだと感じていることでしょう。--ね。

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床屋さん8人待ち

2024-11-07 22:10:08 | 社会・平和

 床屋さん

 文化の日の次の日、ひと月に一度の床屋さんに行った。3連休の最後の日の午前中だが、8人待ち。なんと70分を待つことになってしまった。

 なにげに髪を切る技術を観察するのがいつもだが、「長いなー」の印象である。とは言えできる事が限られる。お客さんには髪の毛数がとても少ない人から数か月ぶりに髪切りかなと思われる人まで。

 今いる床屋さんは一人に掛ける時間は「およそ10分」だ。バリカンでマンガのドラエモンのような毛の少ない人の頭に向き合う場合、丁寧に毛を摘んでゆく。極端に短時間で次のお客さんに移るわけにはゆかない。サービスが悪いとの印象を与えることは厳禁だ。逆に髪量が多い場合には、刈上げをバリカンで行うと2段刈りのように1度目は虎の縞模様が残っているように見えた。2度目のバリカンで縞模様はなくなった。長くなった草を刈り倒す場合、同じように2回に分けて刈り取ってゆく。攻略方法は似ている。早く刈り取るためだ。

 にわか農業を水気が多い田を使って行う場合、溝を広めに作り畝を高くすると水があまり害とならない。どんなテーマでも要領を上手に選ぶとハードさが軽減される。こんなことを思い出させてくれた。

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ブラックジャックプロジェクト

2024-10-19 23:11:14 | 社会・平和

生成AIは知能を作れるか

 令和6年9月中旬頃だった。人間の知能は作れるか。生命と医療をテーマにした手塚治虫のブラックジャックが生成AIに作れるか。とのブラックジャック漫画の新作を生み出そうというプロジェクトが始まった。

 急速に進化し続けるAIは、どこまで人間の創造性に迫ることができるのか。テレビ番組のこの結果は視聴者の私にはよく理解できるものではなかった。

 初回の漫画から現在までをAIに読み込ませて、新しいストーリーをつくり、漫画に作り上げて読者が評価する。生成AIは素晴らしいというまとめでもなく、とるに足らないとの評価でもなかった。

 ところが、知能とは=たくさんな言葉×予測と断定している。これは知能を作り出すことができたとの意味ではないだろうか。有機な人にはできるが無機なロボットには「できない」と決められていたことが「できる」と変更されたことになるようだ。人はAIとどのように付合えばよいのだろうか。AIも人との付合い方に迷うことがあるのだろうか。困ったことになりそう---。

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原爆の日 湯崎知事あいさつ メモ

2024-08-11 16:06:53 | 社会・平和

 現実主義者の核兵器廃絶

 79回目の原爆の日、記念式典が広島平和公園で8月6日に開かれた。式において湯崎知事が挨拶された、それは今年もメモを残したいと感ずるものだった。メモを下記させてもらいました。

 鳥取県青谷上寺地遺跡を訪問しました。そこでは頭蓋骨に突き刺さった矢尻など、当時の争いの生々しさを物語る殺傷痕を目の当たりにし、平穏ばかりではなかった暮らしに思いを巡らせました。翻って現在も、世界中で戦争は続いています。強い者が勝つ。弱い者は踏みにじられる。銃弾で打ち抜かれ、あるいはミサイルで粉々にされる。大国が、公然と国際法違反の侵攻や力による現状変更を試みる。それが過去から続いている現実です。

 現実主義者はだからこそ、力には力をという。核兵器には核兵器を。しかしそこではもう一つの現実は意図的に無視されています。人類が発明してかつて使われなかった兵器はない。核兵器もそれが存在する限りいつか再び使われることになるでしょう。

 私たちは、真の現実主義者にならなければなりません。核廃絶は人類存続に関わる差し迫った現実の問題です。にも拘らず、片や、核兵器維持増強などには昨年だけで14兆円超の資金が投資され何万人もの人が投入されています。

 現実を直視することのできる皆さん、私たちが行うべきことは核兵器廃絶を実現するため資源を思い切って投入することです。想像してください。核兵器維持増強の10分の1の1.4兆円や数千人の専門家を投入すれば、核廃絶も具体的に大きく前進するでしょう。

 人類が核兵器の存在を漫然と黙認したまま、痛みや苦しみを私達に伝えようとしてきた被爆者を一人また一人と失っていくことに私は耐えられません。「過ちは繰り返しませぬから」という誓いを、私たちは今一度思い起こすべきではないでしょうか。

 

 「あいさつ」をかなり短く私の感覚でさせてもらいました。「現実主義」の、力には力が必要、作った兵器は使われてきた、核兵器は使うと人類存続が危険となる。これらの現実を理解して皆で核兵器廃絶を目指しましょう!!

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地域と小学生

2024-07-17 11:29:25 | 社会・平和

 地域の元気さ大切にしたい

 私達の地域に小学生が来年2名になる、という令和(R)元年度。地域の子供会より「子供会を解散したい」とお母さん方から自治会に申し出があった。まだコロナ感染症はニュ-スで取り上げられていなかったように記憶している。R2年1月になると大きく横浜港へのダイヤモンド.プリンセス号にはこの感染症に罹患した客がいるとニュ-スになった。

 昭和(S)30年(1955年)頃に90戸程度の私達の地域(町)に初の40戸程度の団地ができた。小学校の生徒がこの団地からも多かった。S39年頃小学校が合併されて無くなりそうだからと説明があり、子供がいなくなれば地域は元気を失うと、近くの山を切り開くことに地域は同意した。100戸を超える数の団地ができた。ところがこの団地は隣町に近く、住人からの希望で地域の希望は通らなかった。しかし小学校の近くが開かれて団地ができ2024年の現在も小学校は続いている。

 私達の地域にはさらに3つの団地ができている。中の2つの団地は地域希望の小学校生である。さて地域の子供の数と地域の元気さには関係がありそうに感じられる。理由は住人の高齢化による弱力化。高齢者の二人住まいや一人住まいでは若い時と比べて一家庭(一戸)とは言えなくなってきたため、地域行事を削減しようとの提案が家庭から出てくる。高齢者の同居家族がいれば、若い夫婦には子供ができて地域の「子供会」も後継される。小学校生徒数にも繋がるだろう。

 住人はどんなことに注力して毎日を過ごせば地域の活力は継続されるだろうか。戦後間もなくにできた団地は、今では多く後期高齢者だけが生活されている。このように高齢者だけが生活される家庭を作らないように、親は子の若い頃に希望を伝え希望の環境となるように努めることが必要そうだ。日本の相続制度を国や県市町村が「遺言相続と法定相続」の2種類がある、と大きい声で発言することは先ず大切に思われる。私は70才を超えているが、40才頃には子供を育てながら企業内では競争を意識しながら過ごしていた。その頃には、法定相続の内容が通常だと考えていた。しかしその内容は親のみを故郷に残して住まわせる結果となり、親が他界すると空き家が残る現在の状況を作っている。

だから親は子供を選択し、その子供に「お前が家を繋いでくれ。」と伝える。そして親が考える内容の遺言書を書き残す。このようにする事が次に大切だろうと思う。このようなことを目先の大切な対策だと考えるのですが、如何でしょうか。

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親の子への期待と子の育ち方

2024-07-14 14:01:44 | 社会・平和

 

 朝のテレビ小説「虎に翼」には、主役裁判官である寅子と子の女児そして弟、戦死した兄の妻花江ちゃんその二人の男児、計6人が同居している。寅子の収入で家計は支えられている。忙しく仕事する寅子に新潟への転勤内示がある。

 日常における家庭での立場は寅子が主人で、花江ちゃんが主婦。4人の子どもがいるに似ている。子供たちは、花江ちゃんの前では自分が気兼ねなく自分でいられる。しかし寅子の前では自分を飾り良い子でいようとする。一緒にいる時間は短いからその間だけ我慢すればよいと。寅子も子供たちの表面だけを見て「もう少し頑張れば85点が100点になるよ。見直しておこうね」と。事実は「子が35点に手を加えて、85点にして」、見せていた。内容を少し見れば見抜けるその事を、見抜けず「見直しておこうね」「はい」と場面を終わらせた。

 沖縄の公衆衛生看護婦(公衛婦)のことがプロジェクトXで、7月13日放送されていた。戦後間もなくの時期に沖縄にある多くの島には感染症が流行した。小さな島の中での感染ストップを導くことはとても難しいこと。それを公衛婦が島内を歩き回り地道に、沸騰水に3分間保持して除菌する技術でストップしたと。ある公衛婦の3人の子供さんは母の努力する背中を見ながら育ち、ひとりの医者になった子はアメリカで極貧な患者に無報酬で治療を施すこともあるとあった。

 親は子供をどのように指導することが望ましいか。この二つの例は親子が向き合い「できることできないこと、知って欲しいことや期待することなど」話し合って、親も子もそれぞれを互いに理解しようと努力する毎日を、過ごしているかいないかの違いによると示している。そのように感じられる。新潟への寅子の転勤は、「努力したい」と小学3年生の娘と二人だけで転居することとした。

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世代交代

2024-06-28 17:01:10 | 社会・平和

 世代交代はどのように?

 後期高齢者となる年齢に近づいている。サプリメントも利用させてもらっている。元気を維持できている理由の一つがそのサプリメントであろうと自己満足もしている。その月刊誌の「ことばの花」を心の糧にと、紹介されたのだがその通りだと感じる。 「おはよう」のひとことでさわやかな一日がはじまる 「ありがとう」のひとことですべてはむくわれる  良いことばには力がある 詩/小藪実英 

 さて、1日が始まり75年となると、世代交代を考えるようになる。会社だと10年だろうかIT化となってさらに短く5年だろうか。AI化となりさらにさらに短くとなっているか。一方国はどうだろうか。ITやAIは影響を及ぼしてはいるだろう。作業の効率化や過去の情報は調べ易くなって、古墳時代や平安時代もより記録が繋がるようだ。戦争道具やそれを作る技術も上がり命中率も良くなっているよう。どんどん進化する。国の舵取りをする指導者は、はてその進化と足並みが合っているだろうか。原爆の取扱いをめぐるニュースは「安心できないぞ」と示しているようだ。

 また日本人、選挙権を持つ人の心の拠所である家庭はどんな世代交代をするのだろうか。どのくらいの年数で交代するのだろうか。戦後すぐ生まれの私は父と年齢差が30才あった。「私は志願兵で若く兵隊になった」と。子供との年齢差もおよそ30年だ。どうも30年くらいで交代ができるようだと想像できる。しかしこの交代は会社や国の世代交代またAI化などによる技術の世代交代とは、なかなかうまく歯車の歯が噛み合いそうにない。

 これまでにないAI化などの技術の進歩に、会社や国や各家庭の各人の歩調は、数年をかけて少しずつ近づける。辛抱強くも必要だろう。「おはよう」や「ありがとう」の良いことばが力を表して活躍し、ゆとりの時間をつくりだして欲しいと願う。

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家庭裁判所の生まれ

2024-06-25 06:18:30 | 社会・平和

  愛の裁判所

 朝のテレビ小説「虎の翼」が放映されている。戦後すぐの敗戦国日本からどのように秩序ある国へと立ち直ったのかが今取り上げられている。GHQの監視を受けながら一つ一つ整えられる戦後の混乱対応だ。たくさんの戦争孤児が東京にはあふれて悲惨にも、また子供の「こそどろ」が多数にもなっていた。

 数人に食事を与える親切な人もいた。そんな時、1949年日本に家庭裁判所制度が米国に真似て生まれた。孤児たちは養子縁組など、浮浪児保護施設などに入れられて国の援助が始まった。家庭裁判所の標語が「家庭に光を、少年に愛を」だという。後に「家庭に平和を、少年に希望を」となったと。

 家庭裁判所には家事部と少年部とがあり、それぞれ家事事件・人事訴訟事件と非行少年の問題に関する少年事件を扱ったという。相続放棄、名の変更許可や対立して争う遺産分割などを。少年は更生しやすいようにと考えられて。

 事務系と技術系のどちらをより深く学びますかとの選択時に、「技術系」と選んだ私には理解が難しい家庭裁判所だったが、この番組が調べるきっかけを作ってくれた。

 

 

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民主主義の表現

2024-06-23 17:04:58 | 社会・平和

 民主主義体制大丈夫⁇

 安倍元首相が初回外遊の際には「同じ民主主義の国すね。お互いに民主主義を大切にいたしましょう」と表現していたように記憶している。組織の重要な意思決定はその組織の構成員(国民)が行う。すなわち構成員が最終決定権(主権)を持つという政治体制である。

 日本は国民が主権を持つ民主主義国家であり、日本国憲法3原則は国民主権、基本的人権の尊重、平和主義です。民主主義国家は、同士間では暴力を使わず話し合いで問題を解決するという規範に基づく政治体制という。

 民主主義とは多数派が少数派を数の力で従わせること。しかし弱肉強食ではいけない、最低限度の生活を営む権利があるので日本国憲法には生存権が明記された(6月9日中国新聞元国会議員発言)。ポピュリズムとは既存の権力構造やエリート層を批判し人民に訴えてその主張の実現を目指す運動で、多数派となる手段でもある。また、今年7月の東京都知事選挙の立候補者ポスター用掲示板の、十を超える数のスペース権利を選挙ビジネスのため、供託金を支払って手に入れている者がいるという。

 民主主義国家を最高の政治体制であると信じている戦後生まれの私には、この体制の弱い点をあまり見たくない。しかし安全保障理事会の方針決定できない国連決議や米国共和党のトランプ大統領候補選択また日本の選挙投票率の低さや「儲かれば良い」との立候補ポスター掲示板による選挙ビジネスなどの実例はこの政治体制を大丈夫かと心配に感じてしまう。

 

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法の認識

2024-06-14 23:06:55 | 社会・平和

  法とは

 NHK番組の「虎に翼」という朝のテレビ小説をできるだけ見るようになっている。日本初の女性判事に焦点が当たっている。弁護士資格を戦前にとって、GHQが指導する時期の戦後に公務員として法づくりに携わっている。

 食料を国が配給している時期だが、食料の違法取扱いを取締まる判事が、法に忠実であったため餓死した。その判事を知る同僚たちは「気の毒だ」「彼は性格が几帳面だからー」と同情する。しかしある先輩判事は「大バカ者だ」と評価する。同僚たちは大ブーイングだが、先輩判事は言い切る。

 「君たちは皆ヤミ米を食べたろう。彼は食べなかった。だから餓死した。」「法は幸せになろうとする人たちのために作られた。それを諦めた人とは違いが生まれる。幸せになろうとしよう」と。

 私にはこのような発言だと聴きとれた。そしてとても驚かされた。憲法と法と。そして条令と。国民にとって人と人とは、自分のわがままに行動すると仲良く暮らせない。仲良く暮らすために作られたルールが法だと認識していた。幸せになろうとすることを諦めた人の視点に思いをはせることはして来なかった。

 法を底で支えるものは、自分夫々が幸せになろうと持つ心である、と気づくことができた。

 

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