G15のサミット
昨年の2月24日にロシアはウクライナに侵攻。その後ウクライナには安全な場所は無くなった。ロシア軍が通った場所では、人権は無視され残酷に行われた死亡者もたくさんいる。原発事故があったチェルノヴィリでさえ荒らされた。
難民はウクライナだけでなく、シリア、南スーダンなどにも多い。日本では一般の青年がネットに出た高額報酬アルバイトに応募して、強盗団に加わり殺人者になっている。また相手の人権を無視した行動には、車の走行を写すドライブレコーダに、追い越し車に嫌がらせして事故となる映像がテレビに多く映される。
先日5月19日から、G7サミットが広島で開かれた。7国の首脳が集まり、世界情勢は平穏に、地球は異常気象などから守ろうと話合いされた。7人以外の8国からも首脳が招待されて、計15国の話合いが持たれた。インドの首相は平和公園にガンジー元首相の像を寄贈された。
民主主義国と権威主義国との武力競争もあり、覇権競争ともなっている。財力は互いに関わり合わねば生まれない。相手がいなければ競争もできない。過去の一時期を例示して「戻したい」などと主張せず、平和を第一に国際法による秩序維持のもとに、「武力による現状変更」ではなく、必要なら「話合いによる現状変更」へと進めて欲しい。話合いのG15サミットが開かれたことに、私はホットひと息させてもらいました。