ことば選び
先日、孫の卒保育園前の発表会に出かけた。長く通った保育園、ぜひ見ておきたいと思っていた。ところが、前日に「片親が風邪をひいた」との連絡。「でも来て欲しい」と。
マスクをそして、心の準備をして出かける。会場に着くと、まもなく小さい園児から順に発表が始まった。年長の発表は2種類、劇と歌、合奏。終了時間は12時半頃だった。よくぞここまでできるように成長したものと、孫に出会ったとき「良くできたね」とついギュッと抱っこ。
さて、風邪ひきさんは、しっかりしたマスクをして周りに気を遣いながら、話も少なめにカメラマンに徹している。発表会後の食事も店では一人離れて。家に帰っても、ことば少なに対応。気遣いのしっかり度合いは、私が気にする程だ。
帰る時間となり、玄関前に皆で出て見送ってくれた。「今日はありがとう、しっかり見ることができたし、いろいろお世話になりました」。そして最後に、風邪ひきさん方向に「早く治さんといかんね」と。-----。
「早く治るといいね」となぜ言えなかったのかと反省、あんなにも気を遣い配慮してくれたのに。自分の思いやりの無さを大反省。