孫たち
新型コロナも7波の発生中だが、国や県も経済への悪影響を少なくしたいとの考えにより、お盆中の帰省制限は設けなかった。東京に住む子供は孫たちを連れて帰ってきた。
孫たちは家の近くの駅から電車に乗って小学校に通っている。片道1時間程度掛かる。また帰ると、ピアノ、中学入試準備塾、英語教室、水泳、一輪車、などを学ぶ。1輪車には家族などへの団体演技の発表会があり、楽しんで熱中している。これには3種のレベルがありCからAへと昇る。先日Aとなったという。
「ゆっくりする時間はあるの」と聞くと「日曜日はゆっくりできるよ」と。そう言えば、日曜日に、家族で高尾山に登った写真が送られていた。昆虫とのふれあいを考えると、その機会は少なそうだ。
帰省中のある日、4年生の孫とキューリを採りに畑に行く。畑には猪避けに電気線があり、キューリは内側にある。キューリの側に行こうとすると、いろいろな小さな動物に出会う。バッタ、コオロギ、カマキリ、アリ、アシナガバチ、ガ、ウリムシ、カ、ブト、カエル、など。バッタ・ガ・カエルが動いて飛んだり跳ねたりすると、すぐに気付き「キャ」と言い身を避ける。キューリは採り持ち帰ったが、生活環境の違いによる昆虫への感覚が大きく気持ち悪い感となっていることを知った。
十数年後に山口県に住んで欲しいと願う私にとって、違いを知ったことは役立ったと思う。これからは少し、昆虫の可愛らしさを私自身も学びたい。