信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

三九郎&上生坂区新年会

2019年01月13日 | 生坂村の行事
 13日(日)の朝晩は相変わらず真冬の寒さでしたが、日中は晴れて日差しの温もりでホッとした穏やかな一日でした。
 午前9時からは、我が小舟集落の三九郎の準備をしました。草尾の河原でカヤを刈って運んで来る班と、近くの竹林から切り出した竹を組んで立てる班に分かれて準備をしました。




▽ そして、みんなが合流してからは、立てた竹に横棒の竹を1メートル間隔ほどで4段縛り付け、ワラとカヤを立てかけて、しめ縄や松飾り、見守ってくれたダルマなどを飾りつけ、最後は竹で覆って縄で縛りつけました。








▽ もう一つはその4分の1ほどの三九郎を同じ様に作り、両方とも見事に完成しました。子どもが少なくなって、大人が殆ど立てますが、完成後はみんなで記念撮影をしました。




 午後5時からは上生坂区新年会が若者コミで開かれ、来賓として招待され出席しました。上生坂区は当村で一番大きな区で10常会あり、区・分館の役員の皆さんと各常会の常会長、体育委員、村議会議員の皆さんが出席して行われました。
▽ 私の地元の区ですので、一献交わしながら色々なお話をさせていただき、楽しいひと時を過ごすことができました。




 午後6時30分からは、子ども達も集まってきて、今年の年男である、小学校5年生の二人に、我が集落の無病息災を願って、最初は小さい三九郎に火を付けてもらいました。








▽ 続いて大きな三九郎にも二人で火を付けてもらい、竹の燃える音が響き、大きな炎が立ち上がり素晴らしい三九郎になりました。私の初孫は、初めての三九郎の大きな火に驚いたようでした。








▽ 燃え残る「おき」で団子やお餅を焼きましたが、火は熱くてなかなか近寄れませんでした。それでも我慢して顔を真っ赤になりながら焼きましたが、まだ硬い部分が残っていたり、表面だけ焼けすぎて炭になった部分の苦味もまじる団子やお餅の味はなんともいえない美味でした。




▽ 朝の写真は小舟集落上空からの風景です。