信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県景観審議会&JA松本ハイランドとの行政懇談会

2019年01月15日 | 生坂村の懇談会
 15日(火) はウッスラ日差しが届きましたが、段々と雲が厚くなってきて天気が下り坂でした。
午前10時30分から、県庁議会棟402会議室において行われた長野県景観審議会に出席しました。
 長谷川建設部長さんの挨拶の後、今年度委員会の構成が変わりましたので、各委員の皆さんを紹介していただいた後、会長に武山委員さんが選出され、会長代行に赤羽委員さんが指名されました。


 会議事項は、最初に長野県の景観行政について説明をしていただき、飯島町の屋外広告物条例制定に伴う屋外広告物条例の改正について諮問され、改正理由により長野県屋外広告物条例及び施行規則を改正することを認めました。
 景観届出制度の改善について及び景観条例第39条に係る専門委員の任命についての意見聴取では、太陽光発電施設の建設など工作物の建設に対する安全性や周辺環境等への影響を危惧した住民トラブルが増加していることから、景観届出事務の手続きを改善したいとして、平成29年度からの取組や届出制度の改善策などを説明いただき、意見を求められました。


 私から当村は、山林を伐採して太陽光発電設備を設置して、村民から景観上等の苦情があった点などから、昨年条例を策定し、太陽光発電施設の大小に関係なく、設置したい地区の皆さんに事前説明をし、地権者が了承しても施設から一定の範囲内の地区の皆さん全員の承諾をいただかないと設置できないようにしたことを申し上げました。


 平成30年4月に発生した屋外広告物の事故について、屋外広告物事業者登録等の申請様式変更について報告を受け、最後は、議事全般に関する意見を全委員が発言をして閉会しました。
私からは、国・県の基準に合った看板を設置して、4月下旬にオープン予定の「道の駅 いくさかの郷」へお越しいただける様に設置していることと観光案内や公共施設案内など統一した方が良いことなどを申し上げました。




 午後3時からの「JA松本ハイランドと生坂村との行政懇談会」では、田中常務理事さんをはじめ9名の幹部の皆さんにお越しいただき、当村は7名が出席し、田中常務理事さんと私が両者を代表して挨拶を申しました。




 平成31年度JA松本ハイランド中期3カ年計画「(新元号)ゆめプラン」について、支所の農業振興策(地域農業振興ビジョン)について、地域の課題等について説明を受けました。

 当村からは、活性化施設「いくさかの郷」の運営、年間を通じての農産物づくり、ハウスの貸与による営農組織の支援、農協や農業改良普及センターによる生産指導の要請などを説明させていただきました。


 夢づくりサポート事業の農業生産施設導入支援事業とハウスリース事業には予算枠があるので早めに申請すること、夢づくりサポート事業の獣被害防止支援事業、有害鳥獣被害防止対策事業は行政の補助と重複してもらえること、米のブランド化では、風さやかがブランド化を推進していること、ライスセンターでの色彩選別機導入で、当JAのコシヒカリの評価は高く、品質が安定していることがブランド化もなっていること、特Aの取得によるブランド化はかなり難しいこと、風さやかは一年中販売できるように生産が増えるとのこと、風さやかは作りやすく高温障害に強く単収が多いことなどが話し合われました。


 また、TPPとEPAの発令による影響について、試算などはしていないが、国産の安全安心な農産物の提供を続けていくこと、ハウスの野菜栽培や年間の豆類の栽培の取り組んでみること、イチゴ栽培は運送が大変ですが、販売先を確保していることが大切であること、トマトの栽培では、トマトは嗜好品であり、完熟トマトの出荷は難しいこと、農業指導員については、オールラウンドの農業技術者の確保は難しいので、地域の特農家を育てることが重要であることなど多岐にわたり有意義な意見交換ができました。 


 それぞれの質問や意見に対し親身にお答えいただき御礼を申し上げますとともに、引き続き当村の農業振興等にご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。お忙しい中、田中常務理事さんをはじめ幹部の皆さんと有意義な意見交換ができましたことに感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は大日向上空からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で手洗い・うがい旬間・ALT、下生坂の皆さんの元気塾などが行われました。