毎定例会の冒頭に行っています生坂村民憲章を全員で唱和をしているところです。
令和3年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶
皆さんおはようございます。令和3年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
二十四節気の啓蟄が過ぎ、穏やかな日が続き、春の訪れを感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しまして、ご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
それでは3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありまして、来年度に対する施政方針について、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
さて、国内の経済情勢は,新型コロナウイルス感染拡大による景気低迷により、今年度のGDP成長率はリーマン・ショック時を超えて落ち込む見通しとなるなど,極めて厳しい状況となっております。
令和3年度の国の予算概要は、地方団体が新型コロナウイルス感染拡大への対応と地域経済の活性化の両立を図りつつ、「新たな日常」の実現に取り組むとともに、激甚化・頻発化する災害への対応のための防災・減災、国土強靱化を推進するほか、東京一極集中の是正に向けた地方創生を推進することができるように、安定的な税財政基盤を確保するとともに、情報システムの標準化をはじめとする自治体デジタルトランスフォーメーションなど次世代型行政サービスを強力に推進するとされております。
当村の令和3年度の当初予算は、「生坂村第6次総合計画」を根幹に、4つの重点事業である「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」を継続的に取り組むための予算編成を行いました。
また、新型コロナウイルス感染症から村民の皆さんの生活を守るためのワクチン接種や各種感染防止対策、経済対策を新たに加えております。行政課題に対応する予算は、出産祝金、定住促進住宅の建設等の継続や、出産費助成などの新規事業を行い、「人口減少対策」に最大限の効果が発揮できるよう努めてまいります。
令和3年度一般会計予算案の総額は 20億 9,700 万円、前年度比 1 億 8,400 万円の増となっております。主な増額要因は、ふるさと納税業務1億円、B&G海洋センタープール改修工事 7,815万円、村道改良事業6,150万円などでございます。
一般会計の歳入は、自主財源であります村税については、前年度比 664万円増の1億5,758 万円、地方交付税は、1,000万円減の9億8,000万円を計上しております。交付税の算定基礎となる人口は、昨年の国勢調査における数値を用いることとなりますので、現在の自然減少を加味すると引き続き財政運営は厳しい状況が予測されます。
村債の過疎対策事業債のハード事業では、平成27年度より実施しています県営中山間総合整備事業負担金として3,300万円を計上するほか、村道改良事業及び定住促進住宅建設事業の継続と、B&G海洋センタープール改修事業、特定地域づくり事業などの新規を合わせて9事業の借入れを予定しております。
過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,500万円を計上し、一般会計の村債全体では2億4,910万円で前年度比4,080万円の減額となりました。
基金の繰入金では、令和2年度は多くの方々のご支援いただいた、ふるさと「いくさか」応援基金から3,406万円増の4,950万円の繰入を行う一方、財源補填分を合わせた全体では1億4,951万円で、前年度よりも3,406万円の増額となっております。
歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。「福祉の村づくり事業」において、新型コロナウイルス感染症対策、健康診断の受診勧奨や健診結果をもとに個別的な保健指導や集団健康教室を行います、高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業を新たに取り組むほか、包括的支援事業、介護予防・日常生活支援総合事業等を着実に継続し、健康寿命の延伸を図ってまいります。
「子育て支援事業」では、、保小中の給食費無料化に保育園給食の3歳以上児の主食無償化を新たに加えます。小学校音楽室にエアコンの新設、中学校図書館に書架整備を行い、教育環境の改善向上を図るとともに、今年度全児童生徒に配布しましたタブレットを有効に活用できるよう学習ソフトの導入を行い、B&G財団の補助金を活用して、加藤正治先生を題材としたマンガを制作・配布し、ふるさとに対する興味・関心の向上等につなげていきます。
「産業振興事業」では、「道の駅 いくさかの郷」を拠点として「山村活性化対策事業」を活用し、農業振興、地域の活性化をさらに進めていくほか、コロナ禍の困難な時代を乗り切るため、プレミアム率50%の「いくさかマル得商品券」、村民の皆さん全員に村内で使用できます1万円分の「生活応援商品券」を発行し、地域経済を支えてまいります。
「地域活性化対策等事業」では、コンビニエンスストアや電子マネーで税金、各種料金等の支払いができるようにキャッシュレス決裁システムを導入して、村民の皆さんの利便性の向上を図ります。また、地域社会及び地域経済の重要な担い手の確保が喫緊の課題であるため、特定地域づくり事業協同組合の立ち上げを推進し、B&G財団の助成金を活用して、小・中学校の授業でも使用していますプールの缶体、プールサイド、屋根及び側面等の改修を行います。
繁殖制限に対する意識を普及し適正な飼育が図られるよう、犬・猫への不妊・去勢手術費用の一部を助成します、犬猫避妊去勢手術補助を新たに創設します。
雨水を有効利用するため、雨水の流出抑制よる流域治水対策の取組や生活用水確保等を目的として設置します「雨水貯留施設」に対しての補助も新設します。
防災対策では、消火栓の更新や各区の避難所にWi-Fi環境整備等により防災・減災対策を一層進めてまいります。
よって、一般会計の予算総額は20億 9,700 万円で、前年度比9.6%、1億8,400万円の増となりました。また、特別会計は7つの会計で予算編成を行い、前年度比0.5%、500万円の減となっております。
次ぎに、今年度当初の基金繰入見込額の1億円は、現在の余剰分と今月の特別交付税を見込みますと、全額基金を崩さずに済みそうでして、さらに8,000万円ほどを基金に積み立てられる状況でございます。
そして、今定例会の補正予算で計上させていただきます起債の繰上償還を進めるとともに、今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
来年度は「村政懇談会」を5月に開催させていただく予定でございます。村づくり研究会で協議をしてきました内容を議員各位に今定例会中にお渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や来年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けておりますので、多くの皆さんから忌憚のないご意見・ご要望をお願いいたしますとともに、地区担当職員が各区の総会でご意見・ご要望を把握して、役員の皆さんにご発言いただけますように進めてまいります。
今回提出させていただきました令和3年度予算案は、引き続き限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に思い、ご意見・ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を計上させていただいたものでございます。
そして、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、山紫水明の豊かな自然、先人が築かれてきた伝統・文化を守り育てていこうという責任感を共有して、更なる村民の皆さんとの協働による村づくりの継続によりまして、第6次総合計画の将来の姿「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
私も職員各位も知恵を出し切磋琢磨し、誠心誠意働く所存でございます。どうか、村民の皆さんが安全で安心して暮らしていけるために、議員各位をはじめ、村民の皆さんのご指導、ご支援をお願いする次第でございます。
それでは、今議会定例会に提出させていただきました議案は、報告1件、事件案2件、条例案4件、予算案8件の計15件であります。
報告第1号 村の義務に属する和解及び損害賠償の額の専決処分について
この報告は、地方自治法180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について、専決処分したので、同条第2項により報告するものであります。
議案第2号 生坂村活性化センター他22施設の指定管理者の指定について
この議案は、生坂村活性化センター他22施設の指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第3号 村道路線の認定について
この議案は、村道路線を認定する為に、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第4号 生坂村予防接種健康被害調査委員会条例案
この条例案は予防接種による健康被害の適正化かつ円滑な処理を行うために、地方自治法138条の4第3項の規定に基づき、生坂村予防接種健康被害調査委員会を設置するための条例の制定であります。
議案第5号 生坂村国民健康保険条例の一部を改正する条例案
この条例案は関係法令の改正に伴い、関係部分の一部を改正する条例の一部改正であります。
議案第6号 生坂村介護保険条例の一部を改正する条例案
この条例案は第8期介護保険事業計画に基づき、令和3年度から5年度にかけての保険料を改定するための条例の一部改正であります。
議案第7号 生坂村指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例案
この条例案は関係法令の改正に伴い、関係する条例4件の関係部分を改正する条例の一部部改正であります。
議案第8号 令和3年度生坂村一般会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を2,097,000千円とする予算で、前年度と比較して184,000千円の増となっております。
主な歳入では、村税で157,585千円、地方交付税、980,000千円、国庫支出金139,550千円、県支出金98,956千円、繰入金149,510千円、村債249,100千円、寄付金100,500千円であります。
歳出の主な予算は、福祉の村づくり事業で、社会福祉事業の生活支援コーディネイターの配置、有償援助サービス「もりびと」の運営、特定疾患見舞金等で14,710千円、高齢者医療環境対策事業の高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業等で7,548千円、保健衛生事業の新型コロナウイルスワクチン接種対策事業で6,945千円、子ども・子育て支援事業のいくっこ子育て支援、ファミリーサポートセンター事業、保育園3歳以上児の主食無償化等で4,382千円、保健衛生・扶助で、子育て支援犀龍小太郎助成事業、出産費補助等で11,053千円、教育振興事業で、小学校音楽室エアコン設置工事、中学校図書館書架整備事業等で16,429千円、産業振興事業の農業振興事業の県営中山間総合整備事業負担金等で、41,450千円、商工業等振興事業のいくさかマル得商品券補助、生活応援商品券等で38,850千円、地域活性化対策等事業の、防災・減災事業の消火栓更新工事、小立野排水ポンプ格納庫設置工事等で70,795千円、地域活性化対策のキャッシュレス決済導入業務、B&G海洋センタープール改修工事等で231,281千円となっております。
議案第9号 令和3年度生坂村営バス特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を33,800千円とする予算で、前年度と比較して200千円の増となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で3,500千円、国庫支出金5,286千円、繰入金で24,864千円であります。
また、主な歳出は、総務費で32,342千円、運行費1,043千円となっております。
議案第10号 令和3年度生坂村福祉センター特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を96,700千円とする予算で、前年度と比較して15,600千円の減となっております。主な歳入は使用料及び手数料で86,040千円、諸収入で745千円、繰入金9,913千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で96,691千円となっております。
議案第11号 令和3年度生坂村簡易水道特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を99,200千円とする予算で、前年度と比較して23,900千円の増となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で38,472千円、県支出金1,000千円、繰入金で20,634千円、村債で39,000千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で45,958千円、建設改良費で39,116千円、公債費で14,083千円となっております。
議案第12号 令和3年度生坂村国民健康保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を267,100千円とする予算で、前年度と比較して4,100千円の増となっております。
主な歳入は国民健康保険税で39,239千円、県支出金203,496千円、繰入金24,320千円であります。
また、主な歳出は保険給付費200,749千円、国民健康保険事業費納付金で58,700千円となっております。
議案第13号 令和3年度生坂村農業集落排水特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を88,700千円とする予算で、前年度と比較して10,400千円の減となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で25,016千円、繰入金で63,184千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で21,888千円、公債費で66,314千円となっております。
議案第14号 令和3年度生坂村介護保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を307,400千円とする予算で、前年度と比較して5,700千円の減となっております。
主な歳入は介護保険料で53,684千円、国庫支出金で84,056千円、支払基金交付金で79,189千円、県支出金43,969千円、繰入金45,643千円であります。
また、主な歳出は保険給付費281,437千円、地域支援事業で21,947千円となっております。
議案第15号 令和3年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を28,900千円とする予算で、前年度と比較して1,500千円の減となっております。
主な歳入は後期高齢者医療保険料で18,210千円、繰入金で10,580千円です。
また、主な歳出は後期高齢者医療広域連合納付金で27,877千円となっております。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、池沢口に行き生坂ダム湖や日岐の風景を撮影しました。
生坂ダム湖の風景
今日生坂村では、小学校でALT、児童館でスポっちゃおう、ヘルスアップ教室、一般質問打合せ会議、公立高校後期選抜試験(10日迄)、下生野B班の皆さんの元気塾などが行われました。
令和3年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶
皆さんおはようございます。令和3年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
二十四節気の啓蟄が過ぎ、穏やかな日が続き、春の訪れを感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しまして、ご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
それでは3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありまして、来年度に対する施政方針について、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
さて、国内の経済情勢は,新型コロナウイルス感染拡大による景気低迷により、今年度のGDP成長率はリーマン・ショック時を超えて落ち込む見通しとなるなど,極めて厳しい状況となっております。
令和3年度の国の予算概要は、地方団体が新型コロナウイルス感染拡大への対応と地域経済の活性化の両立を図りつつ、「新たな日常」の実現に取り組むとともに、激甚化・頻発化する災害への対応のための防災・減災、国土強靱化を推進するほか、東京一極集中の是正に向けた地方創生を推進することができるように、安定的な税財政基盤を確保するとともに、情報システムの標準化をはじめとする自治体デジタルトランスフォーメーションなど次世代型行政サービスを強力に推進するとされております。
当村の令和3年度の当初予算は、「生坂村第6次総合計画」を根幹に、4つの重点事業である「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」を継続的に取り組むための予算編成を行いました。
また、新型コロナウイルス感染症から村民の皆さんの生活を守るためのワクチン接種や各種感染防止対策、経済対策を新たに加えております。行政課題に対応する予算は、出産祝金、定住促進住宅の建設等の継続や、出産費助成などの新規事業を行い、「人口減少対策」に最大限の効果が発揮できるよう努めてまいります。
令和3年度一般会計予算案の総額は 20億 9,700 万円、前年度比 1 億 8,400 万円の増となっております。主な増額要因は、ふるさと納税業務1億円、B&G海洋センタープール改修工事 7,815万円、村道改良事業6,150万円などでございます。
一般会計の歳入は、自主財源であります村税については、前年度比 664万円増の1億5,758 万円、地方交付税は、1,000万円減の9億8,000万円を計上しております。交付税の算定基礎となる人口は、昨年の国勢調査における数値を用いることとなりますので、現在の自然減少を加味すると引き続き財政運営は厳しい状況が予測されます。
村債の過疎対策事業債のハード事業では、平成27年度より実施しています県営中山間総合整備事業負担金として3,300万円を計上するほか、村道改良事業及び定住促進住宅建設事業の継続と、B&G海洋センタープール改修事業、特定地域づくり事業などの新規を合わせて9事業の借入れを予定しております。
過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,500万円を計上し、一般会計の村債全体では2億4,910万円で前年度比4,080万円の減額となりました。
基金の繰入金では、令和2年度は多くの方々のご支援いただいた、ふるさと「いくさか」応援基金から3,406万円増の4,950万円の繰入を行う一方、財源補填分を合わせた全体では1億4,951万円で、前年度よりも3,406万円の増額となっております。
歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。「福祉の村づくり事業」において、新型コロナウイルス感染症対策、健康診断の受診勧奨や健診結果をもとに個別的な保健指導や集団健康教室を行います、高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業を新たに取り組むほか、包括的支援事業、介護予防・日常生活支援総合事業等を着実に継続し、健康寿命の延伸を図ってまいります。
「子育て支援事業」では、、保小中の給食費無料化に保育園給食の3歳以上児の主食無償化を新たに加えます。小学校音楽室にエアコンの新設、中学校図書館に書架整備を行い、教育環境の改善向上を図るとともに、今年度全児童生徒に配布しましたタブレットを有効に活用できるよう学習ソフトの導入を行い、B&G財団の補助金を活用して、加藤正治先生を題材としたマンガを制作・配布し、ふるさとに対する興味・関心の向上等につなげていきます。
「産業振興事業」では、「道の駅 いくさかの郷」を拠点として「山村活性化対策事業」を活用し、農業振興、地域の活性化をさらに進めていくほか、コロナ禍の困難な時代を乗り切るため、プレミアム率50%の「いくさかマル得商品券」、村民の皆さん全員に村内で使用できます1万円分の「生活応援商品券」を発行し、地域経済を支えてまいります。
「地域活性化対策等事業」では、コンビニエンスストアや電子マネーで税金、各種料金等の支払いができるようにキャッシュレス決裁システムを導入して、村民の皆さんの利便性の向上を図ります。また、地域社会及び地域経済の重要な担い手の確保が喫緊の課題であるため、特定地域づくり事業協同組合の立ち上げを推進し、B&G財団の助成金を活用して、小・中学校の授業でも使用していますプールの缶体、プールサイド、屋根及び側面等の改修を行います。
繁殖制限に対する意識を普及し適正な飼育が図られるよう、犬・猫への不妊・去勢手術費用の一部を助成します、犬猫避妊去勢手術補助を新たに創設します。
雨水を有効利用するため、雨水の流出抑制よる流域治水対策の取組や生活用水確保等を目的として設置します「雨水貯留施設」に対しての補助も新設します。
防災対策では、消火栓の更新や各区の避難所にWi-Fi環境整備等により防災・減災対策を一層進めてまいります。
よって、一般会計の予算総額は20億 9,700 万円で、前年度比9.6%、1億8,400万円の増となりました。また、特別会計は7つの会計で予算編成を行い、前年度比0.5%、500万円の減となっております。
次ぎに、今年度当初の基金繰入見込額の1億円は、現在の余剰分と今月の特別交付税を見込みますと、全額基金を崩さずに済みそうでして、さらに8,000万円ほどを基金に積み立てられる状況でございます。
そして、今定例会の補正予算で計上させていただきます起債の繰上償還を進めるとともに、今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
来年度は「村政懇談会」を5月に開催させていただく予定でございます。村づくり研究会で協議をしてきました内容を議員各位に今定例会中にお渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や来年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けておりますので、多くの皆さんから忌憚のないご意見・ご要望をお願いいたしますとともに、地区担当職員が各区の総会でご意見・ご要望を把握して、役員の皆さんにご発言いただけますように進めてまいります。
今回提出させていただきました令和3年度予算案は、引き続き限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に思い、ご意見・ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を計上させていただいたものでございます。
そして、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、山紫水明の豊かな自然、先人が築かれてきた伝統・文化を守り育てていこうという責任感を共有して、更なる村民の皆さんとの協働による村づくりの継続によりまして、第6次総合計画の将来の姿「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
私も職員各位も知恵を出し切磋琢磨し、誠心誠意働く所存でございます。どうか、村民の皆さんが安全で安心して暮らしていけるために、議員各位をはじめ、村民の皆さんのご指導、ご支援をお願いする次第でございます。
それでは、今議会定例会に提出させていただきました議案は、報告1件、事件案2件、条例案4件、予算案8件の計15件であります。
報告第1号 村の義務に属する和解及び損害賠償の額の専決処分について
この報告は、地方自治法180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について、専決処分したので、同条第2項により報告するものであります。
議案第2号 生坂村活性化センター他22施設の指定管理者の指定について
この議案は、生坂村活性化センター他22施設の指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第3号 村道路線の認定について
この議案は、村道路線を認定する為に、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第4号 生坂村予防接種健康被害調査委員会条例案
この条例案は予防接種による健康被害の適正化かつ円滑な処理を行うために、地方自治法138条の4第3項の規定に基づき、生坂村予防接種健康被害調査委員会を設置するための条例の制定であります。
議案第5号 生坂村国民健康保険条例の一部を改正する条例案
この条例案は関係法令の改正に伴い、関係部分の一部を改正する条例の一部改正であります。
議案第6号 生坂村介護保険条例の一部を改正する条例案
この条例案は第8期介護保険事業計画に基づき、令和3年度から5年度にかけての保険料を改定するための条例の一部改正であります。
議案第7号 生坂村指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例案
この条例案は関係法令の改正に伴い、関係する条例4件の関係部分を改正する条例の一部部改正であります。
議案第8号 令和3年度生坂村一般会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を2,097,000千円とする予算で、前年度と比較して184,000千円の増となっております。
主な歳入では、村税で157,585千円、地方交付税、980,000千円、国庫支出金139,550千円、県支出金98,956千円、繰入金149,510千円、村債249,100千円、寄付金100,500千円であります。
歳出の主な予算は、福祉の村づくり事業で、社会福祉事業の生活支援コーディネイターの配置、有償援助サービス「もりびと」の運営、特定疾患見舞金等で14,710千円、高齢者医療環境対策事業の高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業等で7,548千円、保健衛生事業の新型コロナウイルスワクチン接種対策事業で6,945千円、子ども・子育て支援事業のいくっこ子育て支援、ファミリーサポートセンター事業、保育園3歳以上児の主食無償化等で4,382千円、保健衛生・扶助で、子育て支援犀龍小太郎助成事業、出産費補助等で11,053千円、教育振興事業で、小学校音楽室エアコン設置工事、中学校図書館書架整備事業等で16,429千円、産業振興事業の農業振興事業の県営中山間総合整備事業負担金等で、41,450千円、商工業等振興事業のいくさかマル得商品券補助、生活応援商品券等で38,850千円、地域活性化対策等事業の、防災・減災事業の消火栓更新工事、小立野排水ポンプ格納庫設置工事等で70,795千円、地域活性化対策のキャッシュレス決済導入業務、B&G海洋センタープール改修工事等で231,281千円となっております。
議案第9号 令和3年度生坂村営バス特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を33,800千円とする予算で、前年度と比較して200千円の増となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で3,500千円、国庫支出金5,286千円、繰入金で24,864千円であります。
また、主な歳出は、総務費で32,342千円、運行費1,043千円となっております。
議案第10号 令和3年度生坂村福祉センター特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を96,700千円とする予算で、前年度と比較して15,600千円の減となっております。主な歳入は使用料及び手数料で86,040千円、諸収入で745千円、繰入金9,913千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で96,691千円となっております。
議案第11号 令和3年度生坂村簡易水道特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を99,200千円とする予算で、前年度と比較して23,900千円の増となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で38,472千円、県支出金1,000千円、繰入金で20,634千円、村債で39,000千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で45,958千円、建設改良費で39,116千円、公債費で14,083千円となっております。
議案第12号 令和3年度生坂村国民健康保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を267,100千円とする予算で、前年度と比較して4,100千円の増となっております。
主な歳入は国民健康保険税で39,239千円、県支出金203,496千円、繰入金24,320千円であります。
また、主な歳出は保険給付費200,749千円、国民健康保険事業費納付金で58,700千円となっております。
議案第13号 令和3年度生坂村農業集落排水特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を88,700千円とする予算で、前年度と比較して10,400千円の減となっております。
主な歳入は使用料及び手数料で25,016千円、繰入金で63,184千円であります。
また、主な歳出は経営管理費で21,888千円、公債費で66,314千円となっております。
議案第14号 令和3年度生坂村介護保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を307,400千円とする予算で、前年度と比較して5,700千円の減となっております。
主な歳入は介護保険料で53,684千円、国庫支出金で84,056千円、支払基金交付金で79,189千円、県支出金43,969千円、繰入金45,643千円であります。
また、主な歳出は保険給付費281,437千円、地域支援事業で21,947千円となっております。
議案第15号 令和3年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を28,900千円とする予算で、前年度と比較して1,500千円の減となっております。
主な歳入は後期高齢者医療保険料で18,210千円、繰入金で10,580千円です。
また、主な歳出は後期高齢者医療広域連合納付金で27,877千円となっております。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、池沢口に行き生坂ダム湖や日岐の風景を撮影しました。
生坂ダム湖の風景
今日生坂村では、小学校でALT、児童館でスポっちゃおう、ヘルスアップ教室、一般質問打合せ会議、公立高校後期選抜試験(10日迄)、下生野B班の皆さんの元気塾などが行われました。