信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

第1回議会定例会&火災出動&上生坂上空からの風景

2021年03月19日 | 生坂村の報告
 19日(金)の朝はマイナスまで冷え込みましたが、太陽の日差しが届くと温度が上がり、昼間は春の暖かさになりました。

 午前10時からは、3月定例会最終日の委員長報告、採決などが行われ、提出した全議案を全会一致でお認めいただき私の閉会の挨拶で全日程が終了しました。

▽ 総務建経常任委員会 字引委員長の委員会報告と社会文教常任委員会 望月委員長の委員会報告の模様です。





▽ 議員各位が議案に対して、挙手または起立で採決されているところです。




▽ 私の閉会の挨拶の模様です。


   令和3年第1回生坂村議会3月定例会の閉会の挨拶

 それでは、令和3年第1回生坂村議会3月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 9日から始まりました3月定例会でしたが、提案しました議案を慎重にご審議をいただきまして、全議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。

 さて、今定例会でお認めをいただいた来年度の予算と、ローリングしました「いくさか村づくり計画」に沿いまして、生坂創生に向けて新事業を含む4つの重点事業をしっかり遂行してまいりたいと考えております。
 また、議員各位から一般質問、常任委員会で質され、ご回答させていただいた内容に沿いましても、しっかりと対応してまいりたいと考えている次第でございます。

 来年度当村で実施する予定の国の事業関係では、今年度事業化になりました下生野築堤工事は、来年度用地買収に入る予定であり、国道19号山清路防災1号トンネル工事はもうすぐ貫通見込みでございます。

 また、生坂トンネル北側の沢の堰堤嵩上げ工事はほぼ完了しまして、竹の本地区の法面対策工事は、用地交渉に入る予定であり、小舟の国道19号の横断函渠(かんきょ)修繕工事を実施するとのことでございます。

 次に県の事業関係につきましては、大町麻績インター千曲線の才光寺地区の拡幅工事、山清路の旧道の舗装修繕工事、生坂橋、公園橋の橋梁修繕工事を実施する予定でございます。
 地すべりが発生した大倉地区では対策工事、観測を行い、袖山地区でも、対策工事、調査、観測を行い、長谷久保地区では対策工事を実施し、今定例会で負担金をお認めいただきました中村団地の急傾斜地崩壊対策事業は、用地測量、用地補償、一部本体工事に着手の予定であり、「道の駅 いくさかの郷」上部の桧沢につきましても、用地測量、用地補償、一部本工事に着手する予定でございます。

 河川関係では、犀川の草尾地区の河道掘削と犀川の下生坂から北陸郷の河川内の支障木伐採、金熊川の才光寺災害復旧工事と改修工事、袖沢川の河川改修工事を実施する予定であり、林務関係では、白日の山腹工の継続、古坂の堰堤工事、小立野の山腹工、日岐の落石防護柵工事を継続予定でございます。

 県営中山間総合整備事業につきましては、牛沢工区の測量設計など7件の委託業務を実施する予定であり、下生野工区のポンプ施設工事・用水路工事など6件の工事を実施する予定でございます。

 国・県では、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に取り組んでまいりますので、今後も、当村の安全・安心な生活を守るために、ハード面の事業は国・県の関係機関に要望してまいりたいと考えております。

 本日、3月分の特別交付税の決定通知があるとのことですが、現在ではまだ分からないところでございます。しかし、今定例会の補正予算をお認めいただきましたので、年度当初の基金取り崩し分の1億円は、現在の余剰分と今月の特別交付税を見込みますと、全額基金を崩さずに済みますし、さらに80,000千円以上基金に積み立てられる状況だと考えております。

 今後専決処分をお願いし、今定例会でお認めいただいたように、臨時財政対策債でお借りした起債を繰上償還するために、減債基金に積み立てたいと考えております。

 来年度以降も、お認めをいただきました予算の他に必要な事業には補正予算をお願いしていく中で、引き続き将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図りながら、財政健全化に向けても取り組んでまいります。

 それでは、「光陰矢のごとし」と申しますが、議員各位に於かれましては、任期4年間の最後の定例会を終えられ、大変お疲れ様でございました。
議員各位とのこの4年間は、生坂村のこと村民のことを思っての施策、課題等を検討協議させていただき、ご指導、ご鞭撻を頂戴しましたことに感謝申し上げる次第でございます。

 任期は2ヶ月を切りましたが、引き続き各課題に対して検討協議をお願いしますとともに、村民の皆さんとの協働による村づくりの継続をお願いし、「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」の将来像に向けて、議員各位にはご健勝にて、ご支援、ご協力を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
 誠にありがとうございました。


 本会議終了後に、議員各位が任期最後の定例会でしたので、恒例の記念撮影をしました。


 お昼ご飯を食べようとしましたら、火災発生の連絡があり、林野火災のとのことで消防団に出動を要請し、法被に着替えて現場に向かいました。

 連絡場所の上生坂霊園付近では火災及び煙が確認できず、発見された方から場所を聞いて現地に到着した時には、近くにいた皆さんが初期消火をしてくださり鎮圧していました。
 その後、明科消防署長と消防団長で鎮火を確認し、竹藪50㎡の焼損で12時24分の鎮火となりました。


 今回もたき火からの出火であり、大事には至りませんでしたが、 空気が非常に乾燥している時期ですから火の取り扱いには十分に注意していただきたいと痛感し、夜の防災行政無線から火の取り扱い等の予防消防の啓発をしました。


 午後1時30分からの議会全員協議会は、毎年度ローリングしています、いくさか「村づくり」計画の主な変更点を説明させていただき、変更内容等についてのご指導をお願いしました。


 次ぎに、新型コロナワクチン接種体制について、当村は集団接種と個別接種の併用であり、予診票、予防注射によるアナフィラキシーの有無、主治医に相談していただくなど、現時点での当村の検討している内容等を報告させていただきました。




 1回目の接種後2回目までの3週間は、日にちに許容範囲はあると思うこと、ワクチンが間に合うかは、4月下旬の1箱(975回分)で何名を接種するか、前倒しで発送依頼すれば間に合うこと、冷凍庫の停電時の対応は、役場には大型発電機があり、専用のコンセントを設置して設置場所を確保していること、重症化はしないが感染はすること、個別接種の場合は、接種可能な医療機関名を接種券の中に同封すること、集団接種の場合は、当村にいる看護職で対応でき、接種前診察は山口先生にお願いすることなど、議員各位と協議をしました。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川に行き、生坂ダム下の犀川や上空からの風景を撮影しました。


上生坂上空からの風景



 今日生坂村では、児童館で昼食支援事業、健康管理センターでピラティス教室、下生坂の皆さんの元気塾などが行われました。