信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

前線による大雨の対応状況&草尾方面と犀川の風景

2021年08月14日 | 生坂村の報告
 14日(土)は昨日からの雨が降り続き、一時的に雨がザーザーと強まりました。
 午前9時10分に昨日からの大雨警報に加え、小立野区に土砂災害警戒情報が発表されたため、災害対策本部に移行し、第1回の会議を開き、小立野区の自主防災組織に避難所を開設していただき、小立野区にレベル3「避難準備・高齢者等避難開始」を発令しました。




 午前8時15分から生坂村消防団には、昨年度導入した排水ポンプ2台で、小立野地区の排水作業をしていただき、各分団には村内の巡視などを行っていただきました。


 内水がなかなか減ってこないので、千曲川河川事務所にお願いし、排水ポンプ車の出動を要請し、午前11時44分から排水作業を開始していただき、我々が午後4時30分頃に行ったときには、内水がほぼ減ったので1線だけで作業をしていました。




 まだ明日朝まで雨が降り続く予報でしたので、夜も排水作業をしていただけるとのことで、消防団本部も交代で一緒に排水作業をすることにしました。


 午後1時30分から第2回会議を開催し、土砂災害警戒区域が村内に広がったため、各自主防災組織に避難所を開設していただき、全村にレベル3「避難準備・高齢者等避難開始」を発令しました。




 午後3時には犀川の陸郷観測所の水位が氾濫危険水位に達したため、下生野区の五社宮から下の地区に続き、草尾区牛沢常会に警戒レベル4「避難指示」を発令しました。


上生坂の犀川の風景



 午後8時から、県道276号下生野明科線が、明科木戸地籍において、浸水の恐れがあるため、通行止めとなりましたが、下生野から小立野までは通行可能です。


 未だに大雨警報、土砂災害警戒の状況が続いていますので、全村にレベル3「避難準備・高齢者等避難開始」と、2地区の警戒レベル4「避難指示」は継続しています。
 引き続き気象情報等に注意して「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自らの判断で避難行動をとっていただくようにお願いいたします。


▽ 毎朝恒例の撮影は、普段は清き流れの犀川が、濁流となって流れている草尾方面の風景です。


草尾方面と犀川の風景