信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会9月定例会本会議最終日

2024年09月19日 | 生坂村の会議
 9月19日(木)午前10時からは9月定例会最終日の委員長報告、採決などが行われ、提出しました全議案をお認めいただき私の閉会の挨拶で全日程が終了しました。

△▽ 総務建経常任委員会 山本委員長の委員会報告と社会文教常任委員会 島委員長の委員会報告の模様です。

 その後追加議案2件を提出させていただき、議案の説明をさせていただきました。

 令和6年第3回生坂村議会9月定例会追加議案の説明
 それでは、追加議案のご審議をよろしくお願い申し上げます。
両議案とも、9月3日(火)にプロポーザル審査委員会を開催しました。
まず、午後1時30分からは、防災行政無線(同報系)デジタル化改修工事プロポーザル審査委員会を開催し、指名しました4社の内、1社以外は辞退してしまい、1社の提案について、私を含め4名で慎重に審査をしました。

 評価項目は、経営審査評価、同種工事の施工実績、地域貢献、提案システム、音響エリアの工夫、システム障害時の体制、提案に対して妥当な価格であるかなどを評価させていただき、「株式会社 日立国際電気 長野営業所」に決定いたしました。

 また、午前10時からは、脱炭素先行地域 自営線マイクログリッド構築事業プロポーザル審査委員会を開催し、公募型プロポーザル方式により2社から応募があり、私を含め5名で慎重に審査を行いました。
 評価項目は、価格に関する評価、業務全体方針、事業実施体制及び実績、リスク対応策、事業スケジュール、工夫やアイデアの提案、事業者ヒアリングなどで評価をさせていただき、「エコロミ・平林建設・石川組・中山組共同体 代表企業 株式会社エコロミ」に決定いたしました。

 それでは、議案の説明に付きましては、事件案2件でございます。
議案第45号  建設工事請負契約の締結について
この議案は、生坂村防災行政無線(同報系)デジタル化改修工事に係る請負契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び、生坂村議会の議決に付すべき契約及び、財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案第46号  建設工事請負契約の締結について
 この議案は、生坂村脱炭素先行地域 自営線マイクログリッド構築事業に係る請負契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び、生坂村議会の議決に付すべき契約及び、財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
以上の議案でございます。よろしくご採択を賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。

 続いて、山本総務建経常任委員長が、県道上生坂信濃松川停車場線のトンネル建設を長野県に求める発議をして決議されました。

 令和6年度第3回生坂村議会定例会の閉会の挨拶
 それでは、令和6年第3回生坂村議会9月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 今月10日から始まりました9月定例会でございましたが、慎重にご審議をいただき、提出しましたすべての議案を原案通りにご採択いただき、誠にありがとうございました。

 令和5年度の決算では、それぞれ良好な数値で財政健全化に向けて良い傾向でございましたが、池本代表監査委員さんの決算審査のご提言、また議会の常任委員会でご指摘をいただきました滞納整理の強化につきまして、納税は国民の義務でありますし、各種使用料もお支払いいただくよう、県税徴収対策室とも連携を取りながら、困難案件の滞納整理のご指導をいただき、「長野県地方税滞納整理機構」をお願いするなど、県とも協力して、さらに滞納整理の強化に努めなければと考えております。

 それは、貴重な自主財源の確保と税負担の公平性の観点からも、引き続き担当部署で毎月の現状を把握し、滞納者ごとに相談に乗りながら、状況を確認し分納計画を立てさせていただくなど、しっかり対処していかなければと考えているところでございます。

 長野県の地域発 元気づくり支援金に採択されました事業の一つであります、山雅ヤマ部は、8月24日に第1回目の部活動として「初心者でも安心!テント泊で楽しむ親子夏休みキャンプ」をいくさか『創造の森』で行いました。
 残念ながら野外パブリックビューイングが開始されるキックオフの18時には、雲根地区周辺は大変な雷雨に見舞われ、参加者の皆さんには車内へ一時避難していただくなどの場面もございましたが、松本山雅のアンバサダーをはじめ、スタッフのサポートにより、参加者11名に野菜の収穫やBBQを楽しんでいただき、事故や怪我がなく無事に終了することができました。
 そして、昨今の気候変動問題について、考えざるを得ないこのような急激な天候の変化を目の当たりにしまして、より一層、生坂村で取り組んでいますレジリエンスの強化の重要性を感じた次第でございます。

 「第2のふるさとづくりプロジェクト」は、「旅するいきもの大学校!」と題しました観光庁のモデル実証事業が今月15日より開始されました。
全6回のツアーとなっており、「旅」と「移住」の間の新しいライフスタイルを提案するツアーとして、企業や学校の研修などの利用も今後想定したいと考えております。
 約30名の参加応募をいただき、参加者は東京都・神奈川県を中心とした首都圏の20代から50代の方々となっております。
最終回の来年1月11日には講座を修了した参加者を「生坂村公式ネイチャー研究員」に認定し、ツアー後の地域活動などに協力してもらう予定でございます。
 脱炭素先行地域づくり事業とともに、様々な地域課題をこの様に関係人口を増やすことで、中長期的に取り組んでいき、持続可能な村づくりを目指してまいります。

 6月24日の小立野区からと7月29日の古坂区まで10区に出向き開催し、また今回初めて子育て世帯を対象に8月3日にも開催しました「村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会」につきましては、多岐に渡りご意見、ご要望をお寄せいただきました。
 この村政懇談会のQ&Aは、広報いくさか8月号、9月号に掲載しますし、脱炭素事業に関する村民説明会のQ&Aは、龍と子8月号に掲載しております。
 それぞれご回答申し上げた内容に添いまして、既に対応が済んでいる案件、今後実施する予定の案件、今後研究、検討していく案件、国や県に要望していく案件など、種々対応していくことになりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。
また、村政懇談会で頂戴しましたご意見等を反映するとともに、来月には村政アンケートの意向調査もお願いし、第3期「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定してまいりますし、その結果を加味して村政運営を行ってまいりたいと考えております。

 そして、これからの時期は、「赤とんぼフェスティバル」や秋祭りなど多くの行事、イベントが、コロナ禍前の様に行われる予定となっております。
 生坂村最大のイベント「赤とんぼフェスティバル」は、実行委員・区長合同会議でお決めいただき、今年も10月19日(土)午前10時から午後8時20分迄の1日の開催となりました。
 様々なステージ発表、余興、大花火大会等を行い、郷土料理、特産品、各種食品等の販売や趣向を凝らしたブースの出店、飲食も可能にして、昨年度同様に準備を進めているところでございます。

 また、いくさか敬老の日も、実行委員会でお決めいただき、今年度も感染防止対策を講じ酒類等の提供を止め、明日20日(金)にいくさか敬老の日を開催いたします。
 70歳以上の皆さんにお越しいただき、「堀六平さん歌声会」をご覧いただきながら、お茶やぶどうをお伴にご歓談をしながら楽しいひとときを過ごしていただき、やまなみ荘の特製弁当とお酒をお土産にお持ち帰りいただく予定でございます。
 また、道の駅いくさかの郷では、21日(土)に毎月恒例の特産市、15日と(日)・22日(日)には、JA松本ハイランド主催の山清路ぶどう即売会が行われるなど、生坂村産の193カラットの集出荷が最盛期であり、各事業でのPRの効果も現れ、道の駅いくさかの郷は、一年で一番忙しく賑やかな時期となっております。

 そして、生坂村の未来のために「第6次総合計画」や「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」にあります、村の目指すべき将来像を実現するために、喫緊に取り組んでいく課題もありますし、中長期的に方向性を示していく課題もございます。
 私たち執行側も、生坂村のため、村民のためを常に念頭に置き、村政運営を進めているところでありますので、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と各課題の解決や方向付けについて、引き続き検討協議をお願いする次第でございます。

 議員各位には、ご健勝にて、ご理解、ご支援を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼の挨拶とさせていただきます。
誠にありがとうございました。



議会全員協議会&日岐上空からの風景

2024年09月19日 | 生坂村の会議
 9月19日(木)は雲が広がりスッキリしない天気で、ジメジメとした体感でした。

 午前9時からは、本会議に追加提出します議案2件の説明をさせていただくために全員協議会を開いていただき、太田議長、私の挨拶で始まりました。

 続いて総務課長から追加議案2件について説明させていただきました。

 議案第45号の主な質問と回答の概要は、
 デジタル化に伴って聞きやすさなど変わらないなどのことで、業者が決まって解消されたかどうかについては、机上と現場で調査設計し、提案で古坂区は変更したが、工事後聞き取りづらい様なことがあれば、業者が対応すること。

 指名型のプロポーザルであったが、事業費の妥当性の確認については、審査会の審査員には、電波技術協会の室長に加わっていただき、メーカーによって金額の開きがあり、一度出していただいた概算見積2.4億円ほどより、今回の応札で1.8億ほどに下がったこと。
 指名会社については、4社を指名し、条件として下請け業者でなくメーカーを基本に、県内に営業所があり、緊急時に対応できる会社にしたこと。
 デジタル化の必要性について国の指針で実施する必要性があったということで良いかは、それで良いですなどの協議をしました。

 議案第46号の主な質問と回答の概要は、
 公募型プロポーザルで2社から応募があり、審査員ついては、村長、副村長、総務課長、振興課長、県企業局の課長補佐であること。
 契約金額の審査については、提案の内容によって審査をし、審査は各内容を行い、その中に金額も加味されていること。
 中電PGの電力系統については、借りるか買い取るかなど、協議をしながら進めること。
 自営線は上生坂と草尾を繋ぐかについては、リスク解除をしながら今後ルートの検討すること。

 当初予算で7,150万円の内5,500万円が蓄電池で、手法の変更により6月補正で財源更正をしたが、今回の事業費に蓄電池が含めていることについては、1,650万円を委託料から工事請負費に合わせ、今年度の5,500万円と1,650万円は工事請負費内であり、5,500万円は6月補正では財源更正は必要ないこと。
 9月3日のプロポーザルは公開できなかったかについては、今回のプロポーザルは企業秘密があり、提案書はそっくり返していることなどの協議をしました。

 本会議終了後の全員協議会では、池坂線1本のダイヤ変更について、4月に起終点をやまなみ荘に変更した後、利用者から意見等をいただき、2回のアンケートを行い、病院の診察時間や買物時間の関係で、10月1日(火)から4便の三郷周りを50分遅らせることにし、広報は、バス車内、ICN、行政同報無線で行うことを報告しました。

 令和6年8月24日(土)発生の8月豪雨災害の日岐区の復旧事業の設計費を予備費でお願いし、了承をいただきましたが、畦畔が崩れて珍しく、昔は個人で直したという意見をいただきましたが、災害復旧として受益者負担あるとのことでご理解をいただきました。

 上生坂の村営住宅用地内のわらびを欲しい人に持っていってもらったらどうかと意見があり、今年度、造成工事を発注して行くので、工事との兼ね合いで調整させていただくことでご理解をいただきました。


日岐上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨上がりに川霧が掛かっていた生坂ダム湖と少し青空見えてきた日岐上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、ノーマイカーデー、議会定例会本会議、小学校でイクサカラットリンタイム、ヘルスアップ教室、上土新鮮市、生坂おとこ塾などが行われました。