信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

UAゼンセン長野県支部(まちづくり委員会)との意見交換会&草尾上空からの風景

2025年02月21日 | 生坂村の取組
 2月21日(金)は日差しが届いても真冬のような寒さが続き、防寒必須の一日でした。

 午後4時からは、UAゼンセン長野県支部のまちづくり委員会との意見交換会が行われ、最初に私とまちづくり委員会樋口委員長から挨拶をして始まりました。


 続いて、2013年11月のUAゼンセンと生坂村の協定書の締結から始まり、2017年信州いくさか料理コンテスト、2018年の道の駅いくさかの郷へのハンガリー村開設に伴いハンガリー大使館への要請、2019年の道の駅いくさかの郷オープニングイベント協力等の活動概要についてUAゼンセンから説明を頂きました。

 次に生坂村から、生坂大好き隊(地域おこし協力隊、集落支援員)の活動内容で、外部人材の活用について、地域おこし協力隊員の業務内容、隊員の男女別、年齢別の内訳、任用地域内訳、任期後の定住について説明を行いました。

 主な質問等に対しての話し合いの概要は、
・長野県内からの採用地域について質問があり、県内の採用先は、安曇野市、松本市、塩尻市、大町市等と説明しました。
・当村への採用者は生坂村のどこに関心を持ち、応募してきたか質問があり、応募してきた方は、生坂村の自然環境と、農業(就農制度)、イベント等に惹かれて生坂村に来ているのではないかと説明しました。
・隊員の住宅はどうしているか質問があり、村営住宅や空き家等に住んでいると説明しました。
・農業支援で就農される方の農地はどうしているか質問があり、農業公社で就農事業を行っており、研修の間に圃場を与え研修をしている。研修後は農業公社で農地の流動化を行っており、農業公社で仲介し農地を貸していると説明しました
・3年の任期後の定住率はについて質問があり、全体で73%程の定住率と説明しました。
・募集人員はどうしているか質問があり、その時々の状況で募集していると説明しました。

 他に生坂村の取組内容への意見や提案の概要は
・白馬村等ではインバウンド関係のお客さんが増えている。生坂村でもインバウンド関係のお客様をやまなみ荘で受け入れたらどうか意見があり、先日のやまなみ荘の定例会でもインバウンド関連のお客様を受け入れるように提案があり検討を始めた。受け入れ内容についてご指導頂きたいと説明しましとお願いを行いました。
・物消費から事消費に移行している。生坂村の特色を活かしたソフト面の整備を行えばどうか意見がありました。
・温泉で検索しても出てこない。検索してやまなみ荘がヒットする様に対応していけばどうか意見がありました。
・農業者の高齢化で今後の農地の荒廃化が懸念されるが、どのような対応をしているか質問があり、今年度、国の施策で村内全地域を対象に農業についての地域計画を策定し、守るべき農地を定め営農が続くように対応している。また、水田や畑をぶどうの団地への転換事業も行っていると説明しました。
・やまなみ荘のプランで、長期プランを計画して、やまなみ荘を拠点に観光する様に意見がありました。

 次に、生坂村からふるさと納税の納税状況、返礼品の状況について説明を行いました。
主な質問・意見とその話し合いの概要は、
・生坂村のぶどうはとても美味しいので、高級感を活かした返礼品を検討すればどうか。
・先行予約の期間を限定するではなく、通年で予約を受ければどうか。
・高額寄付で、返礼品を組み合わせて行けばどうか。
・やまなみ荘や森林公園の長期宿泊やパラグライダー・ラフティング等のプランを返礼品にすればどうか。
・ぶどうに関してイクサカラットの等級(糖度等)をランク付けして、高級感をイクサカラットに打ち出していけばどうか。
 ふるさと納税返礼品について以上の意見を頂きましたので今後検討してまいります。

 意見交換会のまとめとして、UAゼンセン長野県支部(まちづくり委員会)から、これからも生坂村への支援の在り方として、生坂村の課題を意見交換会等で共有して、生坂村の活性化に向けて取り組んでいくとの意見を頂きました。

草尾上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画の撮影は、前日草尾の犀川対岸の高台から、朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園でEランド、小学校でスキー学校予備日、中学校で1,2年期末テスト②(技術・家庭)、ピラティス教室、コミュニティスクール運営委員会、図書室整理休館日、5班の皆さんの元気塾などが行われました。