信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

ゼロカーボン推進プロジェクト会議&総合教育会議&小立野上空からの風景

2022年11月29日 | 生坂村の報告

 29日(火)は段々と雲の厚みが増し、夕方には雨が降り出しました。

 午前10時からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、私から今月7日に脱炭素ロードマップ策定検討委員会が有識者で立ち上げ、今後当会議と並行して脱炭素先行地域づくり事業の申請に向けて検討協議を重ねていきたいこと、当事業の第2回の採択地域が決まり、その特徴について説明していただき、当村の資源を活用してどの様に脱炭素に向けて構築していくかなど、タイトな日程ですが、しっかりと検討協議をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 株式会社エコロミの小峯社長から、環境省脱炭素先行地域づくり事業 採択地域の特徴として、範囲の類型、民生部門電力の脱炭素化への主な取組み、民生部門電力以外の脱炭素化への主な取組み、第1回、第2回採択地域選考結果に対する考察などの説明をいただき、既存建物に設置するには合意形成は難しく、先進性、モデル性等は高く評価され、第1回は単独が多かったが、今回は電力会社、銀行などと組み、事業の実現性、本気度、事業計画の資金調達方法、持続的な事業か、担い手づくりに対する評価、特徴的な提案かなどが審査され、当村はポシェンシャルが高くないが、当村の様な地域でも脱炭素による地域づくりが評価されることや量が少ないから遣りやすい点などがあり、12月にはもっと具体的に示したいとのことでした。 

 マイクログリッドに関する調査検討状況の報告は、数軒から数百軒の電力需要家を1つの小さな(マイクロ)地域(グリッド)として、送配電網と疎結合させながらも独立させ、 地域内で独自電源を活用して電力の地産地消を行うシステムであり、上生坂地区の公共施設電力消費量、マイクログリッド事例についても説明していただきました。

 ぶどう畑ソーラーシェアリングに関する調査検討状況の報告として、ぶどう栽培で使用する農薬の太陽光パネルへの影響やソーラーシェアリングの可能性についてと、小水力発電に関する調査検討状況の報告として、生坂ダム放流水を活用した小水力発電や維持放流水を活用した小水力発電についてと、山林の利活用に関する調査検討状況の報告として、やまなみ荘を含む熱利用エネルギーの脱炭素化や木質バイオマス利用量推計、木質バイオマス利活用方法、2050年森林・林業ビジョン、生坂村での林業構築など、多岐にわたり説明していただきました。

 脱炭素先行地域の対象地域に関する協議として、村全域を対象にするのか、特定地域や特定エリアにするのか、マイクログリットのエリアを造っていくこと、自営線や中部電力の配電線を活用して行い、公平性を考慮して全村にしては配電網の維持管理が大きな問題になること、エネルギーの地産地消は自家消費で足りないものは地域で調達すること、太陽光パネル設置補助、薪ストーブやペレットストーブの購入補助、EV車の購入補助など、出席者から様々な意見をいただき、タイトなスケジュールの中で、村民の生活向上等のために、「脱炭素先行地域づくり」として取り組む事業を絞っていくために検討協議を深めてまいります。

 午後1時30分からは、令和4年度 第1回生坂村総合教育会議を開催しました。

 最初に私から挨拶をさせていただき、令和3年度生坂村教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検・評価について、令和3年度における主な取組状況、教育委員会の組織及び運営状況、教育委員会関係主要事業の実績報告、第2次生坂村教育大綱における施策に対しての事業評価の報告などの説明を受けました。

 生坂村一貫教育基本方針(案)については、方針策定の趣旨、一貫教育導入を目指す背景、生坂村における小中一貫教育基本方針、一貫教育導入後についてなどを説明いただき、基金の積立を検討すること、学びの環境は素晴らしいこと、新型コロナウイルス感染による学びの場の確保や学級閉鎖によるオンライン授業はタブレットを活用して実施すること、修学旅行は全員参加で良かったこと、感染の対応状況などがオープンにされて分かり易いことなどを協議しました。 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小立野の犀川対岸に行き、雲に覆われていた上空からの風景を撮影しました。

小立野上空からの風景

 その他生坂村では、小学校でALT・6年理科見学・歯科検診(低)、中学校で立会演説会・選挙、児童館でスポッちゃおう、定期監査・例月出納検査、教育委員会定例会、新型コロナウイルスワクチン接種、道の駅いくさかの郷定例会などが行われました。



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