信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

下生野区農業懇談会

2020年01月20日 | 生坂村の懇談会
 20日(月)午後7時からは、下生野区農業懇談会を南部交流センターで開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農地整備課、農業改良普及センター、JA松本ハイランド、農業委員会長、農業公社理事長・事務局、副村長、振興課長・職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 内容は、今までの人・農地プランと今後の地域農業のあり方、県営中山間総合整備事業、農業委員会制度の委員の推薦等の説明と道の駅いくさかの郷への農産物等の出荷のお願いをし、農協から「夢づくりサポート事業」について説明させていただきました。


 下生野区の今後の地域農業のあり方について「当区は、中山間直接支払事業、多面的機能支払事業を取り入れており、営農組合員数も比較的多く、個人担い手農家も営農しているので、営農組合と担い手が効率良く連携できるように取り組んでいくとともに、水利費の軽減を図るために、揚水機を含む農業用用排水(パイプライン化)を進めていく。」となっております。


 主なご意見、ご要望等は、県営中山間総合整備事業のパイプの敷設は今までの所かということは、今までの所とコンサルが別のルートを示す所があり、打ち合わせ資料ができたら説明させていただきたいとのこと、用水路より上の場所はどうなのかということは、位置は皆さんと決めさせていただき、パイプは圧が上がるので今までより用水は行き渡るかもしれないことと、道に敷設すると将来の維持管理が楽であること、出席する人が高齢化で時間を考えて出席者を増やすことについては、次回の説明会は農業者以外にも声がけを徹底していただきたいこと、パイプラインの延長が長いから数年掛かるかということについては、工事期間は秋から3月末ですので、2ヵ年以上になるということと、来春は新しいポンプで取水ができるように進めていることと、行程を示すとともに、営農計画を示すべきであるなどと、ご意見、ご要望についてお答えさせていただきました。


 揚水機場やパイプライン化などの全体のスケジュールはまだできないかということは、ポンプの位置を下流位置に決めていただき、千曲川河川事務所からも了解をいただいたので、今後粛々と進めていき、全体の計画を示したいとのこと、揚水機も更新したし、用水路は漏れている状況で、計画も遅れているのに、部分的なところの説明だけであり、全体計画とスケジュールができて、やっと区民に説明できるので、4月第1週の区の総会までに間に合うかということについては、具体的に説明できるように努めていきたいこと、この事業は既存の水田へ用水を供給することではないかということは、揚水機場の2つを1つにして、パイプライン化の事業であること、畑への供給は一部可能ではあるが、水利組合の同意が必要で、パイプライン化で用水が下がっても上がるので有効に使えること、概況は区民の皆さんは知っていることと、上部の農地の皆さんとは解決しているので、村道等が通行止めになるなど、工事内容を具体的に説明できるようにしていただきたいなどのご意見、ご要望に対してお答えさせていただきました。


 道の駅いくさかの郷の直売所に野菜等を出荷して欲しいことと、芋煮会のようなイベントを下生野区やはくしの会などで開催して欲しいこと、用水は地目が水田の所は全部掛けられるので、施設栽培など新たな展開もできるから、20町歩の田をしっかり耕作していただきたいこと、有害野生獣防止柵の補修は区で直したが、また台風19号の倒木で壊れていることについては、基本は区で維持管理していただきたいが、行政も状況によって対応していきたいことなど、多くのご意見、ご提案などをいただき、それぞれお答えさせていただきました。
 当区は農業には条件の良い地区ですが、これからも地元の皆さんで協力しながら、下生野区の農業振興・農地保全の対策を講じて、いくさかの郷にも多くの農産物等を出荷していただきますようお願いいたします。お仕事等でお疲れのところご出席をいただきありがとうございました。

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