信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

小舟常会の三九郎&日岐・小舟上空からの風景

2023年01月08日 | 生坂村の行事

 8日(日)の午前中は雲が優勢でしたが、次第に青空優勢の穏やかな空が広がりました。

 午前9時からは、我が小舟常会の三九郎の準備をしました。今年も込地集落でカヤを刈って運んで来る班と、近くの竹林から切り出した竹を組んで立てる班に分かれて準備をしました。

 我々がカヤを刈ってくると、立てた竹に横棒の竹を1メートル間隔ほどに縛り付けてありました。今年も小さめにつくる予定でしたが、例年通りの大きさになった感じでした。

 合流してからワラを掛け始め、続けてカヤを立てかけて、門松、しめ縄や松飾り、それぞれの家や会社を見守ってくれたダルマなどを飾りつけ、最後は竹で覆って縄で縛りつけました。

 もう一つはその4分の1ほどの三九郎を竹とワラとカヤで作り、門松、しめ縄や松飾り、ダルマなどを飾りつけ子ども達も手伝ってくれて、両方とも見事に完成しました。

 今年は早めの午後4時に子どもから大人まで、我が常会の7割ほどが集まって、今年4月に小学校6年生になる年男が、最初に小さい三九郎から火を付けました。

 続いて大きな三九郎に、先輩の二人の年男が火を付けて、竹の燃える音が響き、大きな炎が立ち上がり素晴らしい三九郎になりました。

 私の孫たちは、両親と燃え上がる三九郎を見たり、お兄ちゃん、お姉ちゃんと遊んだりして楽しそうでした。

 燃え残る「おき」でお餅や米粉の団子を焼き、その場で美味しいと言いながら食べる家族や家に持ち帰る家族がいて、我が家も帰って食べましたが、今年は丁度良く焼けていて美味しく食べました。

 今年こそは新型コロナウイルス感染症が収束して、災害のない平穏な年になり、小舟常会の皆さんが無病息災で過ごせる幸せ多き年になることを心から願っております。

小舟常会の三九郎

 子ども達と一緒に三九郎という歴史ある行事を次代まで引き継ぐことが、その地区の人々の絆を深め風土を育んでいくと感じました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、ドローンを我が家からフライトさせ、日岐と小舟の雲が多い上空からの風景を撮影しました。

日岐・小舟上空からの風景

 その他生坂村では、令和5年生坂村消防団出初式、マイナンバーカード休日交付及び申請窓口開設などが行われました。



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