1日(土)は青空が広がり、昼間はまだまだ暑く、半袖で過ごせる体感でしたが、朝晩はヒンヤリしました。
午前8時35分から、第53回かしわ祭の開会式は、ピアノ演奏で始まり、今年度は「ドラゴンクエスト」のような世界をイメージした「かしわ祭」の開会が宣言され、生徒みんなで力を合わせて作り上げたステージバックが披露されました。
ステージバックの作成の説明を聞き、毎年度一生懸命に作成した素晴らしいステージバックに感心しました。
今年のスローガンは、「龍戦~力を合わせて心を燃やせ~」です。このスローガンは全校で力を合わせて、このかしわ祭を創っていこうという思いが込められているとのことでした。
私からは、今年度も歴史と伝統ある「かしわ祭」が開催され、私が中学2年生の時に始まり、後輩達が継承されてきたことに感謝を申し上げ、4月から生徒みんなで取り組み、先生や多くの村民の皆さんにお世話になり、それぞれの活動、取組の成果を発表することが出来ることは、皆さんの今後の人生にとっての糧になりますから、元気に楽しく朗らかに発表され、みんなで力を合わせて素晴らしいかしわ祭になることを期待しますなどと挨拶をさせていただきました。
開会式後は、生坂龍翔太鼓の演奏発表になり、春から講師の白澤さん、宮入さんの指導のもと、一生懸命に練習を重ねてきて、みんなで力を合わせて演奏され、「生坂」は「ドンコ・ドンコ」に乗ってリズミカルに叩かれ、「龍翔」は「サントコ・ドッコイ」の下打ちに大太鼓、中太鼓の上打ちの音が重厚で、龍が岩を砕く回転打ちが素晴らしく、全力で迫力のある演奏をしていただき、心に響く感動した演奏で大きな拍手が起きました。
休憩中に、かしわ祭のポスター展示や教科展示を拝見しましたが、新型コロナウイルス感染防止対策のために、体育館と多目的室に全校の作品が展示されていて、4月からまだ授業などに制約があった中でも、多くの勉強をされた成果が展示されていて、その成果に感心させられました。
総合的な学習の時間発表では、1学年が「生坂村を知る」をテーマに、「ぶどう」を育てたり「おやき」について調べたり、実際に作ったりして、生坂について学習したことを皆さんに伝えていけるように発表していただきました。
2学年は、「生坂を発信する」をテーマに、職業講話や職場体験学習について発表し、昨年よりレベルアップした2年生の発表でした。
3学年は「生坂に貢献する」をテーマに、12月に行われる子ども議会に向けて、村議会議員の皆さんと一緒に学習を進めてきた中間発表として提案をしていただき、皆さんからの意見の協力もお願いされました。
それぞれの発表は、4月から生坂村のことをそれぞれの視点で考え、一生懸命に取り組んできた学習の成果が感じられ、先生方や村民の皆さんのご指導にも感謝の気持ちが伝わり、素晴らしい発表内容だと感じました。
私は学年総合の発表まで失礼しましたが、生徒会企画「龍戦~力を合わせて心を燃やせ~」と午後の音楽会①・②のプログラムも良かったことと思います。
今年度も新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、ご家族の皆さん、来賓を制限して見に来ていただきましたが、縮小されたとはいえ、生徒達が力を合わせ開催させた、素晴らしい「かしわ祭」に感銘されたことと思います。
引き続き新型コロナウイルス感染症の影響で様々な制約のある中、今年度も歴史と伝統ある「かしわ祭」を、しっかり継承して開催された生徒達と、ご指導をいただいた先生方、村民の皆さんなど関係各位に感謝を申し上げます。
▽ 毎朝恒例の撮影は、朝霧が立ち込めた空に、少し集落が見えた日岐上空からの風景を撮影しました。
日岐上空からの風景
その他生坂村では、アースオーブンワークショップ、公民館で絵手紙教室などが行われました。