9日(日)午後1時から、昨年度村内の5区で行われ、今年度は、残り5区の日岐区・昭津区・大日向区・宇留賀区・古坂区を合わせて全村で避難訓練を行いました。長野県の「地域発 元気づくり支援金」をいただき、群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター 災害社会工学研究室、長野県建設部犀川砂防事務所のご指導とご支援をお願いし、7月4日の「土砂災害対策としての地域防災の必要性を知る」としての住民懇談会事前説明会から始まりました。
今年度の5区の皆さんは、区長さんをはじめ区民の皆さんと地区担当職員、群馬大学、犀川砂防事務所等の皆さんで、「地域の土砂災害の危険箇所を知る」、「地域の避難方法を考える」、「防災マップ(案)の確認」、「避難訓練の事前打ち合わせ」として、4回の「生坂村の防災を考える住民懇談会」を行っていただき、「自主避難計画」(防災マップ)を作成し全村で避難訓練が実施できました。
△ 11時からの打合せ会議で、スタッフの皆さんに土砂災害はいつ起きるか分からないので、緊張感を持って取り組んでいただきたいなどと挨拶させていただきました。
△ 金井准教授から今まで初めて自治体全体で、「自主避難計画」(防災マップ)作成等に取り組んでいただいたことに感謝の挨拶を頂戴しました。
△ スタッフの皆さんに、異常現象が発生したと仮定した看板などを渡しました。
訓練開始の伝達からワンカップ雨量計による雨量計測で警戒基準に達したところで、通報をして警戒態勢に入っていただくとともに、自宅周辺の危険箇所を中心に異常現象がないか確認していただきました。そして、予兆現象を発見し通報して、自主避難開始の情報を確認してから最寄りの緊急避難場所に避難するという流れで行われました。また、今回は消防団とも連携し電話連絡をして、各地区を広報しながら巡回していただきました。
△ 村内で一番北の古坂区の皆さんが、自主避難を開始する伝達により、最寄りの避難場所に避難してきたところです。
△ 各地で避難が終わった後、皆さんで課題等を話し合っていただきました。
今回も訓練終了後、区の役員、スタッフなどの関係者に村民会館に集まっていただき反省会を行いました。
群馬大学の金井昌信准教授から、土砂災害の避難準備から避難勧告を出す段階が難しいが、タイミングと避難場所が重要であることや今後は自主避難計画の引き継ぎ、点検、防災訓練を行っていくことも大切であるとのことでした。また、もしも生坂村で土砂災害が発生した時に、今回の取組で犠牲者がなかったという連絡をいただければ嬉しいなど、日頃からの取り組みや土砂災害発生時の対応などについて、自主防災組織の中で、皆さんで話し合いや訓練を続け、地区のまとまりから災害対応が出来、「災害に強い生坂村」の実現を目指していただきたいと講評をいただきました。
反省会の意見では、過去の大雨時に停電があり伝達方法の見直しや集落内の発電機等の資材活用、土砂災害場所を確認したという目印が必要、警戒開始と自主避難開始の両方が必要か、消防団との連携の必要性、非常時の即応性には電話の伝達方法は芳しくない、行政防災無線の外部スピーカーの声が良く聞こえないなど、参加者から忌憚のないご意見をいただきました。
その内容について金井准教授から分かりやすくご回答をいただきましたが、まだ当村として課題が多いことが分かり、引き続き「災害に強い村づくり」のために取り組んでいかなければならないと感じました。
△ 参加者が地区の反省会で出た意見や課題を発表していただきました。
△ 自ら避難してみて、外部スピーカーの声が聞こえなかった点について対応を求められました。
約5ヶ月間にわたり、住民懇談会、避難訓練とご指導・ご支援をいただきました群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター 災害社会工学研究室、長野県建設部犀川砂防事務所の皆さんに感謝申し上げます。また、参加された764名の村民の皆さんにも御礼を申し上げます。そして、お疲れ様でした。
今年度の5区の皆さんは、区長さんをはじめ区民の皆さんと地区担当職員、群馬大学、犀川砂防事務所等の皆さんで、「地域の土砂災害の危険箇所を知る」、「地域の避難方法を考える」、「防災マップ(案)の確認」、「避難訓練の事前打ち合わせ」として、4回の「生坂村の防災を考える住民懇談会」を行っていただき、「自主避難計画」(防災マップ)を作成し全村で避難訓練が実施できました。
△ 11時からの打合せ会議で、スタッフの皆さんに土砂災害はいつ起きるか分からないので、緊張感を持って取り組んでいただきたいなどと挨拶させていただきました。
△ 金井准教授から今まで初めて自治体全体で、「自主避難計画」(防災マップ)作成等に取り組んでいただいたことに感謝の挨拶を頂戴しました。
△ スタッフの皆さんに、異常現象が発生したと仮定した看板などを渡しました。
訓練開始の伝達からワンカップ雨量計による雨量計測で警戒基準に達したところで、通報をして警戒態勢に入っていただくとともに、自宅周辺の危険箇所を中心に異常現象がないか確認していただきました。そして、予兆現象を発見し通報して、自主避難開始の情報を確認してから最寄りの緊急避難場所に避難するという流れで行われました。また、今回は消防団とも連携し電話連絡をして、各地区を広報しながら巡回していただきました。
△ 村内で一番北の古坂区の皆さんが、自主避難を開始する伝達により、最寄りの避難場所に避難してきたところです。
△ 各地で避難が終わった後、皆さんで課題等を話し合っていただきました。
今回も訓練終了後、区の役員、スタッフなどの関係者に村民会館に集まっていただき反省会を行いました。
群馬大学の金井昌信准教授から、土砂災害の避難準備から避難勧告を出す段階が難しいが、タイミングと避難場所が重要であることや今後は自主避難計画の引き継ぎ、点検、防災訓練を行っていくことも大切であるとのことでした。また、もしも生坂村で土砂災害が発生した時に、今回の取組で犠牲者がなかったという連絡をいただければ嬉しいなど、日頃からの取り組みや土砂災害発生時の対応などについて、自主防災組織の中で、皆さんで話し合いや訓練を続け、地区のまとまりから災害対応が出来、「災害に強い生坂村」の実現を目指していただきたいと講評をいただきました。
反省会の意見では、過去の大雨時に停電があり伝達方法の見直しや集落内の発電機等の資材活用、土砂災害場所を確認したという目印が必要、警戒開始と自主避難開始の両方が必要か、消防団との連携の必要性、非常時の即応性には電話の伝達方法は芳しくない、行政防災無線の外部スピーカーの声が良く聞こえないなど、参加者から忌憚のないご意見をいただきました。
その内容について金井准教授から分かりやすくご回答をいただきましたが、まだ当村として課題が多いことが分かり、引き続き「災害に強い村づくり」のために取り組んでいかなければならないと感じました。
△ 参加者が地区の反省会で出た意見や課題を発表していただきました。
△ 自ら避難してみて、外部スピーカーの声が聞こえなかった点について対応を求められました。
約5ヶ月間にわたり、住民懇談会、避難訓練とご指導・ご支援をいただきました群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター 災害社会工学研究室、長野県建設部犀川砂防事務所の皆さんに感謝申し上げます。また、参加された764名の村民の皆さんにも御礼を申し上げます。そして、お疲れ様でした。