信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

日岐区農業懇談会

2019年02月05日 | 生坂村の懇談会
 5日(火)午後7時からは、日岐生活改善センターで日岐区の農業懇談会を開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業改良普及センター、農業委員会長、担当農業委員、JA松本ハイランドの理事、支所長、いくさかの郷施設長、農業公社理事長・事務局、振興課長・係長などが自己紹介をし、地区担当職員が同席し記録を取りました。


 日岐区の今後の地域農業のあり方は、「当区は、若者定住促進住宅団地があり、高齢化率が最も低い集落になるが、農業従事者の高齢化は進んでいるため、住宅居住者を農業につなげる方策の検討や、営農組織(水利組合等)の活動力強化のための支援を進めていく。また水路や農道等の農業用施設の老朽化が進んでいることから、今後の管理や作付体系を見通した圃場整備と合わせて総合的な基盤整備事業を計画していく。」となっています。


 主なご質問・ご要望について、小さい農地には大型機械が入りづらいことについては、県営中山間総合整備で農道整備事業を実施するので、大型機械が入りやすくなるように、順次仕事を進めていくこと、農業に従事したいが、圃場が狭く農道の路肩がガタガタで危険であり、車のすれ違いができないので、出荷できるような待機所を整備できないかについては、圃場整備は計画変更で難しく、待機所は設計段階で調整できる可能性があること、5年前の要望時の設計で、本線だけでなく縦線の整備をお願いしたことについては、設計時に要望を聞かせていただき、現地調査を行い対応させていただきたいこと、揚水は本線の他に中道の整備など実際の計画については、当初の要望に沿って計画して申請している状況などをお答えさせていただきました。


 遊上から日岐城方面に向けての竹林整備については、個人の方が行っているので詳細は分からなく、松くい虫被害木の伐採は村で実施していること、竹林の整備の補助やチッパーで粉や肥料にするための使用については、竹林整備には補助が無く、現状の役場の機械では力が弱く難しいので、ハチクの会に出荷したり、お父さん頑張る会の竹炭の原料にお願いしたらどうかということ、平種の柿の肥料の仕方や防除、剪定、干柿にする方法を教えていただくことについては、紹介をしますから草尾柿組合の竹内組合長に聞いてみて、一緒に取り組んでみたらどうかということ、いくさかの郷の弱い点、強い点をどうしたら良いか検討して、2年、3年と徐々に伸ばしていき、かあさん家の食堂と農産物直売所の相乗効果で繁盛するようにとのことについては、今回の農業懇談会で村民の皆さんにお願いして農産物などの出荷と利用をお願いして、村全体で盛り上げていただきたいこともお答えさせていただきました。

 はぜ掛け米よりコンバインで刈ってしまうので、生坂米を宣伝できるようにすることと、赤米の対応については、農協から地区全体で秋起こしをしないように周知徹底して、ライスセンターでは色彩選別機で赤米出荷者には注意し、赤米撲滅に取り組んでいること、大豆、小麦の買い取りについては、農業公社で全量買い取るので栽培して欲しいこと、休耕田や空地への太陽光の設置条例については、区の承諾、半径100m以内の地権者の承諾、景観に配慮して策定したこと、「道の駅 いくさかの郷」の看板の設置については、生坂トンネルの出入り口に2つずつ設置していただくこと、有害鳥獣駆除の防護柵を設置して、農作物被害が減少したが、松くい虫の枯損木で防護柵を修理したことと、シイタケの原木になる広葉樹の林があるので、地権者に聞いて搬出してはどうかということについては、良いご提案をいただきましたので、地権者と原木が欲しい方々に紹介させていただくなどのご意見、ご提案をいただきました。

 何かとお疲れの中お越しいただき、忌憚のないご要望、建設的なご意見等をいただきありがとうございました。

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