信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

やまなみ荘定例会及び社会就労センター運営委員会

2016年01月18日 | 生坂村の一日

△ 役場へ行く途中に撮影した生坂ダム湖の風景です。

 18日(月)生坂村は、30cm弱のドカ雪が降り、私は朝5時過ぎから2時間一寸家の周りの村道を、ハイドバンを付けたトラクターで除雪してから出勤しました。
 早朝から業者や職員達も手分けをして、除雪作業をしていただき、村内では積雪の影響をそれ程感じずに済みました。

 9時30分からのやまなみ荘定例会は、12月の利用状況が年末年始を通常営業にしましたので、宿泊者が前年度対比83名増、大口の宴会があり、日帰り宴会者数が176名増などで、収入合計が前年度対比134.8%、支出合計が118.2%との報告を受けました。
 その他、1月25日(月)からの北海道標津町直送の鮭・いくら・ホタテ等を使用した海鮮丼フェアや、イルミネーション点灯期間特別企画の「トートバックプレゼント」、2月10日(水)~14日(日)までの竹炭湯、料金改定等について協議をしました。

 午後1時30分からの穂高広域施設組合理事者会議は、新ごみ処理施設整備事業について、処理方式検討委員会の「新ごみ処理施設処理方式」に係る提言書、新ごみ処理施設の計画概要・事業方針等について説明を受け協議をしました。

 午後3時30分からの社会就労センター運営委員会は、委員長の互選をし、委員長に小立野区長の赤羽勲夫さん、代理に議会社会文教常任委員長の瀧澤龍一さんに決まり、平成27年度の社会就労センター運営状況について、今後の運営について、宮川所長から説明をし、協議をしていただきました。
 市の社会就労センターは、指定管理に移行する所が多くなってきましたが、当村は、低所得者や障がい者のための就労の場として、来年度も運営をしていくことで、委員各位にご理解とご協力をお願いしました。

▽ いつも通り生坂村の朝の風景を、雪の降る中で撮影しました生坂ダム湖の銀世界です。






 その他生坂村では、小学校で手洗い・うがい旬間、児童館で喫茶ふぅ~ 新春企画、公民館でバドミントン教室、お達者教室、つなぐ事業料理講習会、やまなみ荘無料入浴日等が行われました。

平成27年度 農村集落活性化支援事業の視察研修2日目

2016年01月16日 | 私の活動報告
 15日(金)午前8時30分に宿泊先を出発して、群馬県渋川市白井の「道の駅 こもち」に行き、各々で見学をしていただきました。この道の駅は、「白井宿 ふるさと物産館」が中心の施設であり、子持地域の毎朝届く新鮮な野菜と果物などの農産物、特産チンゲン菜の浅漬といちごブッセなどの加工品をはじめ、群馬県の特産品も取り揃えています。その農産物の出荷主体は「地場産品直売利用組合」が行っていて、各部会ごとに分かれて日々良品出荷に取り組むとともに生産者研修を行い、技術の向上に努めているとのことです。
 当日は休業でしたが、店頭の石臼で挽きたてのそばは絶品であり、本格そば打ち体験教室も楽しめます「こもち庵」や、国道17号・新潟方面の道路状況を映像でリアルタイムに確認できます「無料休憩所・道路情報センター」などの施設がありました。
 私は「白井宿 ふるさと物産館」を視察して、品数が多く、商品の陳列の仕方や棚のレイアウトが、直売所というよりはスーパーのように見えました。朝早かったので、レストランは開いていませんでしたが、ふるさと物産館の9時からの開店は早い方ですし、地元らしいお客さんもお出でになりなかなか盛っていました。

▽ 「白井宿 ふるさと物産館」が中心の「道の駅 こもち」の模様です。




 次は、山梨県北都留郡小菅村の「道の駅 こすげ」に視察に行きました。小菅村の舩木直美村長さんが、お忙しい中ご挨拶にお越しいただき、今まで、多摩方面からの来客が8割ほどでしたたが、一昨年に松姫トンネル(3,066m)が開通して、大月市方面からのお客さんも見込んで、前から人気のある「小菅の湯」の近くで、廃業していた精密工場を改築して、「道の駅 こすげ」を昨年の3月29日にオープンしたなどとご説明と歓迎のご挨拶を頂戴しました。
 舩木村長さんが帰られた後は、源流振興課の木下拓郎さんと、埼玉県から移住された駅長の村上伸哉さんに、「道の駅 こすげ」のことや小菅村のことなどを説明していただき、各施設も視察させていただきました。
 ふれあい館は現在、小菅村を知っていただくための「こすげ仕事図鑑」の展示がされていて、日頃はタッチパネル式の情報表示、各種パンフレットを用意して情報発信をしているとのことでした。

▽ ふれあい館で舩木村長さんや源流振興課の木下拓郎さん、駅長の村上伸哉さんに、「道の駅 こすげ」のことなどを聞いているところです。




 源流レストランでは、店内にある石窯で本格的なピザ、地元で捕れるヤマメ・イワナなどの川魚やワサビなどを使った創作料理を提供して、オープンデッキも設けられており、素敵なレストランでした。

▽ 軽食を扱うイベントハウスと源流レストランは、石窯とオープンデッキが設けられといる素敵なレストランでした。


▽ 隣接する「フォレストアドベンチャー・こすげ」も見せていただき、自然の樹木や地形をそのままに生かしたコースで、137mの里山ジップスライドや木登りなどが楽しめるエリアであり、夏休みなどは家族連れでとても賑わっているとのことでした。
 木の伐採などの整備は、職員と地域おこし協力隊で行ったということと、しっかりした素晴らしい施設で感銘しました。


▽ 物産館は、各種こんにゃく加工品、ヒラタケ・エリンギタケ等の栽培きのこ、そば、わさび、ヤマメ・イワナの加工品などの野菜や特産品、工芸品が売られていました。時期的に野菜が少なかったですが、木の香りがする和やかな直売所でした。


 その他、豪雨・豪雪等の大規模災害時には、道路利用者や地域住民の避難所や復旧支援の活動の拠点に活用されるという役目もあり、大きな発電機が設置されていました。
 小菅村の舩木村長さんをはじめ、ご対応していただきました皆さんには、親切丁寧に説明をしていただき御礼を申し上げます。
 今回の視察研修では、村内外からお越しいただけるために、地元産の新鮮な野菜・果物などの農産物、地元産の農作物を使った加工品や伝統ある郷土料理の提供、中核となる直売所やくつろげる休憩所等の生坂村らしい施設、働く皆さんの意欲など、多くの要素がまとまらないといけないと感じました。
 視察研修にご参加していただいた皆さんのレポートを反映しながら、今後の農村集落活性化支援事業の将来ビジョンの作成や雇用の創出、直売施設及び加工施設の建設や運営等の協議を進めてまいりたいと思います。
 視察研修に参加された皆さん、お疲れ様でした。

平成27年度 農村集落活性化支援事業の視察研修1日目

2016年01月15日 | 私の活動報告
 14日(木)午前7時に山清路を出発して、群馬県方面に視察研修に向かいました。直売施設及び加工施設等建設検討委員会と生坂農業未来創りプロジェクト会議しごと対策部会の皆さんにお声がけし、私を含め23名の皆さんに参加していただきました。
 最初に群馬県安中市の「碓氷製糸工場(碓氷製糸農業協同組合)」に行き、全国の養蚕農家が生産する繭を生糸に加工している日本唯一の組合製糸工場で説明をしていただき研修をしました。
 養蚕農家は、50年前に群馬県だけで約8万軒、製糸工場が300社もありましたが、現在は全国で約500軒、工場が2社だけだということでした。
 生繭の乾燥には5~6時間掛かり、10Kgの生繭で着物2枚ほど作れ、蚕10Kg(5,000頭)で生糸が2Kgでき、純国産は全国シェアの1%以下であると説明していただきました。
 養蚕農家の平均年齢は、70歳以上であり、年々生産が減少していますが、群馬県と富岡市は、補助金を出していることがあり、群馬県は生産が若干増えているとのことでした。
 しかし現在、養蚕農家では生活ができないと言われ、当村も昭和時代に養蚕が盛んでありましたが、平成に入る前から1軒も残っていないことでも、養蚕による新たな産業創出には課題が多いと感じました。

▽ 群馬県安中市の「碓氷製糸工場(碓氷製糸農業協同組合)」の模様です。






 次に、群馬県利根郡川場村の「道の駅 川場田園プラザ」に行き、川場村で採れた新鮮野菜や虹鱒「ギンヒカリ」、群馬産「もちぶた」などの食材を使った昼食を食べた後、駅長の小海一則さんから、川場村が「道の駅 川場田園プラザ」を建設した経過や現在の運営状況等を詳しくお聞きしました。
 川場村は群馬県北部に位置し、現在の人口3,500人弱、面積が85.29㎢の武尊山の南麓に広がる自然豊かな農山村です。田んぼ、畑、果樹園、養蚕農家の大きな屋根、白壁の土蔵、その脇を流れる小川など、関東でも数少ない農村の原風景が残る村の一つであるとのことでした。
 川場村が現在に至るまで二つの転機があり、一つ目は、1981年に世田谷区と第二のふるさとづくりを目指して「縁組協定」を締結したことであると言われました。
 世田谷区から選ばれた理由は、「何もない村」ということでしたが、協定以来、両区村の小学校5年生が約12日間滞在して、農山村と都会の生活を経験するなどの交流を続け、世田谷区民170万人が村に訪れていて、都市と農村の交流事業として国内外より高い評価を受けているとのことでした。
 二つ目は、農業と観光を合わせた取り組みを考え、農家民宿に来られていた東京農大の先生方に「農産物、観光品をアピール・販売する方法」「交流が図れる施設」について指導・助言を求めたことによって、「道の駅 川場田園プラザ」の建設構想が浮上したとのことでした。総事業費31億円、国・県より13億円、残りを農水系の交付金で賄い、村の出資は2,000万円位とお聞きし、その当時は率の良い交付金事業が多くあったことに驚きました。
 現在は、150万人以上が訪れていて、約80%が関東地方で70%位がリピーターとのことであり、世田谷区民の口コミが大きいとも言っておりました。また、「関東好きな道の駅」5年連続(‛04~‛08)第1位、国土交通省全国モデル★★★(スリースター)選定など、多くの賞を受賞されるなど素晴らしい運営内容に感服しました。
 しかし、最初から順調だった訳ではなく、15年間は赤字が続き、7年前から「株式会社 田園プラザ川場」の社長を民間からお願いし運営を任せてからは、村に年1,000万円ほど寄付をされているとのことでした。
 その他にも「道の駅 川場田園プラザ」内の「ビール工房」「ファーマーズマーケット」「レストラン武尊」など多くのお店や体験等についてお聞きしましたが、6次産業化の前に、販売先・売場の整備が先であり、「地域の得意な物や道の駅に来ないと買えない、食べられない物」「本物・本筋の物」を提供できることが重要であると言われました。
 私としても、お客様が通過する時に寄る道の駅ではなく、買物や飲食を目的に来ていただける道の駅でなくてはいけないという考えから、納得する点や参考にしたい点が多くあり良い研修ができました。

▽ 「道の駅 川場田園プラザ」の模様と小海駅長さんから説明を受けているところです。






 初日最後は、群馬県沼田市利根町の「利根町地域活性化協議会」の皆さんの活動状況の説明をお聞きし、意見交換をさせていただきました。当協議会の金子会長さんは、我々が宿泊した老神温泉の「仙郷」の会長さんでもあり、色々とお世話になりました。
 利根町地域活性化協議会は、平成26年4月、地域活性化協働活動を通じ、高齢者の生きがいづくり、都市とのグリーンツーリズム等観光と連携した交流の促進、子供達への老神地区の文化の伝承等の地域振興策を推進し、雇用の創出、交流人口の増加、農業所得の向上等を目指し老神地区の活性化を図ることを目的に設立されたとのことでした。
 活動内容は、朝市の農林産物直売所及び都市部での出張販売と当地区のPR、9月最後の土日に開催されているそば祭りの時の地元産そばのPRやそば教室、そばレシピコンテストの開催、米作りの体験ツアーの実施、地域住民や子供達に当地区の農業・農村文化の継承などを行い、高齢者の生きがいづくり、都市との交流、雇用の創出等で活性化が図られてきたと言われていました。
 我々からは、老人会の活動や取組内容、そば祭りやそばの栽培状況、後継者や移住者の現状、平成の合併後の人口推移、活動の今後の課題等の意見交換をさせていただきました。
 平成の合併後の人口減少は著しく後継者・移住者は今後の課題の一つでありますが、これらの取り組みを続けることで、恵まれた自然環境、伝統・文化等の地域の素材を活かして、農林漁業体験や地場農産物を使った郷土料理を楽しむなどのグリーンツーリズムを推進して老神地域に滞在していただくことや、高齢者が暮らしやすく、知恵やノウハウを子供達に継承していくことなどの取り組みを続けられるとのことであり、当村とも交流を深めていただきながら、今後の活性化に向けて頑張っていただきたいと感じました。

▽ 利根町地域活性化協議会の皆さんと意見交換をさせていただいているところです。お忙しい中、横山沼田市長さんがお見えになり、今年の大河ドラマ「真田丸」の主人公 真田幸村の兄、信之が治めた地「もうひとつの真田の舞台」として注目されているなどと、沼田市の紹介をしていただきました。




 朝早く出発しての視察研修でしたが、疲れも見せずしっかりと研修をしていただきありがとうございました。また、対応していただきました視察先の皆さんには、分かりやすく役に立ちます説明等をしていただき感謝を申し上げます。

生坂村児童館・生涯学習施設運営委員会他

2016年01月13日 | 生坂村の会議

△ 国道19号から犀川対岸の宇留賀区の会集落を撮影しました。

 午前10時からの生坂村児童館・生涯学習施設運営委員会は、平成27年度運営状況について、図書室、児童館・放課後児童クラブ、ぴよぴよひろば等の多くの事業内容、利用状況などの報告受け、平成28年度事業計画では、各分野の蔵書の補充、仕切版の導入、書架の購入、スポーツ系のびのびスクールの統合、サードブック等の計画や要望などの説明を受けました。

 午後2時30分からの生坂村歯科診療所運営委員会は、昭津区長の小山さんが会長に互選され、平成27年度の歯科診療所の運営状況と平成28年度運営について、診療業務パソコンの更新について協議をしていただき、診療業務のパソコンはXPで7年にもなるので更新する予算を計上することを決めていただきました。

▽ 今朝撮影した宇留賀区の会集落の風景です。








 今日生坂村では、保育園で誕生会、小学校でCRT実施週間、児童館でえいごであそぼう、健康管理センターでヘルスアップ教室・ママサロン・健康相談、保育園・小中学校保護者及び一般向け「性に関する講演会」等が行われました。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

(財)農業公社特産品製造部の皆さんの繭玉づくり

2016年01月12日 | 生坂村の一日


 12日(火)に今年も(財)農業公社特産品製造部の皆さんが、小正月行事の繭玉飾りを作って下さいました。彩り鮮やかな繭玉をこしらえ、村内の小中学校や役場など20数箇所の公共施設に配っていただきました。
 米粉を蒸して、オレンジや紫、緑、桃、黄などの色粉で染めた生地を作り、繭玉の他に当村特産の椎茸、柿、花、野菜なども形取って作っていただきました。
 それを、村内で採取した柳の枝と一緒に届け、それぞれに飾り付けを楽しんでいただきました。
役場では、繭玉を柳の枝に付けて繭玉飾りにしていただき、私が代表して頂戴し、記念撮影の後、役場のホールに飾らせていただきました。
この取組は20年以上になり、各家庭で作らなくなったことを、子ども達にも伝えたいと続けていただいています。
 今年も生坂村の五穀豊穣と商売繁盛につながるように頑張らなければと思いました。(財)農業公社特産品製造部の皆さんありがとうございました。

 今日のふるさと納税打合せ会議は、新年度に向けて、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」の登録やクレジット決済の準備を進めるために、返礼のパターン等を決めまして、返礼品の対応をしていただく農家・事業者・農業公社・やまなみ荘等に説明会を開催することになりました。

 平成27年度生坂村上下水道運営委員会は、平成27年度簡易水道事業の運営状況及び平成28年度簡易水道事業の運営について、平成27年度下水道事業の運営状況及び平成28年度下水道事業の運営等について協議をしていただき、当初予算に計上していくことになりました。

 第7回上下水道事業検討プロジェクト会議は、水源調査(長期揚水試験)について、生坂村水道事業基本計画について、今後の方針等について協議をしていただき、長期揚水試験方法を決めていただき、調査費を当初予算に計上することになりました。

▽ 今朝撮影した草尾の風景です。






 その他生坂村では、小学校でALT・性教育旬間、児童館でみんなであそぼ・一緒に歌いましょ、上生坂A班の皆さんの元気塾等が行われました。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

平成28年 生坂村消防団出初式

2016年01月10日 | 生坂村の催し

 10日(日)午後2時から、穏やかな空の下、軽快なラッパ班の演奏に合わせ、いくっ子消防団を先頭に本部、第1分団、第2分団、第3分団、本部ポンプ車、各部の小型ポンプ搭載車、明科消防署の救急車・消防車と続く、規律正しい分列行進が行われました。


△ 今年は平田副団長を先頭に、「いくっ子消防団」が可愛らしく行進しました。


△ 小山副団長を先頭に、本部、第1・2・3分団と行進しました。


△ 本部車を先頭に、各分団と明科消防署の救急車・消防車も行進しました。今年は日岐部の1台が新車で行進しました。

▽ 今回は撮影した写真の中から、分列行進の模様を細かく数枚アップしました。




 午後2時30分から中学校体育館で、歴史と伝統ある出初式が、日頃お世話になっています多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、厳粛の内に盛大に開催いたしました。


△ 小山副団長の開式の辞の後、「団旗に注目」で敬礼をしているところです。


△ 小林消防団長から、訓練や講習に励み、消防技術の向上と知識の習得に努め、自主防災組織などと一体となって、複雑多様化する災害に、迅速かつ的確に対応できるよう取り組み、安心して暮らせる地域づくりを築いていくことが重要になることと、より一層犠牲的精神を固持し、教養を重ね訓練に励み、歴史ある生坂村消防団の使命を肝に銘じ、村民の期待を裏切らないよう精進していく所存でありますなどと式辞を述べられました。


△ 私からは、日頃の活動等に謝辞を申し上げ、下記の内容等を申し上げ訓示としました。

 私の訓示として、昨年当村は、6月23日の午後5時40分から時間雨量42.5ミリの集中豪雨による土砂崩落、流出等が発生し、村道、農道、農地等が小規模な災害に見舞われました。
 早速、臨時議会をお願いし、災害対応の事業費等を計上して、早期に復旧工事が行える箇所から取り組み、12月定例会まで関係予算を計上し、県関係の対策工事も進んでいるところでございます。
 しかし、火災の発生はなく、平穏な一年が過ごせましたことは、消防団員各位が、平素仕事や家族のことで何かとお忙しい中「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動に献身的にご活躍されているお陰であり、衷心より敬意を表し感謝を申し上げました。

▽ 松本消防協会長と私が、退団した平林前本部長と丸山元第1分団部長に、感謝状をお渡ししているところや全体の模様を撮影した写真です。





△ 長野県消防協会長から、それぞれのご功績に対して表彰される皆さんと代表者が敬礼をしているところです。

 毎年、全国各地で発生している災害を教訓に、昨年度整備しました村の地域防災計画を基にした、家庭用防災マニュアルや各地区の住民懇談会において作成していただいた自主避難ルールを活用して、昨年11月15日に、全村民を対象に土砂災害を想定した避難訓練を行いました。
 訓練参加者数は、住民、消防団員、役場職員等で昨年よりも多い総勢903名の皆さんからご参加をいただきました。参加していただいた皆さん、またご協力いただきました消防団員をはじめ関係各位に感謝を申し上げる次第でございます。
 当村は、豪雨災害による土砂崩落、道路の決壊、河川の浸水等で集落が孤立する危険性が高く、また国が発表した深層崩壊の発生の危険度も高いという点から、防災訓練を行うことが重要であると考えております。
 それにより、村民の皆さんの防災意識の向上、消防団活動の充実、自主防災組織の強化、連絡方法の徹底と装備の充実、家庭用防災マニュアルや自主避難ルール、支え合いマップの有効活用等に取り組んでいるところであります。

▽ 団員各位には、長野県消防協会長、松本消防協会長、生坂村消防団長から日頃の活動に対して功績章、功労章、努力章、精勤章等が贈られ、私からは第1・2分団に無火災章を授与しました。



△ 受賞者を代表され、平林前本部長が、「村民として当然の活動をしてきたことであり、今後も一村民として生坂村のために尽くしていきたい」などと謝辞を述べているところです。

 また、団員各位には生坂村の地域防災力の中核として、地域との絆を大切にし、村民の皆さんに信頼される団員となり、引き続き安全で安心して住み続けられる生坂村を守るためにご尽力いただきますことをお願いしました。

▽ 阿部長野県知事(池田松本地方事務所長)、寺畑松本消防協会長、清水松本広域消防局長、清水安曇野警察署長、務台衆議院議員、清澤県議会議員、平田村議会議長から、日頃の活動への謝辞、受賞の祝辞と現状の対応や取組、生坂村の安全・安心な生活を守る活動、生坂村消防団の発展等のご祝辞を頂戴しました。




 来賓の皆様、消防団員各位等関係の皆さんには、長時間にわたり大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

安曇野市医師会設立10周年記念講演会及びシンポジウム

2016年01月09日 | 私の活動報告


 9日(土)午後1時30分から安曇野市市役所4階大会議室で行われました。私は安曇野市医師会の高橋医師会長さんが、高校の同期であり、また、今回の基調講演をされる厚生労働省保険局長の唐澤剛さん、シンポジウムのパネリストの長野県副知事の太田寛さんも同級生だったということで、招待していただき出席させていただきました。


△ 最初に高橋医師会長さんが、平成の合併で主に明科地区の先生方が加わり、安曇野市医師会として設立され10周年を迎えられたことや、これからの超少子高齢社会では、PPKが良いのですが、現実は何かの疾患を患うことが殆どですから、先生方も地域包括ケアに対応していかなければならないなどと開会の挨拶をされました。


△ 唐澤局長さんから「超少子高齢社会を乗り切る方法は地域包括ケアシステム以外にない」と題し、唐澤さんの「私見」として講演をされました。
 団塊の世代(約1,000万人)が、後期高齢者になる2025年以降に少子高齢化の本当の厳しさが来ることや、現在日本は、先進国で一番高齢化であり、死亡者数が120万人で80%ほどが病院で亡くなられていて、2040年には167万人に増加し、160万人の死亡に対応する病床を新たに整備することは不可能であるから、今後は地域包括ケアが大変重要になるとのことでした。


 地域包括ケアシステムは、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるようにするため、医療・介護・予防・住まい・生活支援が、包括的に確保される体制を構築していくことであり、「医療と介護の一体化」の縦軸と「予防・生活支援とまちづくり」の横軸について、具体的な例を挙げられ、それらの内容から、「顔の見える関係を築くこと」と、「顔の見える関係には医師のリーダーシップと責任(懐深いお医者さん)が重要である」ことなどを、分かりやすくお話しいただきました。


△ シンポジウムの最初のパネリストの太田副知事さんは、長野県の平均寿命は男女とも日本一であることは世界で一番長寿地域であり、その健康長寿の要因について、高齢者の就業率が高く、生きがいを持って生活していることや、野菜の摂取量が多く、健康ボランティアによる自主的な健康づくりへの取組が活発であり、保健師などの専門職による地域の保健医療活動が活発な点などを挙げられました。


 また、信州ACE(エース)プロジェクトについて、Action(体を動かす)、Check(健診を受ける)、Eat(健康に食べる)のことも話され、世界で一番の健康長寿を目指す思いを込めたものであると、長野県の取組等をお話しいただきました。


△ 次に安曇野市 保健医療部 介護保険課 古畑課長補佐さんから、「安曇野市の地域包括ケアの取り組みと課題」と題して、介護給付費と保険料の見込みでは、平成26年度は、給付費約80億円、保険料基準額5,170円が、37年度には、約113億円と7,800円になると見込まれることや、「地域ケア個別会議から集約された課題」や「認知症施策の推進」等について詳しくお話しいただきました。

 次の長野県立こども病院の原田病院長さんの時に、急用の電話が入り、途中で退席させていただき申し訳ございませんでしたが、講演会とシンポジウムを聴講して、当村の地域包括ケアシステムの構築に向けて課題は多いですが、今後の取組を検討する上で、とても勉強になりましたことに感謝申し上げます。
 高橋医師会長さん、唐澤保険局長さん、太田副知事さんをはじめ、関係の皆さんお疲れ様でした。そして、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

平成28年 賀詞交歓会及び総合表彰式

2016年01月08日 | 生坂村の催し
 8日(金)午前11時から、村営やまなみ荘大ホールにおいて開催しました。総合表彰式も昨年に引き続き賀詞交歓会に併せて実施しました。
 村議会議員各位や区長各位、各種団体の代表者など70名ほどにご出席いただき、ご来賓として、務台衆議院議員さん、若林参議院議員さんの奥さん、清澤県議会議員さんにご臨席賜り盛大に開催できました。


△ 開会の挨拶では、昨年10月末に、村民の皆さんのご協力により、「生坂村の人口ビジョン」及び「生坂村まち、ひと、しごと創生総合戦略」が策定できましたが、当村の人口ビジョンを実現することは容易なことではなく、引き続き村民の皆さんのご理解とご協力をお願いしました。

 開会の挨拶として、今年4月からの新年度は、この生坂村の人口ビジョンを実現するために、その総合戦略に掲げましたKPI(重要業績評価指標)に向けて施策を講じてまいりますとともに、「生坂村総合戦略策定審議会」において、PDCAによる効果の検証をしてまいりたいと考えております。
 また、昨年の生坂村の人口の減少数でお分かりの様に、当村の人口ビジョンを実現することは容易なことではないと痛感しております。それには、村民の皆さんと一緒に、人口減少の抑制と人口減少を踏まえた生坂村の維持・活性化に向けて、生坂村総合戦略等により、真剣に取り組んでいかなければと申し上げました。

▽ 総合表彰式において、下記のご功績により表彰させていただいた皆さんです。急用で欠席された方がいましたが、亡くなられたお父さんの代わりに感謝状を受けていただいた息子さんには感銘しました。






 11名の内4名の皆さんは、生坂村の選挙管理委員として、1期4年間、当村で行われる殆どの国、県、村の選挙にご尽力をいただきました方々でございます。
 また、7区の前区長の皆さんには、2期4年間の2名の方と1期2年間の5名の方がお出でになります。区長さん方は、それぞれの区を纏めたいただき、地域を守り育てていただくために中心になってご活躍されました前区長さん方でございます。


△ 選挙管理委員長として、当村で行われる殆どの国、県、村の選挙にご尽力をいただきました吉澤さんに、代表して謝辞を述べていただきました。


△ 務台衆議院議員さんが、朝早く東京から駆け付けて、当村の賀詞交歓会だけ出席し、午後6時からの国会本会議に出席のため東京へ帰られるとのことと、地方創生の実現に向けて引き続きご支援、ご協力してまいりますなどのご祝辞を頂戴しました。


△ 若林参議院議員さんの奥さんの恵子さんが、総合戦略に沿って地方創生の実現に動き出す年に当たり、当村の益々の繁栄と村民の皆さんのご多幸をご祈念していただくなどの内容の祝辞を代読されました。


△ 清澤県議会議員さんが、当村の農業の先駆的な取組や村民の皆さんの協働による取組などを褒めていただき、生坂創生により更なる活性化に向けて頑張ってまいりましょうなどとご祝辞をいただきました。

▽ 平田議長さんから、生坂村が今年一年平穏な年でありますことと、村民の皆さんのご健康、ご多幸をご祈念され、乾杯の発声をしていただきました。




▽ 坂爪商工会長さんのご発声により、生坂村の発展と村民の皆さんのご健勝を祈念され、声高らかに万歳三唱をして、会がお開きになりました。




 村民の皆さんも、本日表彰される皆さんのように、それぞれのお立場で、村政に参画、貢献をいただいているところでありますので、引き続き村民の皆さんをはじめ関係各位のご支援、ご指導を賜ります様お願い申し上げます。
 本日はお忙しい中、ご出席いただきました皆さん、準備、片付け等をしていただいた皆さんに感謝申し上げます。

人口減少社会の現状と人口ビジョンの実現

2016年01月07日 | 生坂村の一日

△ 今朝日野橋から川霧が立ち込めている風景を撮影しました。

 今日は雲が時々広がり、午前中はパラパラ雪が舞いましたが、時より青空が見えるなど変わりやすい天気でしたし、気温も平年並みで寒い一日でした。

▽ 今日の市民タイムスの「6町村 人口減止まらず」の記事です。


 今日の市民タイムスに、東筑摩郡5村と北安曇郡池田町・松川村の元日の時点で、昨年の元日の人口と世帯数の比較が掲載されていました。
 毎月の広報いくさか等で減少数は把握していましたが、やはり昨年はここ数年で一番の減少数でした。昨年10月末に「生坂村人口ビジョン」を策定したばかりでしたから、再度担当部署に、転出者数、転出先、転出の年齢層、死亡者数等の詳しい内容を調べていただき、人口減少の抑制策をどの様にするか、来年度予算編成に当たり「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」にも沿って、方向性を示さなければと痛切に考えた次第です。
 昨日今日で掲載された市民タイムスのエリアの市町村で、人口が増えたのは山形村だけという現実を鑑みた時、人口減少社会の現状と今後の人口ビジョンの実現の難しさを痛感しました。

▽ 写真は今朝日野橋から撮影した犀川の川霧が立ち込めている風景です。






 今日生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小中学校で3学期始業式、山口医師訪問診療、地区担当職員会議等が行われました。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

平成27年度 第10回知恵の輪委員会

2016年01月06日 | 報告

△ 今朝上生坂区原集落の犀川の河原から撮影したスカイスポーツ公園方面の風景です。

 今日は一日雲が広がっていましたが、二十四節気「小寒」らしからぬ体感で穏やかな天気でした。
 午前9時からの知恵の輪委員会は、私、教育長、村づくり推進室長と係長クラス9名が出席して行われました。最初に4日に行われた課長会議の報告をし、平成28年度版の行事カレンダーについて協議をしました。
 カレンダーの写真は、保育園、小学校、中学校から提供していただいた写真を、バランスよく月ごとに、4枚ずつ分けるために話し合い、多くの子ども達が写っている写真を選んで決めました。表紙には、赤とんぼフェスティバル、いくさか敬老の日、小中学校のせせらぎ公園の作業、保育園の芋ほりの素敵な写真を掲載することになりました。
 次に更に読みやすい「広報いくさか」について、係長たちに他の市町村の広報を見ていただいた感想などを参考にして協議をしました。それぞれの市町村の広報には特色があり、縦書き、横書き、文章・写真の配置等を見ていると、どういう点が見やすく読みやすいのかが分かりづらく、ある程度の事例を示して次回の知恵の輪委員会で協議を深めることにしました。
 その他、各部署に28年度の行事予定等を25日までに提出していただき、2月の知恵の委員会で調整することなどを決めました。

▽ 写真は今朝上生坂区原集落の犀川の河原から撮影した風景です。








 その他生坂村では、内部情報系システム共同化の検討、ボランティア配食サービス等が行われました。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。