信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会社会文教常任委員会&生坂ダム湖上空からの風景

2024年06月17日 | 生坂村の会議
 6月17日(月)は日差しが届いても段々と雲が優勢となりましたが、昼間は汗ばむ暑さとなりました。
 午前10時からの議会社会文教常任委員会が行われ、島委員長、太田議長の挨拶で始まりました。


 続いて、私、中山住民課長が挨拶をし、担当係長から議案の説明をさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会での住民課関係の説明の様子と、議員各位からご意見・ご提言をいただいているところです。

 住民課関係の説明に対してのご質問とご意見と回答の概要については、
 減免は住民税が1万円、所得税が3万円とどの様に減免するかについては、この条例改正は、定額減税とは別であり、定額減税は住民税関係の3種類の徴収方法により定額減税をすること。
 公益信託の信託財産とすることについては、公益信託とは、個人や法人が、金銭等の財産を公益目的のために信託銀行等に預け、信託銀行等は、定められた目的に従って、その財産を管理・運用し、公益的な活動を行う制度であること。
 生坂村に該当者があるかについては、恐らく無く、村民には直接関係ないものと思われること。


 福祉センターの改修の浴室と厨房の具体的な内容については、やまなみ荘の老朽箇所の調査をし、厨房の水回りの配管修繕や木質チップボイラーの接続に合わせて浴室の改修などを計画していること。
 浴室にあったバブルが良かったが、風呂を利用する方の快適性を上げることについては、以前のレジオネラ菌の発生からバブルは中止しているが、改修に併せ検討すること。
 浴室や厨房の改修のタイミングについては、今年度設計して、令和7年度に工事を実施したいことと、集客や農泊体験ツアーなどを加味して、改修の時期を調整すること。
 設計委託料の設計の脱炭素化分については、今年度設計では環境省の補助対象外の設計であること。

 定額減税のシステム改修委託料については、事務が煩雑あり、対象者の特定、給付額の確定、申請書の作成ができ、事務の助けになること。
 村は住民税を当初予算に計上しているので定額減税した住民税分については、減収分は国から補填されることと、村が一旦立て替えるなど複雑で、住民税非課税と住民税均等割は対象外になること。
 非課税世帯には関係ないけれど給付金はあるかについては、健康福祉課の所管であるので後で説明することなどのご意見・ご提言をいただき、それぞれにお答えさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会での健康福祉課関係の説明の様子と、議員各位からご意見やご提言をいただいているところです。

 健康福祉課関係の説明に対してのご質問やご意見と回答の概要については、
 今年の1月から6月まで給付対象者が35名増えたことは、移住者か増えたことと収入の減収が原因かについては、当初予算は見込みで35名でしたが、家族構成が変わって課税者であった方が亡くなり、昨年該当でなく今年該当なった方や、離婚した場合にはお母さん方に給付されるなど見込みに変化があったこと。
 財政に関わることで昨年との棲み分けをしっかりしないといけないことと、35人増えても子ども加算があるので35世帯以下であることと、非課税は300人近くで財政が大変であること。
 自己申告であり昨年受給されたかのチェックについては、政府はスムーズな給付をすることを優先しなさいとのことで、誤った申告は詐欺罪になること。
元気づくり支援金活用事業については、今年度は村外(安曇野市、大町市、池田町)のバスの乗り継ぎについてお知らせする予定であること。


 元気づくり支援金活用事業の結果の効果については、昨年は映像作成と体験ツアーをし、アンケートでは困っているとのことですが、参加者0であり、今年度は、免許返納者をピンポイントでサポートしたいこと。
 元気づく支援金活用事業の効果の検証、人件費も掛かり3年間で効果のある事業にするために教育委員会等とも連携して行うこと。
 元気づくり支援金に申請する時に、目標や指標を記載していますし、当事業は支え合い会議で協議して実施することになったので、支え合い会議で対応していきたいこと。
 結果に対しての検証は今後事業を行うために必要であり、支え合い会議の中で検討することについては、個々にお話を聞くために、各地区1箇所に触れ合いの場を設けて、何かありますかと尋ねながら拾っていくことを今年度は実施すること。
 未熟児養育医療費等給付については、今回は呼吸症状に問題がある子がいて対象になったこと。
 今月までの母子手帳の申請については、今年度一人の出産以外にはないことなどのご意見・ご提言をいただき、それぞれにお答えさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会での教育委員会関係の説明の様子と議員各位からご意見やご提言をいただいているところです。

 教育委員会関係の説明に対してのご質問やご意見と回答の概要については、
 子育て支援の「子どものための教育・保育給付」でインターナショナルの利用など公平にサービスしてもらうための規約を作って対応して欲しいことについては、国の基準により村の負担分を計上しているが、村内は無料であるので、今後検討したいこと。
 一星亭の修復を耐震工事につながる様な取組については、活用方法が決まっていないので、二重投資にならないように、今は学習会を行っているが、今後プランを作って検討していきたいこと。
 昨年、一星亭の整理の中で家に持ち帰る方がいて、教育委員会の整理の仕方として、リストを作って、公共物を私物にして持ち帰ることがないようにしていただくことについては、昨年は不手際がありましたので、保存する物は目録を作ってとっておくこと。


 いくスポは年に何回行うかについては、検証して年一回の開催予定であること。
 小学校の運動会と一緒に行ったら如何かということについては、学校は教育活動の一環として行っており、午前、午後で分けるか、児童の発表の場や学校の負担が増えないかなど心配な点もあるが検討していきたいこと。
 北側から上がってくる児童に蜂が飛んでくるとのことで先生の注意していただくことについては、巣をかまったりしないことなど、気を付けるように子ども達に注意を促すこと。
 いくスポの財源については、当初予算で村民運動会分として計上した予算で賄うことなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。

 今回も慎重な審議の結果、議会社会文教常任委員会に付託された条例案1件、補正予算案1件につきましては、原案通り承認していただきました。
生坂ダム湖上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝日が差してきた生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校で血液検査(5,6年)・給食週間(~21日)、中学校で小児生活習慣予防検診(希望者)、知恵の輪委員会、松本消防協会ラッパ吹奏大会出場激励会、スマホ予備校、JA年金感謝デーなどが行われました。


松筑建設労働組合生坂班「6.25住宅デー」の奉仕活動&小舟集落上空からの風景

2024年06月16日 | 生坂村の報告
 6月16日(日)は日差しが届き、ムシムシとした厳しい暑さとなりました。
 午前8時00分から、松筑建設労働組合生坂班の皆さんが「6.25住宅デー」として、公共施設の修繕などの奉仕活動を行っていただきました。

 藤澤班長が、貴重な日曜日の早朝より、多くの方々に参加していただいたことに謝辞を述べられ、行政から頼まれました箇所と担当していただく方を記載してありますので、それぞれ皆さんで取り掛かっていただき、最後は中学校の修繕に時間が掛かると思いますから、仕事が終わり次第集まっていただき、10時30分を目処に終了したいと思いますなどの説明をされました。

 宮川組合長からは、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して、徐々にこの様な取組が再開してきましたが、なかなか我々の業界の仕事は厳しい状況であり、本日の取組により我々の技術を知っていただくためと、我々と行政が連携して、地域のために活動することは大切であり、今後も様々な点で連携しながら地域の活性化と我が業界の発展につながるために取り組んでまいりますなどと挨拶されました。

 私からは、恒例の生坂班の住宅デーの活動により各施設を修繕していただくボランティア活動に御礼を申し上げ、今回も多くの経年劣化の箇所を修繕していただくことは、施設の維持管理や長寿命化につながりますし、村民に皆さんにも皆さんの技術や活動を知っていただき、村内業者をご利用いただくことにつながればと思いますので、今後も脱炭素先行地域づくり事業などにご理解とご協力をお願いしますなどと挨拶させていただきました。

 今年度の修繕等の箇所について、役場の階段すべり止め補修、児童館の幼児図書コーナーの書棚上の書庫落下防止、遊戯室の腰壁(板)の隙間補修、網戸張り替え1枚、扉蝶番の修理、保育園は未満児室洗面水道下の床枠のトゲトゲ除去、外テラス廊下の床の浮き補修、交流室押し入れの天井部分への板張り、保育室の入口引き戸のレールゆがみとズレ補修、遊戯室のカーテンレールの修理、中学校は生徒用机の補修と点検などをお願いしました。

 今回も前もって、藤澤班長と役員達が各部署と要望箇所の打合せをし、資材、道具等の準備していただき、それぞれの箇所ごとに担当する皆さんをお願いしてありました。


△▽ 役場は、ガタガタして外れかけていた階段のすべり止めの補修をしていただきました。



△▽ 児童館は、幼児図書コーナーの書棚の上にある書庫の落下防止と、遊戯室の腰壁(板)の隙間の補修と、網戸の張り替え1枚と、扉蝶番の修理をしていただきました。



△▽ 保育園は、未満児室の洗面水道下の床枠のトゲトゲ研磨と、外テラス廊下の床の浮き補修と、交流室押し入れの天井部分への板張りと、保育室の入口引き戸のレールゆがみとズレの補修と、遊戯室のカーテンレールの修理などをしていただきました。

 行政としては、地元業者を中心に仕事をお願いして、保育園、小・中学校、児童館など老朽化している施設を修繕・改修しながら、なるべく大切に長く使用していきたいと考えております。

 今年度から脱炭素先行地域づくり事業により、地元業者さんに行っていただく事業も多くございますので、それぞれの地元業者さんで連携して村内の仕事を完結できるようにしていただきたいと思います。

 また、村単の改修工事等の発注、リフォーム補助や耐震化改修補助なども行っていますし、今年度も50%のプレミアムのいくさかマル得商品券も発行しますので、多いに活用していただき仕事を多く請け負っていただきたいと考えています。


△▽ 中学校は、1年生全員分と2,3年の一部の生徒用の木製机の補修と、全部の木製机のネジなどの調整もしていただきました。


 松筑建設労働組合の皆さんは、組合員の減少や業界を取り巻く情勢は未だに厳しい状況に加え、資材費等の高騰の影響もあり今後も予断は許さないとのことであります。

 しかし、今年度も松筑建設労働組合生坂班の皆さんには、的確に手際良く、プロの技術を発揮していただき、要望箇所を修繕していただき心から感謝申し上げます。


小舟集落からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、ちょうど朝霧が晴れてきて朝日が差しだした小舟集落上空からの風景を撮影しました。




道の駅いくさかの郷特産市&宇留賀上空からの風景

2024年06月15日 | 生坂村の取組
 6月15日(土)は日差しが届いて、昼間は真夏を思わせる厳しい暑さでした。
 午前10時からは、道の駅いくさかの郷にて毎月第3土曜日恒例の特産市も開催されました。今回もおじさま倶楽部が手打ちそば、女・人竹っこくらぶが竹っこおやき・竹っこ弁当・おいしん棒、生坂こなもん倶楽部の石窯焼きピザの販売をしていただきました。

 やまなみ荘では、10時30分頃から毎週末恒例の焼きギョウザ、川魚の唐揚げなどを販売してもらいました。

 店内では、そろそろ終盤の生坂産の竹の子「ハチク」、朝採り新鮮野菜やハチクの加工品、ニンニク、かあさん家のおまんじゅう・おやきなど加工食品、仕入れた各種お菓子などを販売していました。


 開店後の10時台は思ったよりお客さんが少なく感じましたが、メールでは我が社の売上が良かったので、私が帰ってからお客さんが多くみえたと思いました。

 我が家は、おじさま倶楽部の手打ちそばと生坂こなもん倶楽部の石窯焼きピザを買ってきて、昼食で食べましたが、どちらも美味しくて孫たちもお腹いっぱい食べました。


 参加された各団体や生産者組合の皆さんには、毎回ご協力いただき、道の駅いくさかの郷を盛り上げていただき感謝申し上げますとともに、引き続きお世話になりますが、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 宇留賀の金熊川沿いには、江戸時代から用水路があって、米を作り米のご飯を食べられたが、近くの村々では米が作れなかったので、「花の宇留賀は銀の飯」と威張っていたと言われています。


 こちらの用水路も、県営中山間総合整備事業により改修され、ここの水田は用水を心配することなく、江戸時代からの稲作が続けられると思います。


宇留賀上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、青空が広がっていた宇留賀上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、地域未来塾、農地の話し合いなどが行われました。



議会総務建経常任委員会&草尾上空からの風景

2024年06月14日 | 生坂村の会議
 6月14日(金)は日差しが届いて、昼間はグングン気温が上昇し、真夏のような暑さになりました。

 午前10時から議会総務建経常任委員会が開催され、いつも通り山本委員長の挨拶の後、太田議長が挨拶をしました。

 行政側は、私と藤澤総務課長が挨拶をして、その後担当係長たちから説明をさせていただき、議員各位からご意見やご質問を承りました。


 総務建経常任委員会の総務課関係の意見や質問の概要については、
 指定管理者を指定する5年間については、大幅に利用料があるなどの場合は3年間にしているが、公民館などは5年間であり、当施設も今まで通り5年間でお願いしたいこと。
 農業公社からの申し込みの他に申し込みがあったかついては、農業公社だけであったこと。
 農業公社は違和感があり商工会などが良いかと思うが、1件の申し込みでは致し方ないこと。
 移住体験ハウスの利用者については、1ヶ月単位で借りる方もいて、年間では7~8件の利用であること。
 移住体験ハウスは管理が大変であり、農業公社の様な人手がある団体に委託することが妥当だと考えること。

 第2のふるさとづくりプロジェクト事業の今後の継続については、自然学習を通して観光大使10名ほど選ぶために、都内の方を中心に生坂村に関わっていただき、生坂村を発信していただける方を養成したいこと。
 第2のふるさとづくりプロジェクトの自然学習の講座は良いが、山の案内人として動植物に詳しい方に大城・京ヶ倉トレッキングの時に案内していただきたいこと。
 ふるさと応援寄付金は大きな減額であり、第2のふるさとづくりプロジェクトなどで創造の森に来る方に、ふるさと応援寄付金を募るような推進方法については、直接都市から来た方にお願いして、生坂村を応援していただくことは良いことですので、取組を進めていく方法を検討すること。
 いくさか創造の森のパブリックビューイングなどを期待しているが、継続して行うのに8~10名より増やすことや採択の一覧表については、村政懇談会の時にお配りしていたので、今後間に合い次第お配りすること。

 第2のふるさとづくりプロジェクトについて、子ども達へネイチャーポジティブの自然学習の講座、学習機会の提供によりUターンで戻ってくることにつながると思うことについては、今回事業によりプログラム構築の展開の中で今後の取組として検討していきたいこと。
 観光大使の育成だけでなく、子ども達ための事業については、当事業は首都圏を中心とした方々に村内に来ていただき行っていく国の事業の内容であり今後の展開で検討していきたいこと。
 移住者の増加というより、今は入ってくる人より出て行く人が多い状況で、どうしたら生坂村に残ってくれるかについては、今年度からの小中一貫教育によりIkusaka学として、郷土生坂村に愛着や誇りを持っていただくような取組もされているので、当村としても如何にUターンしていただけるかしっかりと検討したいことと、当事業は移住者を増やすというより関係人口を増やして生坂村を応援してくれる方を増やしたいこと。

 関係人口の増加も良いが、定年を迎えて生坂村に帰ってくるように、以前にはUターンの会として取り組んで、生坂村が良いから生坂村にUターンしたいと思っていただくこと。
 都市部への通勤のため、明科に駐車場を村で確保して、松本や長野などに勤めている方に提供するなど新しい取組や、現状は奥さんが鍵を握っているから、奥さん共々お話をするなど、Uターン対策にしっかり取り組むこと。
 第2のふるさとづくりプロジェクトで生坂村の良さを発信するために、芸能事務所のモデルに頼んでみては如何か。
 それぞれの委託先については、これから発注するが、第2のふるさとづくりプロジェクトは奇二准教授が自然体験学習の第一人者で打診してあり、生坂村に来ていただき生坂村の魅力があるところを見出していただける意欲のある先生であることと村内のガイドも育成するために今後募集することなど、多くのご意見やご質問をいただき回答させていただきました。

 アウトドアサウナについては、松本山雅が配備して行うこと、委託料については見積書をいただき申請していること。
 債務負担行為の契約先については、今後入札して決めること。
 マイクログリットの必要性やゼロカーボン推進プロジェクト会議で協議して、資料をいただいた様に設定していくが、事業の必要性と費用対効果については、マイクログリットは3月定例会の予算審議の時に認めていただいていて、その事業の債務負担行為は手法であり、その審議を今は行っていることと、議会として認めていただき、その事業を執行する手法の可否の審議であること。
 詳しい見積書を見せて欲しいことについては、朝刊に入札情報の提供で有罪になったと掲載されていたが、入札情報の漏洩につながる恐れがあり、長野県でも一切開示しないこと。
 委託料を工事費に財源校正したことについては、当初予算は調査設計費と工事費に分けてあったが設計施工にして一本で発注すること。

 議会事務局宛に苦情があり、草の根通信をポストに入れないで欲しいと言われたことと、 事務局には他の方からも同様な苦情があること。
 議事録の令和5年度分までの補正予算で令和6年度分については、補正予算でお願いし、2~3人体制で議事録を起こしていた、今回の補正で何処までできるか分からず、早め今年度分も対応していきたいこと。
 議事録を早めに出すために別の文字起こしをお願いし、分散して行い、池田町は定例会ごとに30万円計上するなどしっかり確保して次の定例議会が始まるまでに行っていることについては、専属で生坂村担当がいるので今後検討することなど、多くのご意見やご質問をいただき回答させていただきました。

 午後1時からの総務建経常任委員会は眞島振興課長の挨拶で始まり、その後担当係長たちから説明をさせていただき、議員各位からご意見やご質問を承りました。

 総務建経常任委員会の振興課関係の意見や質問の概要については、
 草尾地区のコルゲートの修繕工事については、山側からの土が押してきて潰れた部分の修繕ですので、今までと違う方法で施工したいこと。
 単身者向け住宅は斬新なイメージで良く、造成する村営住宅と両方の概要については、教員住宅の大きさ位でまん中に階段があり、造成する住宅は、集合系と子育て世帯様に造成するが、今後細部に詰めること。
 山側をどの位空けるかについて、見取り図では2m80cmほど空けるが、横の田んぼに影響がないように造成の排水をきちんと見直して造成すること。

 農業振興費農地保全委託料は農業委員の報酬かについては、農用地保全等推進員報償費が農業委員の報酬であり、地域計画策定にご尽力いただくこと。
最適土地利用総合対策事業視察は最長5年間で令和9年度まで取り組んでいくこと。
 卒倒坂住宅のZHT化の内容については、太陽光パネルと蓄電池の設置、高密度のサッシと断熱材などで断熱性能を上げる住宅であること。 
 ZEH化はオール電化の予定であり、電気の他に停電になりにくいためのリスクの分散化や防災上でもリスク分散することなど、多くのご意見やご質問をいただき回答させていただきました。

 議会総務建経常任委員会は、付託された事件案1件、補正予算案1件について慎重審議をしていただき、多くのご意見やご質問を賜りました結果、原案の通り承認していただきました。

草尾上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が晴れてきて青空が見え始めた草尾上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で避難訓練、小学校で歯科保健指導・プール開始・プール1,5,6年、中学校で人権集会・Ikusaka学、児童館で子ども工房、骨健診、合同庁舎移動販売、4班の皆さんの元気塾などが行われました。


生坂村議会6月定例会本会議一般質問&万平集落上空からの風景

2024年06月13日 | 生坂村の会議
 6月13日(木)は段々と晴れてグンと気温が上昇し、夏の暑さになりました。
 午前10時からは、6月定例会一般質問があり、6名の議員各位から下記の内容で質され、それぞれ私、副村長、各課長が答弁をさせていただきました。

 今回も事務的なことや現状に対しては、各課長が主に答弁し、質問の課題解決策や方向性などは、私、副村長が答弁するように割り振りをしました。

 11日(火)に答弁書をお渡しした内容で答弁をさせていただき、再質問に関しては、今回もその場での答弁と、前もってお聞きした内容等の答弁になりましたが、ほぼ答弁がかみ合った議員、時間配分が悪く通告の質問が出来ず、行政側の答弁を断った議員がいて、太田議長から注意されていました。

 通告した質問をしないことは、行政側が2回の打合せ会議を行い幹部で協議をし、議員各位の通告に対して、時間を費やし答弁書を作成して渡しているのに残念に思いますし、今回で3回目ですので、今後は1時間の配分を考えて通告をしていただきたいと考えます。

 今定例会の一般質問は、開会日の翌日の13日(木)の1日間になり、6名の議員各位がそれぞれ下記の内容で一般質問に登壇いたします。
 
順番  質 問 議 員      質問内容                質問の相手

1   吉澤弘迪       1.農業振興と土地利用について            
(1) 葡萄専業農家の新規圃場の必要性について                    振興課長

(2) 中山間地域集落組合の強化について
(イ)省力化の為の機械の導入補助について                     副村長
(ロ)都市の労働組合、大学と協定を結び小グループで営農組織への支援について    副村長

(3) 最適土地利用対策事業について
(イ)最適土地利用総合対策事業 農業経営に関する調査の概要について        振興課長
(ロ)粗放的利用体制整備について                         振興課長
(ハ)農山村活性化法について                           振興課長

(4)  農業振興について
  (イ)生坂農業未来創りプロジェクト会議の検討内容について             村 長

  (ロ)農業懇談会の再開について                          村 長

2   島 幸恵       1.脱炭素先行地域づくり事業について
(1) (株)いくさかてらすの融資先について                         副村長
(2) プロジェクトファイナンスについて                        副村長

(3) (株)いくさかてらすの最終責任について                      副村長
(4) 当初予算の説明について                             村 長

(5) 村政懇談会、脱炭素村民説明会の時間設定について                 総務課長
(6) 脱炭素説明会の資料配布について                         総務課長

(7) ゼロカーボン推進プロジェクト会議の会議録の公開について             総務課長

(8) 生坂村地方公共団体実行計画について              質問なし (答弁予定 村長)
(9) 外部評価委員会について                             副村長

2.生物多様性保護について
(1) 「生物多様性」や「ネーチャーポジティブ」をテーマした体験学習について      村 長
(2) 今後の松枯れ対応について                            振興課長

(3) 無農薬・無化学肥料による耕作者への応援について                 振興課長
(4) 無農薬・無化学肥料及び緑の食料シムテム戦略について               村 長

3   字引文威      1.バイオマス木材燃料について
(1) 令和5年度の村内森林調査について                        総務課長

(2) 木質バイオマス燃料としての供給規模は                      総務課長
(3) 木質バイオマス燃料使用の施設の規模の見通しと、村内供給量は           総務課長

(4) 森林所有者への協力依頼は                            副村長
(5) 森林整備の進め方、伐採後の植林、鳥獣との棲み分けは               副村長

(6) 村内での生産規模は                               副村長
(7) 伐採による土砂崩落対策について                         副村長


         2.太陽光発電施設のケーブル窃盗事案について       副村長

4   平田勝章        1.農業の現状と課題について
(1) 条例の制定について                               村 長

(2) 農業公社の機械導入及び人材育成について                     振興課長

(3) 吉澤議員からの「生坂振興塾」の提案後の経過について               副村長

(3) 松本地域振興局との講演や家庭菜園の実施について                 振興課長
(4) 生坂農業未来創りプロジェクト会議の検討内容について               振興課長
2.村営住宅の管理内容について
(1) 村営住宅に入居する際の契約方法について                     振興課長

(2) 退去する際の確認について                            振興課長
(3) 村営住宅の敷金について                             振興課長

5   望月典子        1.空き家問題の今後の対応について
(1) 空き家バンク登録件数とその内の賃貸物件数について              総務課長


(2) 空き家の公共施設利用について                          村 長



6   山本吉人         1.京ヶ倉登山など生坂村のアウトドアフィールドの   
観光、レジャーの展望について           
(1) 大城・京ヶ倉の登山道について、今後の人材確保も含め維持管理について       振興課長

(2) 京ヶ倉登山のアプローチのアクセスについて                    振興課長
(3) 生坂村のアウトドアフィールドの観光・レジャーを広めるための
各自治体や専門機関の連携について                        村 長

(4) いくさかの郷・やまなみ荘との京ヶ倉登山などレジャーに来た方へ
の企画・商品などの提供について      道の駅いくさかの郷関係        振興課長
やまなみ荘関係            住民課長

(5) 村民の方にも生坂村のアウトドアフィールドのすばらしさを
感じてもらう企画などを定期的にしてはどうか                  振興課長

 今回もお渡しした答弁書や再質問で回答した内容に沿って、各事業の実施、検討及び協議、調査及び研究、関係機関への要望等をしてまいりますが、財源の問題、交付金や補助金の活用、CO2排出削減、費用対効果、緊急性、必要性、公平性などを加味しまして進めてまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、朝霧が深く立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、生坂村議会定例会一般質問、小学校で児童会、中学校でプール授業、なのはなでベビーマッサージ、健康応援隊in大日向などが行われました。


生坂村議会6月定例会&下生野上空からの風景

2024年06月12日 | 生坂村の会議
 6月12日(水)は強い日差しが照り付け、昼間は汗ばむ暑さとなりました。
 午前10時からは、生坂村議会6月定例会が開会し、毎定例会ごとの全員での「村民憲章」を唱和した後、私が開会の挨拶と提出議案の説明をさせていただきました。


 令和6年第2回生坂村議会6月定例会の開会の挨拶と議案説明

 皆さん、おはようございます。それでは、令和6年第2回生坂村議会6月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 今年は例年より遅くまだ梅雨入りをせず、この頃は初夏を感じる暑い日が続いておりますが、これから出水期を迎え、土砂災害、河川の浸水被害などが心配な季節となりました。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご出席を賜り誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

 さて、昨年6月定例会に於いて、脱炭素先行地域づくり事業の調査、設計、普及啓発、執行事務費などの補正予算をお認めいただき、先月8日には、「脱炭素事業に係る外部評価委員会」を開催いたしました。
令和5年度の事業進捗状況報告として、生坂村脱炭素先行地域づくり事業の事業実施期間、事業目的、事業対象地域、事業の実施体制、全体事業の概要について説明をさせていただきました。
 続いて、脱炭素先行地域 進捗状況報告票により、総論として、令和5年度の計画の変更箇所、今後の計画の変更の可能性、今後の展開について、選定時の評価委員からの講評について説明し、次に対象年度の事業の主なエリア図と進捗状況、民生部門の電力消費に伴うCO2排出削減ゼロの実現についての取り組み内容などの説明を行い、委員各位からは、概ね高い評価をいただいたと感じております。

 また、ゼロカーボン推進プロジェクト会議や事務局レベルでの打合せでは、当初の計画に基づき、令和5年度の調査結果や現状等を加味しまして、(株)いくさかてらすの収支計画、契約内容、電気料金などについて協議をしてまいりました。
 契約内容は、契約者によって諸々の条件があり、一概に統一が難しい点も多いところですが、オンサイトPPAや売電など、多くの事例を想定し検討してまいりました。

 また、電気料金プランの設定は、当村の公共施設や民家などの現状調査の結果、電力料金の種類、中電ミライズの燃料調整費、燃料調整費の傾向と推移予測、低圧電灯のプラン、低圧動力のプラン、高圧のプランなど多岐に渡り調査・検討してきました結果を反映して、次回のゼロカーボン推進プロジェクト会議で決定する運びとなりました。
 その他にも、第2回の脱炭素事業に関する村民説明会において、検討や保留とさせていただいた事項について、回答できる事項はほぼ固まってきておりますが、未だ環境省との調整中の事案や、当村の現状を鑑み、森林整備や公用車EVシェアリングなど、引き続き検討協議していく事項もございます。
そして、 (株)いくさかてらすのPPA電力販売事業の収支、契約内容、電気料金のモデルケース、第2回説明会のQ&Aなどの内容をご理解いただくために、6月全戸配布の龍の子等に掲載する予定としております。

 今年度の村政懇談会は、脱炭素事業に関する村民説明会を兼ねまして、今月24日(月)の小立野区を皮切りに7月29日(月)の古坂区まで、10区に出向き行う予定でございます。
 また、8月3日(土)は、村民会館講堂において、午後2時から子育て世帯を対象に託児所を設けて開催させていただき、Web会議システムのZoomでも参加していただくように予定しております。

 今後も、村民の皆さんのご意見、ご要望等の把握に努めるため、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位及び区長会などの各種会議や、頼りにされています地区担当職員、地域支援等のいくさか大好き隊員からも、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握している状況ですので、引き続き村民の皆さんとの対話を重視した村政運営と情報公開の取組に努めてまいる所存でございます。

 今年度の県の「地域発 元気づくり支援金」を有効活用して行います各種事業は、村名申請の3件と団体申請の2件に対しまして、今年度は申請しました5件全部が採択されました。
 採択いただいた5事業の支援金は12,394千円でして、総事業費15,807千円により各種事業を実施するために、今定例会に関係予算を計上させていただきました。
 この元気づくり支援金事業によりましても、村民の皆さんが協働による取組を行っていただき、地区、村の活性化、村民の皆さんの生きがいづくりに結びつき、村内外に生坂村の元気を発信していただきたいと考えるところでございます。

 昨年度に採択されました「農山漁村振興交付金の最適土地利用総合対策」を活用し、現在は農地の現況を中心に、地域ぐるみの話し合いを行っております。
 今後は、その話し合いの内容を反映して、農地の最適な土地利用構想の策定を進めていくために、地域ぐるみの話し合いや意向調査の結果について、生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討協議し、各区の特色を活かした生坂スタイルの営農パターンを構築してまいります。
 「農山漁村振興交付金 農泊推進型」により、昨年度から農泊体験ツアーを実施するなど、交流人口の増加を図るために、通年で宿泊者の受け入れが可能な「やまなみ荘」を体験交流の拠点として、多様な活動グループ等が参画することで、観光客の誘致を図り、滞在者に対して豊かな自然との触れ合いや温もりのある食の場、体験の場、リフレッシュする安らぎの場を提供できる農泊に取り組んでいるところでございます。
 生坂村農林水産物生産者組合が主体として、生坂農業未来創りプロジェクト会議、農業公社、おじさま倶楽部、女・人竹っこクラブ、ハチクの会など、多くの団体のご協力をいただき、道の駅「いくさかの郷」を核とした地域振興策を図り、村民の皆さんの生きがい対策、農産物等の地域資源の消費拡大や販売促進などにより、所得向上に結び付けるとともに、当村の豊かな自然や風土等の観光資源を生かした事業や情報発信などにも取り組んでいるところでございます。


 今年度も第6次総合計画を根幹に、いくさか村づくり計画を実行計画として、生坂村の活性化や人口減少の抑制を図るなどの生坂創生のため、さらに脱炭素先行地域づくり事業をはじめ各施策を進めることにより、多くの課題を解決または方向性を見出していきたいと考えている次第でございます。
 それには、村民の皆さんが絆を大切にして、地区、村を守り育てていこうという責任感を共有していただきますとともに、村政運営に対して、引き続きのご理解とご協力をお願いしながら、協働による村づくりを継続していかなければと考える次第でございます。
 どうか、議員各位に於かれましても、生坂村のために格別なるご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 それでは、今定例会に提出させていただきました議案は、報告 4件、事件案 1件、条例案 1件、予算案 1件の計7件でございます。

報告第2号  専決処分の承認を求めることについて
 この報告は、生坂村税条例の一部を改正する条例で、関係法令の一部改正の施行により、関係部分の改正を行う条例の専決処分であります。

報告第3号  専決処分の承認を求めることについて
 この報告は、生坂村国民健康保険税条例の一部を改正する条例で、関係法令の一部改正の施行により、関係部分の改正を行う条例の専決処分であります。

報告第4号  専決処分の承認を求めることについて
 この報告は、令和5年度生坂村一般会計補正予算第10号で、既定額に130,141千円を追加して、総額を2,545,803千円とする補正予算の専決処分であります。
 地方交付税、譲与税、各交付金その他の歳入額の決定と、それらに係る歳出予算を補正するもので、主な内容は、歳入で地方交付税155,524千円を増額し、寄附金を27,843千円減額しております。
歳出では、総務費で130,744千円を増額としております。

報告第5号  令和5年度生坂村一般会計繰越明許費について
 この報告は、令和5年度生坂村一般会計について地方自治法第213条第1項の規定により繰越明許をしたので、同法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。

議案第30号  生坂村移住者田舎体験ハウスの指定管理者の指定について
 この議案は、生坂村移住者田舎体験ハウスの指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

議案第31号  生坂村税条例の一部を改正す条例案
 この議案は、生坂村税条例の一部を改正する条例案で、関係法令の改正により条例の関係部分について改正を行う条例案であります。

議案第32号  令和6年度生坂村一般会計補正予算【第1号】
 この予算案は、既定額に168,949千円を追加して総額を3,305,949千円とし、地方債の限度額を73,700千円追加し、債務負担行為の設定2件をする補正予算であります。
 主な内容は、歳入で、地方交付税7,166千円、分担金及び負担金18,620千円、国庫支出金30,152千円、県支出金22,208千円、諸収入17,103千円、地方債73,700千円を増額し、歳出では、各款において、人事異動等による人件費の補正を行い、総務費62,705千円、民生費15,136千円、農林水産業費25,837千円、土木費65,429千円を増額し、衛生費で3,327千円減額する等の補正予算となっております。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、青空が広がり朝日が差してきた下生野上空からの風景を撮影しました。
下生野上空からの風景


 その他生坂村では、保育園で身体測定(以上児)、小学校で身体測定(高)、中学校で全校草取り、児童館でえいごであそぼなどが行われました。


村政懇談会資料説明内容ICN収録&上生坂上空からの風景

2024年06月11日 | 生坂村の報告
 6月11日(火)は強い日差しが降り注ぎ、昼間は真夏を思わせるような暑さになりました。
 午後1時30分からは、私をはじめ副村長、教育長、各課長、室長が時間のある時に、今年度のいくさか村づくり計画の説明の録画撮りをしました。

 今年度の村政懇談会は、脱炭素事業に関する村民説明会を兼ねまして、今月24日(月)の小立野区を皮切りに7月29日(月)の古坂区まで、10区に出向き行う予定でございます。
 また、8月3日(土)は、村民会館講堂において、午後2時から子育て世帯を対象に託児所を設けて開催させていただき、Web会議システムのZoomでも参加していただくように予定しております。

・・・・放送開始に当ってのあいさつ・・・・

 副村長の牛越です。
 ただいまから、5月の全戸配布で各家庭にお配りしました、令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版の内容について、ICN自主放送により説明させていただきます。 
 それでは、始めに村長から挨拶を申し上げます。
 ・・・村長終わったら・・・
 ここからは令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版に基づき各部署から説明を行ないます。
 ・・・資料順に説明・・・

 令和6年度村政懇談会の説明 村長
 本日は「いくさか村づくり計画」についての説明をご覧いただきありがとうございます。村民の皆さんには日頃、村政運営に対しまして、それぞれの立場でご支援、ご協力をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
 さて、今年度の村政懇談会は、説明時間の短縮を図るために、まずICNで説明をさせていただき、今月24日月曜日の小立野区を皮切りに開催していく予定でございます。

 それでは、当村の令和6年度の当初予算は、『生坂村第6次総合計画』で目指す将来像「 確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村 」の目標達成のため、重点施策に位置付けました4つの事業であります「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」の充実を図る施策予算や、脱炭素化の推進を通して、村の課題解決を図るとともに、2050年に村が目指す姿の実現に向けた予算編成を行いました。
 よって当初予算の一般会計と特別会計、企業会計を合わせました令和6年度の予算総額は、41億6,386万円で、令和5年度の予算と比べて11億9,846万円(40.4%)の増額となりました。
 一般会計の予算は、31億3,700万円で、対前年度比で11億1,700万円(55.3%)と大幅な増額となり、予算規模としては過去最大となっております。

 脱炭素先行地域づくり事業や防災行政無線(同報系)デジタル化改修工事等を予定し、普通建設事業費の増額が主な要因となっております。
 一般会計の歳入の村税は、国の定額減税の実施による減額が見込まれることから、対前年度比 1,016万円減の1億4,417万円、地方交付税は、国の地方財政計画上の財政措置の継続等を見込み、対前年度比5,000万円増の11億9,000万円を見込みました。
 一般会計における村債発行については、時限的かつ、将来的に交付税措置の高い有利な起債を中心に財源活用を図り、各事業に取り組んでまいります。
 過疎対策事業債のハード事業では、脱炭素先行地域づくり事業や、小・中学校、児童館のエアコンの整備、中学校教室改修工事等の新規事業や、県営中山間総合整備事業負担金、村道改良等の継続事業に財源充当し、11事業、計1億5,280万円の借入れを予定しております。
 過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,590万円を計上し、緊急防災・減災事業債の増額を含め、一般会計の起債発行予定額は3億1,600万円で対前年度比2億450万円の増額となっております。
 基金繰入金では、事業会計減価償却分の補助や物価全般の高騰分等の財源補填分を合わせ、全体で2億3,250万円、対前年度比8,650万円の増額となっております。
 また、ご支援いただいています『ふるさといくさか応援基金』からは3,000万円の繰入を行い、納税者の使途の意向を反映させていただき、村づくりの貴重な財源として引き続き有効活用してまいります。

 歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。
また、この後の教育長と各課長の説明と重なるかと思いますが、今年度の主な事業の概要を申し上げます。

「福祉の村づくり事業」は、帯状疱疹予防ワクチン接種とおたふくかぜワクチン接種の助成制度を新設し、新型コロナワクチン接種は、インフルエンザ予防接種と同様に千円で接種でき、福祉有償運送サービスの休日のタクシー利用に対し、料金半額の助成も始めます。
 また、第9期介護保険計画のスタートにより、保険料の基準額を400円引き下げ、介護用品の購入費用の一部を助成します「家族介護用品支給事業」は、引き続き要介護1・2も助成対象に加え、助成額も増額し、対象となる介護用品も拡大するなど、今後も各種福祉サービスの提供を通して、村民の健康維持をサポートし、安心に暮らし続けられるようにして健康寿命の延伸に結びつけてまいります。

 「子育て支援事業」は、今年度から「生坂村一貫教育基本方針」に基づき、施設分離型の小中一貫型教育が始まり、保育園、小・中学校、児童館と保護者、職員の連絡などのデジタル化により、業務の省力化と保護者の利便性の向上を図るため「CoDMON」を導入いたします。
 また、保育園では、交流室に洗面台等の整備と保育士の増員による保育体制を強化するとともに、児童館、小・中学校にエアコンを新設し、小学校に学級支援員の増員、中学校の特別支援教室の改修工事などを行い、将来を担う子ども達に、より良い教育環境を整備し、「生坂村こども計画」などを策定して、こども真ん中社会の実現に向け、総合的な子ども施策を推進してまいります。

「産業振興事業」は、道の駅いくさかの郷が開設5周年になり、今後も村内で生産した安全・安心な農産物の販売や、地元産の食材を使った料理を提供し、地産地消と六次産業化を推奨し、農業振興、観光振興などを進め、村民の所得向上を図ってまいります。
 また、最適土地利用総合対策を活用し、地域ぐるみの話し合いによる最適な土地利用構想の策定を進め、各地区の特色を活かした生坂スタイルの営農パターンを構築し、引き続きプレミアム率50%の「いくさかマル得商品券」の発行により、村民生活の一助と地域経済を支え、農業・商工業の振興、六次産業化などによる経済の活性化を目指してまいります。

 「地域活性化対策等事業」は、申請書に記入せず住民票等各種証明書の発行手続きができる「書かない窓口」により、村民の利便性の向上を進め、省エネ機器や木質バイオマスストーブの導入の補助制度の開始、村内の太陽光発電設備と蓄電池の整備など、温室効果ガス排出削減のための各種事業を本格的に実施することにより、村民の生活とレジリエンスの向上を図ってまいります。
また、防災士の養成、村民への防災情報等の伝達手段である防災行政無線設備のデジタル化移行の改修工事により、通信環境の安定に取り組み、安全で安心な生活の確保と地区・村の活性化につなげてまいります。
 そして、村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けていますので、村民の皆さんには、引き続き「協働による村づくりの継続」にご理解とご支援をお願いしますとともに、今回のいくさか村づくり計画などに忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いしまして、私の挨拶とさせていただきます。

 皆さんこんにちは。教育長の上條です。
日頃より教育行政や学校運営はもとより、子育て支援や保育園の運営などにご理解とご協力をいただいていることに、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。私からは、「いくさか 村づくり計画ダイジェスト版」の13ページと14ページに基づき、教育部会関係を説明します。

【13ページ】
〇 まず、新たに取り組むことですが、
・ 現在の小学校、中学校の校舎や小学校6年・中学校3年の枠組みを残しながら、地域学であるIkusaka学、北海道標津町等他地域との交流学習、豊かな人間関係づくり、多様な教員との関わり、自ら学びを生み出す授業などの取組みを通じまして、義務教育課程の9年間で、児童生徒の郷土愛や自立心などを育む一貫教育を始めます。

・ 保護者の皆さまの利便性の向上、業務の省力化や負担軽減を図るため、スマートフォンのアプリを活用した、施設と保護者間の連絡システム(コドモン)を導入します。
・ 安心・安全な保育・教育環境づくりのため、保育園の遊戯室に網戸の設置、交流室に洗面台と給排水設備を 整備するほか、小中学校にエアコンを新設するなど、各種施設の整備を進めます。
【14ページ】
〇 次に14ページの引き続き取り組むことですが、
・ 入学祝金、就学援助、自転車で通学する中学生の自転車購入費の一部補助、高校生や大学生などへの奨学金貸与など、児童生徒や保護者の皆さまなどの負担軽減に取り組みます。
・ 18歳以下のお子さんのいる全ての家庭を対象に、食料品・生活物資の配布や、子育て世帯の困りごとを適切な相談につなげる機会の確保に取り組んでまいります。
・ 旧平林家住宅(一星亭)について、県の 地域発元気づくり支援金を活用しながら、建物内部の片づけや学習会の開催などを住民の皆さまと協働して取り組んでまいります。

〇 次に変わる点としまして、村民運動会の見直しですが、
これまで、村民の皆さまの体力向上や親睦を図るため開催してきましたが、分館対抗の 形や参加者の募集方法、実施内容の見直しを行います。
村民の皆さま誰もが参加しやすい形とし、体に無理・負担が少ない、ゲーム性の高い種目を取り入れることで、体を動かすこと自体を楽しんでいただけるような行事(いくさか健康スポーツフェスティバル)にリニューアルします。今年度は、7月7日(日曜日)にB&G海洋センターで開催しますので、ぜひご参加ください。
【13ページ】
〇 最後に13ページに戻っていただいて、「お知らせ」ですが、
・ 子どもから高齢者まで幅広い年代層の方々が、文化、教養、地域課題等を学び、生きがいや健康づくり、仲間づくりなどを行えるよう、公民館で各種教室を開催してまいります。今年度は、「親子料理教室」と「木工教室」を新たに開催します。
・ 20歳の誕生日を迎える方を対象に、住民の皆さまや関わりの深い方々で祝う「二十歳の集い」を令和7年1月3日に開催します。
・ 子どもや子育て世帯、若者などの生活環境や子育てサービスの利用状況、  少子高齢化・社会経済情勢の変化で生じた課題などを把握するためのアンケート調査を行いますので、ご協力をお願いします。
 教育部会からの説明は以上です。

総務課長の藤澤正司です。
 総務課・総務部会について説明します。いくさか村づくり計画ダイジェスト版の3、4ページになります。
 総務部会では今年度、2点について新たに取り組みます。
 1点目は、防災士の資格取得に要する費用の助成を行います。数年前に元気づくり支援金を活用して同様の助成を行いましたが、今回は村の単独事業として行い、一人でも多くの方に災害に対する意識や知識を高めていただき、災害に強い村づくりを進めるものです。助成額は4万円を上限とし、講習会等の情報提供も行ないますので、自らの命は自らが守れるよう、一人でも多くの方に資格取得をしていただきたいと思います。

 2点目は、自転車用ヘルメットの購入費用の助成です。助成額は、購入費用の3分の2以内、上限3千円です。自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されており、自転車事故で死亡した人の6割以上が頭部に致命傷を負っていることから、ヘルメットを着用し、頭部を守ることがとても重要です。自転車事故による被害を軽減するため、ヘルメットの着用をお願いします。
 次に、村からのお知らせや緊急放送をしている、防災行政無線のデジタル化を進めます。今年度から2年をかけ、役場の基地局、村内の屋外子局、各ご家庭にある個別受信機を更新します。今年度は、役場の基地局と屋外子局を中心に整備を進めます。
 次に、消防団では火災発生時の初動体制の充実を目的に、昨年度から機能別団員制度を導入しました。今後も引き続き、組織の体制強化や関係機関との連携により、有事における初動体制の強化を図っていきます。
 一方、消防団員の減少と高齢化が進んでおり、災害発生時の対応が危惧されるため、新入団員の確保が喫緊の課題です。団員の確保に向け、消防団入団に対する村民皆様のご理解とご協力をお願いします。

 この他、感震ブレーカーの設置費用の助成を、引き続き行います。能登半島地震での火災は、屋内での電気配線に起因した可能性が指摘されています。地震など災害発生時における、電気による事故を防ぎ、安全で安心な生活のためご活用ください。
 最後に村の財政状況ですが、脱炭素事業の実施も加味した上での今年度から令和10年度までの財政シミュレーションでは、安定した運営ができる見通しですが、地方交付税への依存度が高い本村では、国の財政や経済状況を注視していく必要があります。
 今後5年間においては、基金からの繰り入れも考えられますが、村の財政負担を少なくする補助金・有利な起債等を活用することで、引き続き財政の健全化に努めていきます。
 総務部会関係は以上です。よろしくお願いします。

 村づくり推進室長の藤沢友宏と申します。
 はじめに、この計画におきましては、「村づくり計画ダイジェスト版」の2ページの記載のとおり、村づくりのための基本構想として、「第6次総合計画」による村の目指すべき将来像を示すもので、第2期総合戦略と一体的に本計画を策定しております。
 続いて、令和6年度村づくり計画の変更点及びお知らせ事項について、説明いたします。
 「協働による村づくりの推進」では、令和6年度より新たにいくさか大好き隊員が2名加わり、地域おこし協力隊14名、集落支援員7名の21名となりました。各業務におきまして、地域の様々な課題解決に向けた支援を引き続き、進めてまいります。

 次に、村づくり推進室の事業について、ダイジェスト版5ページ、6ページの内容に沿って、ご説明いたします。
 村では、2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指して、その道筋を示した「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定しております。
 村では脱炭素の実現と地域課題の解決に向けた取り組みを推進していきます。令和6年度の事業については、後段の各部会の連携事業の中で、ご説明いたします。
 村づくり推進室で、引き続き取り組む事業としましては、地域の人材育成として、今年度も「いくさか未来スクール」を企画します。
また、雲根地区で進めています「いくさか創造の森プロジェクト」につきましては、本年度も県の地域発 元気づくり支援金を活用して、イベント事業を計画していきます。
 本年度の内容や開催日等の詳細に関しては、今後、チラシ等により、ご案内いたします。
 移住・定住対策につきましても、生坂村UIJターン就業・創業移住支援事業を引き続き、実施していきます。支援金に関する内容に関しては、村づくり推進室までお問合せください。
 また、村では、空き家対策を引き続き、進めてまいります。空き家の貸主が借主を選べるラインを活用したサービス「さかさま不動産」を新たに開始し、推進を図っていきます。村内の空き家でお困りごと等ございましたら、村づくり推進室まで、ご連絡ください。
 令和6年度は、人口減少対策や持続可能な村づくりのための取り組み計画である「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」について、見直しを行います。計画の見直しに必要なアンケートをお願いしていく予定としておりますので、ご協力をお願いします。

 ダイジェスト版15ページからの各部会の連携事業について、ご説明いたします。
 はじめに、役場窓口の各種手続きや届出につきましては、役場の窓口に新たに設置したタブレット型のパソコンを用いて、マイナンバーカード等の身分証明書により、申請書を書かずに手続きが出来るようになりました。手続きが可能な書類や届出などは、15ページの内容をご覧ください。
続いて、脱炭素社会に向けた、令和6年度に実施する事業では、
株式会社いくさかてらすでは、民家・民間事業所・公共施設への太陽光発電設備、蓄電池等の設置を進めていきます。
 村民の皆さまへは、省エネ機器の導入補助、木質バイオマスストーブの導入補助を開始しております。導入に関する内容は、ダイジェスト版16ページにお示ししてあるとおりです。手続きやご要望は、4月に全戸配布しました「いくさか便り龍と子」に取り扱う村内事業者の一覧にお示しておりますので、ご相談ください。

 17ページではその他の各種事業について記載しております。公共施設における木質バイオマスボイラー・ストーブの導入では、やまなみ荘にチップボイラーを設置していきます。役場等の公共施設にはペレットストーブの導入を進めていきます。
 古民家脱炭素リノベーションでは断熱、省エネ事業を進めていくため、現在、候補物件の募集を行っています。詳細については、5月に全戸配布しました「いくさか便り龍と子」をご確認いただき、お問い合わせは、村づくり推進室までお問合せください。
 役場の公用車や村営バスをEVに更新するとともに役場や公民館には、EV充電器等を設置していきます。
 また、村民の皆さまが利用できるカーシェアリングも計画していきます。
上生坂区、草尾区では自営線マイクログリッドを構築して、太陽光や小水力発電による再エネ電力で補い合うことにより、平常時や非常時でも安定した電力が確保できるよう計画していきます。
 公共施設電力の受給管理システムでは、電力の逼迫時の電力調達コスト対策や電力余剰時の余剰電力の有効利用を図るためのシステム設計を計画していきます。

 今回の村政懇談会では、令和6年度の脱炭素に関する村民説明会を併せて行う2部構成として企画しております。
 この脱炭素に関する村民説明会では、これまで6月でお示することとしていた内容を中心に、ご説明する予定としております。
 脱炭素に関する説明会の資料は、6月25日に全戸配布いたします。説明会の資料は当日、ご持参の上、ご参加ください。なお、配布日までに開催が予定される小立野区、下生野区に関しては、資料を当日、会場でお配りする予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。
 以上で、各部会の連携事業の説明は以上です。

 住民課の中山です。住民部会についてご説明いたします。資料7ページです。
 住民課関係では、引き続き行う事業として、後期高齢者医療制度での人間ドック助成や犬や飼い猫等の避妊去勢手術費の一部助成、生ごみ処理機購入経費への補助を行っています。
 子育て支援では、18歳以下のお子さんのいる世帯を対象に水道超過料金の助成や、2歳未満の乳幼児の保護者の方に紙おむつへの燃えるごみ専用袋の交付を行っています。婚活及び結婚の支援としては、スマホやパソコンでお相手が検索できる「ながの結婚マッチングシステム」登録料の全額補助や、婚姻日の年齢が39歳以下で一定の要件を満たすご夫婦を対象に住宅購入や引越し費用などの一部補助を実施しています。
 つづいて、歯科診療所では、マイナンバーカードが保険証として利用できるようになりました。
 なお、今年12月から保険証のマイナンバーカードへの移行が始まります。マイナンバーカードを保険証として利用するには、事前に登録が必要なため、ご自身で登録していただくか、役場窓口までお問い合わせください。
マイナンバーカードは、身分証明のほか、各種電子申請や住民票・印鑑登録証明などコンビニなどで取得できますので、ぜひご活用ください。
8ページをご覧ください。

 今年度から変わる事業についてご説明します。社会就労センターの運営が指定管理者制度により村から社会福祉協議会になりました。今後、連携しながら就労の場を広め、より利用しやすい施設運営を進めていきます。
 次に、後期高齢者医療制度では、今年度は2年に一度の保険料改定の年になります。保険料が引き上げとなりますので、ご承知おきください。
つづいて、お知らせとお願いです。
 最近、燃えるごみの量が増えてきています。自然環境の保全とごみの発生を抑え、リサイクルへのご協力をお願いします。
 次に、やまなみ荘では、季節ごとに色々な宿泊や宴会プラン等をご用意しています。また、仕出しやテイクアウトの注文を承っておりますので、ぜひご利用をください。
 なお、今年度から道の駅いくさかの郷駅長がやまなみ荘の副所長を兼任することとなりましたのでお知らせいたします。
 以上、住民部会の説明といたします。よろしくお願いいたします。

 健康福祉課の松沢と申します。健康福祉部会について説明します。9ページをお願いします。
 今年度から新たに取り組む事業では、ワクチン接種の助成として、帯状疱疹ワクチン接種とおたふくかぜワクチン接種の助成を始めます。帯状疱疹ワクチン接種は、50歳以上の方が対象で、費用の半額を助成します。ワクチンの種類により助成金の上限額が違います。
おたふくかぜワクチン接種は1歳から2歳の方が対象で、一人3千円を助成します。
また、骨髄バンクドナーと、ドナーが勤務する事業所に対する助成を行います。ドナーには、入院・通院・面談をした場合1日あたり2万円。事業所には1日あたり1万円を助成します。
 
 引き続き取り組む事業では、昨年度対象者と対象となる介護用品を拡充した家族介護用品支給事業を、今年度も継続します。
要介護1と2で、村民税非課税世帯の方は、月額3千円、課税世帯の方は、千円、要介護3以上で非課税世帯の方は、月額5千円、課税世帯の方は、2千円を助成します。
 今年度、安曇野市と池田町で助成券の取扱店が増えました。
 今年度から拡充する事業ですが、有償運送サービスに登録している方が、土日祝日にタクシーを利用した場合に料金の半額を助成します。1回の利用料金が2千円以上で、生坂村から出発または、生坂村に到着する利用に限ります。
介護保険料は、制度の見直しにより課税段階が13段階に変更となり、今年度から令和8年度までの保険料は、基準額の月額で400円引き下げとなりました。また、国民健康保険は出産育児一時金と葬祭費の支払額が拡大し、国民健康保険税では、未就学児にかかる保険税均等割りや、出産される方の保険税所得割・均等割りが減税となります。

 最後におしらせですが、今年度から新型コロナウイルスワクチン接種は定期接種に移行し、希望者が病院等で接種するようになります。65歳以上の方には、個人負担の一部を公費で負担し、インフルエンザと同様に千円で接種できるようにします。
また、75歳以上の高齢者のみの世帯を対象に行っている大好き隊による見守り業務は対象を拡大し、日中高齢者のみとなる世帯も訪問を始めました。
以上健康福祉課からの説明とさせて頂きます。ありがとうございました。

振興課の眞島です。  振興部会について、ご説明いたします。
 11ページをお願いいたします。
 初めに、今年度から新たに始まる事業としまして
 子育て世帯向けに若者定住促進住宅の建設に向けて、今年度住宅用地を取得します。来年度以降、若者定住促進住宅を建設し、人口維持につながるよう進めます。

 次に、ここが変わりますとして
 1つ目に、村営住宅を対象に、ゼロエネルギー住宅への実現化を図るよう整備を行っていきます。
2つ目に、今年度から地方公営企業法に適用した簡易水道事業会計及び下水道事業会計に移行し、経営状況の的確な把握により将来にわたって持続可能な経営基盤の強化を進めていきます。
 次にお知らせです
 昨年度、4年ぶりに盛大に開催しました赤とんぼフェスティバルを、今年度は10月19日土曜日に開催を計画しています。
つづきまして、12ページをご覧ください。

 引続き取り組みますとして
 まず1つ目は、5周年を迎えましたいくさかの郷では、安心安全な農産物の販売、地元産の食材を使った料理の提供や、毎月開催していますいくさかの郷特産市など、多くの方にご利用いただけるよう努めるとともに、村の活性化に結び付けてまいります。
 2つ目は、これまでに交流人口の増加や観光客の誘致を図り、村内の各団体の協力を得ながら、農業体験や地域農産物の魅力発信等を行ってきました。引き続き、やまなみ荘・いくさかの郷が軸となって、過疎化・高齢化に悩む当村の問題解決を図っていきます。
3つ目、高津屋森林公園について、オートキャンプサイト等を整備し、利用客も増加しており、引続きニーズに沿った居心地の良い環境整備を目指します。
 4つ目は、県営中山間総合整備事業について、今年度日岐工区の農道及び農業用用排水路の整備を行う予定です。

 5つ目は、各地区の農地を含め地域農業をどのように守っていくか、地域ぐるみで話し合いを行いながら検討していきます。
 6つ目は、有害鳥獣による被害が拡大しているため、団地を囲む侵入防止柵による獣害防止対策を、地区の要望により補助事業を申請し推進します。
 最後7つ目ですが、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅を対象に、無料で耐震診断を受けることができます。また、診断結果により耐震改修が必要な住宅へは、改修補助など住環境の整備に支援します。
以上、振興部会の説明とします。よろしくお願いいたします。

・・・・最後のあいさつ・・・・

 令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版についての説明は以上です。
 説明した内容への質問や意見、また行政についての意見は生坂村役場各部署へお問合せくださるか、令和6年度村政懇談会を6月24日、月曜日から7月29日、月曜日にかけて、各区の会場及び8月3日土曜日は子育て世帯の方、オンライン参加希望の方を対象に行いないますので、大勢の方にご参加いただき、ご意見を頂きたいのでお願いします。
 なお、村政懇談会終了後に脱炭素事業に関する村民説明会を行いますので併せてご出席をお願いします。
 詳しい内容については、5月の全戸配布でお配りしています、令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版をご覧ください。また、村政懇談会にご出席いただく際は、この令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版をお持ちください。宜しくお願いします。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川対岸のパラグライダー初級コースから、朝日が差しだした上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で身体測定(未満児)・ソーシャルスキルトレーニング、小学校で運動器検診(5年)、中学校で運動器検診(2年)・プール授業開始、一般質問打合せ会議、食改地域食材活用講習会、健康応援隊in小立野、3班の皆さんの元気塾などが行われました。

やまなみ荘のテイクアウト昼食&日岐周辺からの風景

2024年06月10日 | 生坂村の報告
 6月10日(月)は雲が広がっても日差しが届いて、昼間は少しジメジメと感じました。


△▽ 6月用のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 お昼には金曜日から月曜日に移行しての職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。


 今回もカツ丼、鶏から丼、中華丼、焼肉丼、鳥から丼、おからハンバーグ丼、チャーハン、野菜サラダに、今月のハチクフェアのチャーハン、冷やし中華などのメニューをたくさん注文してもらいました。


 私は、お味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、ハチク入りチャーハンとサラダを注文して食べました。ハチクが程良く入っていて食感と味が良く美味しくお腹いっぱいになりました。


 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウト、宴会、食堂、灰焼きおやきなどをご利用いただきますようお願いいたします。


 私は朝礼後、教育委員会の子ども計画策定業務の開札をした後、12日(水)開会の6月定例議会の冒頭挨拶と一般質問の答弁書の対応、11日(火)に ICNで収録する村政懇談会の資料説明についての挨拶などの執筆に追われました。

日岐周辺からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸に行き、生坂ダム湖と青空が少し見えてきた上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園で山雅サッカー教室、小学校で縦割り清掃(13日迄)、教育委員会関係開札、乳がん検診(超音波)、やまなみ荘で村内無料入浴デーなどが行われました。



信濃十名勝「山清路」の風景と泉小太郎伝説

2024年06月09日 | 生坂村の風景
 6月9日(日)は雲が優勢の空で、朝晩は少しヒンヤリしても、昼間は過ごしやすい体感になりました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行き、清き流れの犀川や大きな奇岩の渓谷美の風景を撮影しました。
信濃十名勝「山清路」の風景
 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまった。

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができた。
 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」といった。

 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里とした。
 この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられている。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所である。そのおかげで生坂の地も人里と なった。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていた。

 「犀龍と泉小太郎」の物語にはいくつかの教訓が含まれています。以下に4つのポイントが示されていました。

  1. 親子の絆と協力:泉小太郎と犀龍は、親子の絆を大切にし、共同で目的を達成しました。この物語は、家族や仲間との協力が重要であることを示しています。

  1. 自然との調和:泉小太郎は湖の水を日本海へ流すことで、地域の自然と調和を図りました。私たちは自然と調和し、環境を大切にすることが大切です。

  1. 困難を乗り越える勇気:泉小太郎は山清路の岩盤を打ち破り、湖の水を流すために困難に立ち向かいました。この物語は、困難を乗り越える勇気と決断力を称賛しています。

  1. 地域の発展と貢献:泉小太郎の行動は地域社会に大きな影響を与え、松本平を肥沃な土地に変えました。個々の行動が地域社会の発展に寄与することを示しています。
これらの教訓は、私たちが日常生活で大切にすべき価値観を示しているとのことです。

 今年の辰年は龍の年に当たり、犀龍小太郎伝説のある生坂村ゆかりの年であり、龍は強さ、勇気、創造性、革新性を象徴するシンボルとのことで、潜在的な可能性のチャンスに満ちた年といわれ、生坂村の一世一代の大事業が本格的に動き出す年でもあります。

 私は、毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を済ませ、6月定例会の一般質問の対応をしながら、息抜きに孫を連れて公民館の掃除の様子を見に行きました。

 掃除はほぼ終わっていて、私の代わりに息子が掃除をしていて、孫を連れて一緒に帰ってきたので、やっと議会対応の諸々の執筆ができました。

 本日生坂村では、B&Gプール開き、農地に関する話し合いなどが行われました。

松本圏域障がい者スポーツ大会&スカイスポーツ公園上空からの風景

2024年06月08日 | 私の日々の活動
 6月8日(土)は日差しが届いても段々と薄雲が広がりましたが、昼間は気温が上がり、季節先取りの暑さになりました。

 午前9時30分から、信州スカイパークのやまびこドームにおいて、松本圏域障がい者スポーツ大会が開催され、長野県松本保健福祉事務所の長瀬有紀所長の開会あいさつで始まりました。

 松本圏域在住の障がい者がスポーツに親しみ、スポーツを通じて親睦と交流を図る中で体力の維持・増進を図り、社会活動への参加を促進するとともに、地域住民の障がい者に対する理解と認識を深めることを目的として行われました。

 今年度は塩尻市が当番で、松本圏域の障がい者や家族の皆さん、スポーツ大会実行委員、中信地区障がい者スポーツ指導員、手話通訳、松本大学・松本短期大学・松本看護大学の学生の皆さんのスタッフなど、多くの皆さんが集い盛大に開催されました。

 開会式は、あいさつ、来賓紹介、参加者代表の選手宣誓、準備体操はみんなでラジオ体操第一を行いました。


 生坂村からは10名ほどが参加され、色々なニュースポーツやレクレーションで楽しんでいただきました。
 また、民生委員の皆さん、社会福祉協議会、健康福祉課の職員の皆さんが付き添いをしていただきました。

 ポケネット・スカットボール・ディスクゴルフ・アキュラシー・ストラックアウト・アトラックゲーム・どこでもボウリングのニュースポーツがありました。





 生坂村の参加者達は、皆で一緒にゲームを楽しみ、上手に輪を通したり、的を落としたりした時は一緒に喜んだりして盛り上がっていました。


 また、上手くいかなかった時は一緒に残念がったり、いつも声援を贈ったりして、皆で楽しんでいました。



 レクリエーションのラッキーロープでは、安曇野市と麻績村と生坂村で1チームを作り、生坂村は2名ずつ2回行いました。


 運良く長いヒモを引いた方はガッツポーズをして喜んで、チームの仲間からも拍手が起こり嬉しそうでした。1回目は残念ながら3位という結果でした。

 2回目は、出足が悪かったのですが、徐々に長いヒモを引く方が多く、生坂村の2人も順調に長めのヒモを引きリードを広げ、見事優勝して皆で拍手をして喜びました。



 最後は、殆どの皆さんが参加され、今回もパン食い競争ではなく、感染防止のため「パン取りゲーム」として行われました。


 北海道産あずきのこしあんや粒あんのあんパン、カスタードのパンなどたくさんあり、品定めをしている方もいましたが、皆さん楽しんでいました。

 今回も午前中で終了しましたので、私は来賓としては唯一人残って、ずっと声援を贈ったり、写真撮影したりしていました。

 帰りには、皆さんと一緒に芝生の上やベンチでお弁当を食べてから帰ってきました。

 参加された皆さんと付き添いをされた皆さん、お疲れ様でした。私も多くの方とお話ができ、皆さんと触れ合いながら楽しい一時を過ごさせていただきました。

スカイスポーツ公園上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、スカイスポーツ公園に上がり、朝日が差してきた上空からの少し薄暗い風景を撮影しました。


 その他生坂村では、地域未来塾、農地に関する話し合いなどが行われました。