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知恵遅れと認知の歪み(必須の人生勉強不足 勘違い)は全く違う。同様に対人緊張症や神経症、鬱病は気違い、狂人とは全く違う

2016年10月06日 | 対人緊張症、神経症、うつ病を治す
知恵遅れと認知の歪み(必須の人生勉強不足 勘違い)は全く違う。同様に対人緊張症や神経症、鬱病は気違い、狂人とは全く違う


昨日のブログ同様、この内容も少し前に似たものを書きましたが、はっきりさせなければならない内容ですので再度書いています。


対人緊張症(医師は社交不安障害などと言う)、神経症(パニック障害、不安症、過敏性腸症候群など)、鬱病(外因性鬱病は一応除く)は以前から書いている通り、病気ではなく、ほとんどの人が出来る『足し算引き算』のような能力を身に付けていない為に起こっている勘違いの現象です。

しかし、足し算引き算が出来ない人が居るという発想が頭の中に全くなかったら、

足し算引き算が出来ない人を見たら『知恵遅れ』や『気違い』『狂人』と思えそうにありませんか?


対人緊張症や神経症、鬱病の人たちは、多くの皆さんが出来ている『不安の処理』や『多方面からの客観視』が全くと言って良いほど出来ていないのです。

そして、『不安の処理』や『多方面からの客観視』が全く出来ない人が存在しているという事自体が頭の中に全くなかったら、『知恵遅れ』や『気違い』『狂人』と思えそうにありませんか?


でも、違います。

足し算引き算が出来ない人は『知恵遅れ』や『気違い』『狂人』ではありません。

その証拠に足し算引き算が人並みに出来るようになれば困らなくなります(多くの人たちと同じになります)。


ちなみに、精神科医や心療内科医と名乗っていても医師は体の専門家です。

ですから、まさか足し算引き算が出来ないような人が居るとは想像もしていないから、対人緊張症や神経症、鬱病は病気だ、という結論になっているのではないかと思います。

医師は、対人緊張症や神経症、鬱病の人たちは、まさか足し算引き算が出来ないのと同じような状態とは頭の片隅にもありませんから病気だろう、病気なのだから症状を薬で押さえてあげれば自己治癒力で治るだろう考えているのではないかと思います。


しかし、残念ながら、薬で足し算引き算が出来ない苦しい、辛いという事を抑えても足し算引き算が出来ない人は一生辛いままで楽にはなれません。

何故ならば、病気ではないからです。

足し算引き算が人並みに出来るようになる事が唯一の本当に楽になる方法です。

対人緊張症や神経症、鬱病も足し算引き算が出来ないのと同じで、生きる為に必須の人生勉強、『不安の処理』や『多方面からの客観視』が全くできていないという事が原因ですから、本当に楽になる唯一の方法は人並みに必須の人生勉強ができるようになる事だけです。


対人緊張症や神経症、鬱病の人たちは知恵遅れでも気違いでも狂人でもありません。

ほとんどの人たちが出来る事ができないという人たちです。


心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋



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