最近の仕事は少し忙し過ぎと、暑さのせいか流石バテ気味、
最近仕事でららぽーと豊洲ボート係留所付近、海岸線の夜景は綺麗である。
久しぶりのブログアップしてみました。
前から聴きたかったヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー(Wilhelm Richard Wagner )を聴く。
今日は8月13日後2日で終戦記念日、今や隣国では紛争手前の攻防が盛んに行われている。
我が国は被爆国として世界に貢献するすべは無いんだろうか?何かあるはずである。
筆者の好きな小説家、今は亡きこの方、五味氏はオーディオ巡礼の文中でこう語る、
『オーディオに血道をあげて三十年余、今にしてようやくそれが私にはわかって来た。
そして、しょせん、きわめつくせるものでないなら、せめて入手できる範囲内での部品で、
そのコンポーネントで、好きな、また偉大な作曲家たちのすぐれた作品を一つでも多く鑑賞することだと、今はおもっている。
何故なら音の魅力は無辺際だが、それ以上にかぎりなく尽くせぬ魅力と美と思索力と、
叡知と、宗教的崇厳感を蔵しているのは音楽そのものだから。
大編成のオーケストラのエネルギーを再現できぬのなら、しょせんは五十歩百歩である。
わが家の客間で交響曲が鳴ってくれるなら充分ではないか。
何百万円ものデカい装置をそれは左程必要としないことを、むしろ知るべきである。それこそが英知である。
ひどい歪があるのでは、音楽そのものが歪むのだから論外だが、
名の通ったメーカーの製品なら、一応、いまでは鑑賞をさまたげるものではない。』
実に共感する言葉です、筆者はすでに五味氏が天珠を全うした年より歳だけは上回ったが
未だ聴きたい曲、知らない曲が数多くあります。
でもスピーカーだけは英国製が良い、全体的にはヨーロッパトーンは好きですが
昔ドイツのスピーカーを聴いた時、流石ドイツだと感じたスピーカーに好感を憶えたが
最近はELAC(エラック)と言うドイツの老舗にて販売している物には興味があります。
一部リボンツイーターで鳴らしているようで、是非試聴してみたいものです。
昔、音に拘りTEAC7400の2トラ38でFMの生放送のワグナーのバイロイト音楽祭を録音しようと、
10号スコッチテープを揃え挑戦したことがあるが、生テープだけでも良い価格である。
Happy Birthday dear ! この一年があなたにとって 素敵な最高の年でありますように ・・・
筆者はSONY製品との相性が悪いのか、その時はTDKの10号テープを10本揃えた記憶がある。
本番は38センチ録音だはなく、テープが不足して最終的には19センチにて録音した。
又テープの交換する時間に途中で録音出来なくデッキが2台欲しくなった思い出の時代でした。
毎年バイロイト音楽祭が楽しみでしたが、数年後には自分の好きなところの抜粋に留めた。
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナーWilhelm Richard Wagner
やはり『ヴァルキューレ』(Die Walküre)
ワーグナーの代表作である舞台祝祭劇『ニーベルンリング』の指輪四部作の2作目に当たる。
『ヴァルキューレ』の物語や人物設定は主として『エッダ』や
『ニーベルンゲンの歌』などの北欧神話やドイツ英雄伝説に依っているが、
ドラマの手法や展開的には、ギリシャの秘話の影響が色濃く見られる。
第1幕においてジークムントとジークリンデが互いに兄妹であることを知る場面は、
ギリシア悲劇に見られるアナグノーリシス(Anagnorisis、認知または再認)の手法である。
第3幕で登場するブリュンヒルデを除く8人のヴァルキューレたちは、
ギリシア悲劇のコロスの役割を与えられている。
また、幕切れでブリュンヒルデがヴォータンによって眠りにつく場面は、
直接的にはグリム童話のモチーフと重なる。
しかし皆さんご承知の曲は
もっとも危険な曲はワーグナーの『ワルキューレの騎行』
地獄の黙示録アメリが軍登場シーン、はたまた、ナチスヒトラーが兵隊を前線に送り出した曲としても有名、
現在,ドライブ中に聞く音楽で、もっとも危険な曲は、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』である、
という調査結果が、イギリスのRACファウンデーションによって発表された。
同調査によると、1分間あたり60ビートを超えるハイテンポの楽曲を、
90デシベル以上のボリュームで聞くと、ドライバーの危険回避の動作は約20%遅れるという。
こうした音楽を聴いていると心臓の動悸が早くなり、血圧があがるためだという。
この曲を聴けば高揚し、興奮し、危険ゾーンに・・・実に恐ろしい音楽です。
やはりワグナーはフルトヴェングラー指揮が一番だと思う
ワーグナー「ワルキューレの騎行」フルトヴェングラー指揮(1954)
この様な音楽を聴くと非常に体力が必要です。
筆者も体調の優れない時、疲れた時は余り聴かないようにしている、
しかし聴いてみますと、現在使用のTANNOY IIILZ in Cabinetから流れるのは
確かにリヒャルト・ワーグナーの世界が広がります。
確かに重低音が?もう少しスケール感が?不足ですが其処にはワーグナーが聴こえる・・
やはり ワーグナー「ワルキューレ」を聴くには筆者のスピーカーでは役不足なのかも知れません。
では比較的新しいピアニストとしても有名なダニエル・バレンボイム指揮(Daniel Barenboim, )
の演奏は迫力臨場感も良く筆者も好きな演奏です。
ワーグナーが着想から26年を要して完成した大作《ニーベルングの指環》は、序夜と三夜からなり、
中世の伝説や古代北欧神話を題材に、ワーグナーの世界観が織り込まれています。
この4部作の中で最も叙情的で人気も高い作品がこの第一夜《ワルキューレ》です。
《指環》の上演のために創設され、1876年にその初演を行ったのを起源とするバイロイト音楽祭で
1980年代後半から90年代にかけて重要な働きをした指揮者ダニエル・バレンボイムとダイナミックで官能的、
そして華麗な演出を展開する天才演出家ハリー・クプファーによる1992年の傑作を収録しています。
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[キャスト]
ジークムント:パウル・エルミング
フンディング:マティアス・ヘレ
ヴォータン:ジョン・トムリンソン
ジークリンデ:ナディーヌ・セクンデ
ブリュンヒルデ:アン・エヴァンス
シュヴェールトライテ:片桐仁美
[スタッフ]
台本:リヒャルト・ワーグナー
演出:ハリー・クプファー
ビデオ監督:ホラント・H・ホールフェルト
芸術監督:ヴォルフガング・ワーグナー
収録:1992年6月、7月ドイツバイロイト祝祭劇場に於けるライヴ
**♪ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 / ダニエル・バレンボイム指揮パリ管弦楽団 1981年
そして3部作、舞台祝杯劇『ニーベルングの指環』は序夜『ラインの黄金』、第1日『ワルキューレ』、
第2日『ジークフリート』、第3日『神々の黄昏(たそがれ)』から成立している。
本作品は、並外れたスケールと領域の作品である。指揮者のペース配分にも依存するが、
全体の演奏時間は約15時間ほどであり、4夜に渡って演奏される。
最も短い『ラインの黄金』でも約2時間半ほどで、
最も長い『神々の黄昏』では最長4時間半(休憩を除く)ほど続く。
さらに、第1・第2ヴァイオリン各16、ヴィオラ、チェロ各12など、
108名による大管弦楽団の編成によって演奏される。
演奏者も指揮者も多い中でより良い指揮者による、演奏を楽しみたいと思います。
ワーグナーが長く夢見てきたバイロイト祝祭劇場での『指環』が華々しく上演された。
が、自身が演出したこの初演にはワーグナーはひどく失望して、
再度の上演を強く望んだが、おもに多額の負債のため、生前には果しえなかった。
最近思うはこのワグナーの音楽こそは
システムにはDECCAの針を使い、大型のTANNOYで聴きたいものです。
庭には今年2回目のホテイアオイの花が咲いています。
壮大で華麗なWilhelm Richard Wagnerの音楽に、ブラボー!