帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

タイ特派員3

2006-05-21 16:22:06 | 海外特派員

バンコクの繁華街に東京の親分が店を開くので、お手伝いに行ってきた。
こんな書き方するとなんだかフーゾクかクスリ屋さん作りに行ったみたいに聞こえますが、なんのことはない、ただのタイ式マッサージ店です。
あわただしくお仕事をこなしていったので、特に報告するネタも無いんだけど、スタッフの面接をしている時にみた、若いタイの人たちの眼光の鋭さにはしびれたね。
日本の若者に、いまどきこんな肉食系の動物みたいなギラギラした眼をしてる奴、はたしているのかな。

「いまどきの若者」なんて、おじさんくさくってやーね。っていわれるかもしれないけど、俺も先月とうとう41歳、りっぱなおじさんだからして。
気持ちは21歳のままだけど、死んだら41歳。とほほ。

いやそんなことよりさ、俺なんかが彼らの年代、20才位の頃はまだハマショーがいたんだよな。
浜田省吾が。
彼が「マネーーー!!」とがなってくれていたおかげで、遊び仲間の目に、ようしいつかは俺も・・と密かな野望の青い光がみえたもんだ。
バブルの波に乗れなかった同胞だって「いや、俺、プーだからさ・・」と自我にまだ含羞があったし、でもチャンスさえつかめれば白いベンツやドンペリ(ププ)の生活ができるって儚くも陳腐な夢を見たもんだよ。

それが今は、あれだ。
「ニート」だ。
名前がかっこよすぎるぞ。ただのプーだろうが。

やつらがひょうひょうとしているだけならまだしも、テレビなんかみてると、我々大人側が雇用機会や制度や行政の問題にしたくってたまらないような風潮だ。
どうもよくわからないよ。
ニート対策費ってあれだろ、おじさんたちの血と汗の結晶、「税金」から賄われんだろ。
「そんなにお金って大事なんすかね」なんてことをゆー(働く意欲をなくした)やつらにカネ使うなよ。
そもそも勤労の義務、忘れてないか。えーっと憲法二十何条だっけ、俺も忘れちゃったけどとにかく存在が違憲な奴らに血税使うな、と言いたいんだよ。(同様なケースに自○隊がありますが、これは全然違う)

一説には、いつまでも親元にいて働かなくても食える環境がひきこもりなんぞを増やしているっていうぞ。

そりゃニートの親の世代はまだいいけどさ、俺らが老いたころには若いもんが働いていないと困るんであって。
働く必要性を見出せない奴らに、「ほれほれ、がんばってよ、お金あげるから仕事してよ」っていう税金の使い方がわからないんであって。

ほっといてもいいけど、このままだと将来俺らが困ることになるから税金使ってでも、ってことになるのか。
だとすると、根は深いな。

この10年間ずいぶんたくさんのスタッフ面接をこなしてきたが、彼我のギラツキの差を考えるとウーン、日本も豊かになってしまったのだなとつくづく感じる。

戦時には自殺者が激減する、というデータもあるから、日本をピリッっとさせるには「おっぱじめる」のがいいのかもな。ふふふ。
と、不穏な空気で今回は〆。

(写真は屋台で購入した靴下。20円也。)

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